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公開番号
2025108802
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002211
出願日
2024-01-11
発明の名称
PMV予約システム及びPMV予約装置
出願人
株式会社 ミックウェア
代理人
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20250716BHJP(計算;計数)
要約
【課題】観光スポット等で利用者が滞在することを考慮しつつ、移動に利用されていないPMVの返却を促進することを可能にする。
【解決手段】PMV予約装置は、通信部と、管理部と、情報生成部とを備える。通信部は、利用者の通信端末の位置情報又は利用者が入力した出発地と、利用者が入力した立寄地及び当該立寄地での滞在時間と、利用者が入力した最終地とを含む予約依頼情報を通信端末から受信すること、及び、予約候補情報を通信端末へ送信することを行う。管理部は、PMVの利用状況を示す利用状況情報と、PMVの貸出及び返却が行われるポートの満空状況を示す満空情報とを管理する。情報生成部は、予約依頼情報と、利用状況情報及び満空情報とに基づいて、予約候補情報を生成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
利用者の通信端末とPMV予約装置とを含むPMV予約システムであって、
前記通信端末は、
位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報又は前記利用者が入力した出発地と、前記利用者が入力した立寄地及び当該立寄地での滞在時間と、前記利用者が入力した最終地とを含む予約依頼情報を生成する情報生成部と、
前記予約依頼情報を前記PMV予約装置へ送信する通信部と、
を備え、
前記PMV予約装置は、
前記予約依頼情報を受信すること及び予約候補情報を前記通信端末へ送信することを行う通信部と、
PMVの利用状況を示す利用状況情報と、前記PMVの貸出及び返却が行われるポートの満空状況を示す満空情報とを管理する管理部と、
前記予約依頼情報と、前記利用状況情報及び前記満空情報とに基づいて、前記予約候補情報を生成する情報生成部と、
を備える、
ことを特徴とするPMV予約システム。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
前記予約依頼情報に含まれる前記立寄地が一つの場合、前記情報生成部は、前記予約依頼情報に含まれる前記位置情報が示す位置又は前記出発地の付近で利用可能なPMVである第1PMV及び当該第1PMVの貸出を行うポートである第1ポートと、前記予約依頼情報に含まれる前記立寄地の付近で前記第1PMVを返却可能なポートである第2ポートと、前記予約依頼情報に含まれる前記滞在時間後に前記立寄地の付近で利用可能なPMVである第2PMV及び当該第2PMVの貸出を行うポートである第3ポートと、前記予約依頼情報に含まれる前記最終地の付近で前記第2PMVを返却可能なポートである第4ポートとを、前記利用状況情報及び前記満空情報から検索し、当該検索結果を含む前記予約候補情報を生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載のPMV予約システム。
【請求項3】
前記PMV予約装置は、
予約情報を決定する決定部、
を更に備え、
前記通信端末の前記通信部は、前記予約候補情報を受信し、
前記予約候補情報に含まれる、前記第1PMV及び前記第1ポート、前記第2ポート、前記第2PMV及び前記第3ポート、及び前記第4ポート、の各々が一つの場合であって、前記通信端末において前記利用者が前記予約候補情報を承認する旨の入力を行った場合、前記通信端末の前記通信部は、前記予約候補情報に対する承認通知を前記PMV予約装置へ送信し、
前記PMV予約装置の前記通信部が前記承認通知を受信した場合、前記決定部は、前記予約候補情報を前記予約情報として決定する、
ことを特徴とする請求項2に記載のPMV予約システム。
【請求項4】
前記PMV予約装置は、
予約情報を決定する決定部、
を更に備え、
前記通信端末の前記通信部は、前記予約候補情報を受信し、
前記予約候補情報に含まれる、前記第1PMV及び前記第1ポート、前記第2ポート、前記第2PMV及び前記第3ポート、及び前記第4ポート、の内の一つ以上が複数の場合であって、前記通信端末において前記利用者が前記予約候補情報に対する選択入力を行った場合、前記通信端末の前記情報生成部は、前記選択入力に応じた利用者選択情報を生成し、前記通信端末の前記通信部は、前記利用者選択情報を前記PMV予約装置へ送信し、
前記PMV予約装置の前記通信部が前記利用者選択情報を受信した場合、前記決定部は、前記予約候補情報と前記利用者選択情報とに基づいて、前記予約情報を決定する、
ことを特徴とする請求項2に記載のPMV予約システム。
【請求項5】
前記予約候補情報に含まれる前記第1PMVが複数の場合、複数の前記第1PMVは、同種又は異種のPMVであり、
前記予約候補情報に含まれる前記第2PMVが複数の場合、複数の前記第2PMVは、同種又は異種のPMVである、
ことを特徴とする請求項4に記載のPMV予約システム。
【請求項6】
前記決定部により前記予約情報が決定された後、当該予約情報に含まれる、前記第1PMV及び前記第1ポート、前記第2ポート、前記第2PMV及び前記第3ポート、及び前記第4ポート、の内の一つ以上に変更が必要になった場合、前記PMV予約装置の前記情報生成部は、前記変更が必要になったものについて再検索を行って当該再検索結果を含む予約変更情報を生成し、前記PMV予約装置の前記通信部は、前記予約変更情報を前記通信端末へ送信する、
ことを特徴とする請求項3乃至5の何れか一項に記載のPMV予約システム。
【請求項7】
前記決定部により前記予約情報が決定された後、他の利用者の返却遅れにより前記利用者への前記第1PMV又は前記第2PMVの貸出が遅れることが想定される場合、前記PMV予約装置の前記通信部は、前記第1PMV又は前記第2PMVの貸出の遅れを許容できるか否かを前記利用者に問い合わせるための問い合わせ通知を前記通信端末へ送信し、
