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公開番号2025109632
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2024003633
出願日2024-01-12
発明の名称情報処理システム、情報処理装置、プログラム、情報処理方法
出願人株式会社サトー
代理人弁理士法人グローバル・アイピー東京
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250717BHJP(計算;計数)
要約【課題】無線タグを有する印字媒体の無線タグに書き込んだデータに関するログ情報を、当該印字媒体に印字した印字情報と関連付けて管理する、
【解決手段】本発明のある一態様は、無線タグを有する印字媒体を発行するプリンタと、プリンタと通信可能な情報処理装置と、を含む情報処理システムである。情報処理装置は、複数の印字情報の各々を、印字情報を識別する印字識別情報を含む書き込みデータと対応付けて記憶し、印字情報と書き込みデータを含む発行指示をプリンタに送信する。プリンタは、発行指示に基づき、無線タグに書き込みデータを書き込み、印字媒体に印字情報を印字するとともに、書き込み結果と、書き込みデータに含まれる印字識別情報とを含むログ情報を、タグ識別情報に対応付けて生成する。情報処理装置は、複数の印字情報のうち、プリンタから受信したログ情報に含まれる印字識別情報に対応付けられる印字情報を、ログ情報に関連付ける。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
無線タグを有する印字媒体を発行するプリンタと、前記プリンタと通信可能な情報処理装置と、を含む情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
複数の印字情報の各々を、印字情報を識別する印字識別情報を含む書き込みデータと対応付けて記憶する記憶部と、
前記複数の印字情報のいずれかの印字情報と、対応する書き込みデータと、を含む発行指示を、前記プリンタに送信する発行指示部と、を備え、
前記プリンタは、
前記発行指示に基づき、前記無線タグに書き込みデータを書き込むための通信を行う第1通信部と、
前記発行指示に基づき、前記印字媒体に印字情報を印字する印字部と、
前記第1通信部により前記無線タグへの書き込みが成功したか否かを示す書き込み結果と、前記書き込みデータに含まれる印字識別情報とを含むログ情報を、前記無線タグを識別するタグ識別情報に対応付けて生成するプリンタ側制御部と、
前記ログ情報を前記情報処理装置に送信する第2通信部と、を備え、
前記情報処理装置は、
前記複数の印字情報のうち、前記プリンタから受信したログ情報に含まれる印字識別情報に対応付けられる印字情報を、前記ログ情報に関連付ける装置側制御部を更に備える、
情報処理システム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記情報処理装置と通信可能な端末装置をさらに含み、
前記装置側制御部は、前記プリンタから受信したログ情報に含まれる印字識別情報が前記記憶部に記憶されるいずれの書き込みデータに含まれる印字識別情報とも一致しない場合には、前記端末装置にメッセージを通知する、
請求項1に記載された情報処理システム。
【請求項3】
前記記憶部は、前記複数の印字情報の各々を、書き込みデータおよび利用者情報と対応付けて記憶し、
前記装置側制御部は、前記プリンタから受信した前記ログ情報に含まれる印字識別情報が前記記憶部に記憶されるいずれかの書き込みデータに含まれる印字識別情報と一致する場合に、対応する印字情報および利用者情報を前記ログ情報に関連付ける、
請求項1に記載された情報処理システム。
【請求項4】
前記無線タグに書き込んだデータは、複数の項目の情報を含み、
前記装置側制御部は、前記プリンタから受信したログ情報を対象として、前記複数の項目の情報のうち利用者情報に応じた項目の情報を抽出する、
請求項3に記載された情報処理システム。
【請求項5】
前記ログ情報は、前記無線タグへの書き込み時刻の情報、及び、前記プリンタを特定するプリンタ特定情報のうち少なくともいずれかの情報を含む、
請求項1から4のいずれか一項に記載された情報処理システム。
【請求項6】
無線タグを有する印字媒体を発行するプリンタと通信可能な情報処理装置であって、
複数の印字情報の各々を、印字情報を識別する印字識別情報を含む書き込みデータと対応付けて記憶する記憶部と、
前記複数の印字情報のいずれかの印字情報と、対応する書き込みデータと、を含む発行指示を、前記プリンタに送信する発行指示部と、
前記発行指示に応じて前記プリンタから、前記無線タグへの書き込みが成功したか否かを示す書き込み結果と、前記書き込みデータに含まれる印字識別情報とを含むログ情報を、前記無線タグを識別するタグ識別情報に対応付けて取得する取得部と、
前記複数の印字情報のうち、前記プリンタから受信したログ情報に含まれる印字識別情報に対応付けられる印字情報を、前記ログ情報に関連付ける制御部と、
を備えた、情報処理装置。
【請求項7】
無線タグを有する印字媒体を発行するプリンタと通信可能であって、複数の書き込みデータの各々を印字情報と対応付けて記憶する記憶部を備えた情報処理装置にインストールされた場合に、
前記複数の印字情報のいずれかの印字情報と、対応する書き込みデータと、を含む発行指示を、前記プリンタに送信する手順と、
前記発行指示に応じて前記プリンタから、前記無線タグへの書き込みが成功したか否かを示す書き込み結果と、前記書き込みデータに含まれる印字識別情報とを含むログ情報を、前記無線タグを識別するタグ識別情報に対応付けて取得する手順と、
前記複数の印字情報のうち、前記プリンタから受信したログ情報に含まれる印字識別情報に対応付けられる印字情報を、前記ログ情報に関連付ける手順と、
をコンピュータに実行させるプログラム。
【請求項8】
無線タグを有する印字媒体を発行するプリンタと、前記プリンタと通信可能な情報処理装置と、の間の情報処理方法であって、