前記通信端末の前記通信部が前記問い合わせ通知を受信し、前記通信端末において前記利用者が前記問い合わせ通知に対する回答入力を行った場合、前記通信端末の前記通信部は、前記回答入力に応じた回答通知を前記PMV予約装置へ送信し、
前記PMV予約装置の前記通信部が前記回答通知を受信し、前記回答通知が前記第1PMV又は前記第2PMVの貸出の遅れを許容できる旨の通知であった場合、前記PMV予約装置は、前記返却遅れにより前記他の利用者に課される延滞金を前記利用者に還元するための処理を行う、
ことを特徴とする請求項3乃至5の何れか一項に記載のPMV予約システム。
【請求項8】
前記ポートは充電装置を備え、
前記ポートに前記PMVが返却された場合、前記PMVが返却された前記ポートの前記充電装置は、返却された前記PMVへの充電を開始する、
ことを特徴とする請求項1に記載のPMV予約システム。
【請求項9】
利用者の通信端末の位置情報又は前記利用者が入力した出発地と、前記利用者が入力した立寄地及び当該立寄地での滞在時間と、前記利用者が入力した最終地とを含む予約依頼情報を前記通信端末から受信すること、及び、予約候補情報を前記通信端末へ送信することを行う通信部と、
PMVの利用状況を示す利用状況情報と、前記PMVの貸出及び返却が行われるポートの満空状況を示す満空情報とを管理する管理部と、
前記予約依頼情報と、前記利用状況情報及び前記満空情報とに基づいて、前記予約候補情報を生成する情報生成部と、
を備えることを特徴とするPMV予約装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、PMV予約システム及びPMV予約装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、一部の都市で電動自転車や電動キックボード等、いわゆるPMVと呼ばれる移動体の利用サービスが始まっている。PMVは、Personal Mobility Vehicleの略称であり、1人~2人程度の少人数の乗車が可能な電動タイプの移動体等のことを指す。
【0003】
特許文献1には、乗り物(電動機付きの自転車等)の利用状況を把握することができる運用支援システムが開示されている。特許文献2には、複数の車両を複数の利用者が共用して利用する車両シェアリングシステムが開示されている。いずれのシステムも、利用者は、利用開始前に、利用する乗り物又は車両の返却先となるポートの予約を必要とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6785021号
特許第4486650号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
PMVのユースケースとして、例えば、利用者は、A駅から観光スポットBまでPMVで移動し、観光スポットBで観光をした後、観光スポットBからC駅までPMVで移動するケースが考えられる。従来のシステムでは、1回の予約でPMVの複数回の利用を予約することに対応していないため、利用者は、A駅から観光スポットBまでのPMVの利用と、観光スポットBからC駅までのPMVの利用の2つの予約を個別に行う必要があった。つまり、立ち寄りたい観光スポットが増えると、その分だけ何度も予約をしなければならない、という煩わしさがあった。
【0006】
このような煩わしさを解消する一つの方法としては、観光スポットBで観光している間はPMVを返却せずに観光スポットB付近の駐車場等に駐車しておき、C駅付近で返却するという方法が考えられる。つまり、PMVをA駅付近で借りてC駅付近で返却するという予約方法である。しかしながら、一般的に、PMV利用サービスの料金形態は時間従量課金方式であるため、観光している間のPMVの駐車時間分も利用者が料金負担することとなり、利用者にとっては過度な料金負担になるという問題があった。
【0007】
また、サービス提供側が想定しているPMVのユースケースは、短距離移動のために短時間利用するケースであり、1人の利用者による長時間利用を許容すると、他の利用者の利用機会を阻害することとなる。つまり、PMVが移動に利用されていないのであれば返却し、他の利用者が利用できる状態にすることが望ましい。
【0008】
一つの側面において、本発明は、観光スポット等で利用者が滞在することを考慮しつつ、移動に利用されていないPMVの返却を促進することを可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の1つの態様のPMV予約システムは、利用者の通信端末とPMV予約装置とを含む。通信端末は、位置情報取得部と、情報生成部と、通信部とを備える。位置情報取得部は、位置情報を取得する。情報生成部は、位置情報又は利用者が入力した出発地と、利用者が入力した立寄地及び当該立寄地での滞在時間と、利用者が入力した最終地とを含む予約依頼情報を生成する。通信部は、予約依頼情報をPMV予約装置へ送信する。PMV予約装置は、通信部と、管理部と、情報生成部とを備える。PMV予約装置の通信部は、予約依頼情報を受信すること及び予約候補情報を通信端末へ送信することを行う。管理部は、PMVの利用状況を示す利用状況情報と、PMVの貸出及び返却が行われるポートの満空状況を示す満空情報とを管理する。PMV予約装置の情報生成部は、予約依頼情報と、利用状況情報及び満空情報とに基づいて、予約候補情報を生成する。
【0010】
本開示の1つの態様のPMV予約装置は、通信部と、管理部と、情報生成部と備える。通信部は、利用者の通信端末の位置情報又は利用者が入力した出発地と、利用者が入力した立寄地及び当該立寄地での滞在時間と、利用者が入力した最終地とを含む予約依頼情報を通信端末から受信すること、及び、予約候補情報を通信端末へ送信することを行う。管理部は、PMVの利用状況を示す利用状況情報と、PMVの貸出及び返却が行われるポートの満空状況を示す満空情報とを管理する。情報生成部は、予約依頼情報と、利用状況情報及び満空情報とに基づいて、予約候補情報を生成する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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