前記情報処理装置は、複数の印字情報の各々を、印字情報を識別する印字識別情報を含む書き込みデータと対応付けて記憶しており、
前記情報処理方法は、
前記情報処理装置が、前記複数の印字情報のいずれかの印字情報と、対応する書き込みデータと、を含む発行指示を、前記プリンタに送信し、
前記プリンタが、前記発行指示に基づき、前記無線タグに書き込みデータを書き込むための通信を行い、
前記プリンタが、前記発行指示に基づき、前記印字媒体に印字情報を印字し、
前記プリンタが、前記無線タグへの書き込みが成功したか否かを示す書き込み結果と、前記書き込みデータに含まれる印字識別情報とを含むログ情報を、前記無線タグを識別するタグ識別情報に対応付けて生成し、
前記プリンタが、前記ログ情報を前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置が、前記複数の印字情報のうち、前記プリンタから受信したログ情報に含まれる印字識別情報に対応付けられる印字情報を、前記ログ情報に関連付ける、
情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタに関連する情報処理に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ICチップ及びアンテナを有するRFID(Radio Frequency Identification)インレイ(以下、単に「インレイ」という。)が組み込まれたラベル(RFIDラベル)に印字を行うRFIDプリンタが知られている。RFIDプリンタでは、ラベルに印字を行う際に、ラベルに組み込まれたインレイに対して、プリンタに搭載されたリーダライタ等のRFIDユニットによってインレイにデータの書き込み(エンコード)を行う(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-157521号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、どのインレイに対して、どのようなデータを実際に書き込んだのかというログ情報を、当該インレイが組み込まれたラベルに印字された印字情報と関連付けるようにして、プリンタと通信可能なサーバで一元管理することが求められている。
【0005】
そこで、本発明は、無線タグを有する印字媒体の無線タグに書き込んだデータに関するログ情報を、当該印字媒体に印字した印字情報と関連付けて管理することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様は、無線タグを有する印字媒体を発行するプリンタと、前記プリンタと通信可能な情報処理装置と、を含む情報処理システムである。
前記情報処理装置は、複数の印字情報の各々を、印字情報を識別する印字識別情報を含む書き込みデータと対応付けて記憶する記憶部と、前記複数の印字情報のいずれかの印字情報と、対応する書き込みデータと、を含む発行指示を、前記プリンタに送信する発行指示部と、を備える。
前記プリンタは、前記発行指示に基づき、前記無線タグに書き込みデータを書き込むための通信を行う第1通信部と、前記発行指示に基づき、前記印字媒体に印字情報を印字する印字部と、前記第1通信部により前記無線タグへの書き込みが成功したか否かを示す書き込み結果と、前記書き込みデータに含まれる印字識別情報とを含むログ情報を、前記無線タグを識別するタグ識別情報に対応付けて生成する制御部と、前記ログ情報を前記情報処理装置に送信する第2通信部と、を備える。
前記情報処理装置は、前記複数の印字情報のうち、前記プリンタから受信したログ情報に含まれる印字識別情報に対応付けられる印字情報を、前記ログ情報に関連付ける制御部を更に備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明のある態様によれば、無線タグを有する印字媒体の無線タグに書き込んだデータに関するログ情報を、当該印字媒体に印字した印字情報と関連付けて管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態のプリンタの概略的な構成を示す図である。
一実施形態のラベルログシステムのブロック図である。
発行指示データベースのデータ構成例を示す図である。
一実施形態のプリンタの発行処理を示すフローチャートである。
変更前後のログデータの構成を説明する図である。
一実施形態のラベルログシステムの処理を示すシーケンスチャートである。
ログデータベースのデータ構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に記載する形態は、図面の簡単な説明により説明される図面に限定されるものではない。
【0010】
本発明のある態様の第1の態様は、無線タグを有する印字媒体を発行するプリンタと、前記プリンタと通信可能な情報処理装置と、を含む情報処理システムであって、前記情報処理装置は、複数の印字情報の各々を、印字情報を識別する印字識別情報を含む書き込みデータと対応付けて記憶する記憶部と、前記複数の印字情報のいずれかの印字情報と、対応する書き込みデータと、を含む発行指示を、前記プリンタに送信する発行指示部と、を備え、前記プリンタは、前記発行指示に基づき、前記無線タグに書き込みデータを書き込むための通信を行う第1通信部と、前記発行指示に基づき、前記印字媒体に印字情報を印字する印字部と、前記第1通信部により前記無線タグへの書き込みが成功したか否かを示す書き込み結果と、前記書き込みデータに含まれる印字識別情報とを含むログ情報を、前記無線タグを識別するタグ識別情報に対応付けて生成する制御部と、前記ログ情報を前記情報処理装置に送信する第2通信部と、を備え、前記情報処理装置は、前記複数の印字情報のうち、前記プリンタから受信したログ情報に含まれる印字識別情報に対応付けられる印字情報を、前記ログ情報に関連付ける制御部を更に備える、情報処理システムである。
(【0011】以降は省略されています)

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