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公開番号2025108155
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2024001875
出願日2024-01-10
発明の名称運転特性判定装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B60W 40/09 20120101AFI20250715BHJP(車両一般)
要約【課題】自らの運転感覚を含む運転特性をドライバが容易に把握可能とする。
【解決手段】ドライバモデル生成部24は、複数のドライバそれぞれについての走行データ及び運転感覚パラメータに基づいて、複数のドライバについての複数のドライバモデル18を生成する。生成されたドライバモデル18は、ドライバの運転感覚を含む運転特性を表すモデルである。分類処理部26は、複数のドライバモデル18を、各ドライバモデル18が表す運転特性に応じて複数のクラスタCLに分類する。クラスタ特定部28は、ドライバモデル生成部24が生成した対象ドライバのドライバモデル18が属するクラスタCLを特定する。通知処理部30は、対象ドライバのドライバモデル18が属するクラスタCLが示す、運転感覚を含む運転特性を対象ドライバに通知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ドライバが車両を運転したときの当該車両の走行データ、及び、当該ドライバの運転感覚を示す運転感覚パラメータに基づいて、当該ドライバの運転感覚を含む運転特性を表すドライバモデルを生成するドライバモデル生成部と、
前記ドライバモデル生成部が生成した、複数のドライバに関する複数の前記ドライバモデルを、前記運転特性に応じて複数のクラスタに分類する分類処理部と、
前記複数のクラスタのうち、前記ドライバモデル生成部が生成した対象ドライバの前記ドライバモデルが属するクラスタを特定するクラスタ特定部と、
前記対象ドライバの前記ドライバモデルが属するクラスタが示す前記運転特性を、前記対象ドライバに通知する通知処理部と、
を備えることを特徴とする運転特性判定装置。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
前記通知処理部は、前記対象ドライバの前記ドライバモデルが属するクラスタが示す前記運転特性に適した運転操作の内容又は車両のセッティングを、前記対象ドライバに提案する、
ことを特徴とする請求項1に記載の運転特性判定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、運転特性判定装置の改良を開示する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両を運転するドライバの運転特性を表すドライバモデルを生成し、生成したドライバモデルに基づいてドライバの運転特性を判定することが行われていた。例えば、特許文献1には、車両の動作実測値(ヨーイング角速度など)、ドライバの操縦操作量(例えばステアリング(ハンドル)の操舵角)、及び、当該ドライバが目標とする操縦目標値に基づいてドライバモデルを生成し、生成したドライバモデルと、他のドライバモデルとを比較することにより、現在のドライバの運転特性を判定する運転特性判定装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5158677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の運転中において、ドライバは、車両に対して種々の操作(例えばステアリング操作、アクセル操作、ブレーキ操作など)を行う。ここで、車両に対する操作に応じてドライバが期待する車両の挙動が、ドライバによって互いに異なる場合がある。本明細書においては、車両に対する操作と、それに応じてドライバが期待する車両の挙動と、の関係をドライバの「運転感覚」と記載する。
【0005】
ドライバの運転感覚の一例として、アンダーステア/オーバーステアというものがある。本明細書におけるアンダーステアとは、車両の走行中において、ドライバがステアリングをある舵角量切った場合、当該舵角量に対して当該ドライバが期待するよりも車両が曲がらないことを意味する。また、本明細書におけるオーバーステアとは、車両の走行中において、ドライバがステアリングをある舵角量切った場合、当該舵角量に対して当該ドライバが期待するよりも車両が曲がってしまうことを意味する。なお、アンダーステアとは、本来、車両が一定のステアリング角度を保って円周軌道上を走行している(定常円旋回している)状態において、車両を加速させた場合に車両が円周軌道の外側に外れてしまうことを意味し、オーバーステアとは、本来、定常円旋回している状態において、車両を加速させた場合に車両が円周軌道の内側に外れてしまうことを意味するが、本明細書では、アンダーステア及びオーバーステアという用語を上記の意味で用いる。
【0006】
従来、ドライバのドライバモデルを生成して、生成したドライバモデルに基づいてドライバの運転特性を判定していたが、従来におけるドライバモデルには、ドライバの運転感覚が考慮されていなかった。したがって、従来におけるドライバモデルに基づくドライバの運転特性の判定においては、ドライバの運転感覚を判定することができなかった。
【0007】
本明細書で開示される運転特性判定装置の目的は、自らの運転感覚を含む運転特性をドライバが容易に把握可能とすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本明細書で開示される運転特性判定装置は、ドライバが車両を運転したときの当該車両の走行データ、及び、当該ドライバの運転感覚を示す運転感覚パラメータに基づいて、当該ドライバの運転感覚を含む運転特性を表すドライバモデルを生成するドライバモデル生成部と、前記ドライバモデル生成部が生成した、複数のドライバに関する複数の前記ドライバモデルを、前記運転特性に応じて複数のクラスタに分類する分類処理部と、前記複数のクラスタのうち、前記ドライバモデル生成部が生成した対象ドライバの前記ドライバモデルが属するクラスタを特定するクラスタ特定部と、前記対象ドライバの前記ドライバモデルが属するクラスタが示す前記運転特性を、前記対象ドライバに通知する通知処理部と、を備えることを特徴とする。
【0009】
前記通知処理部は、前記対象ドライバの前記ドライバモデルが属するクラスタが示す前記運転特性に適した運転操作の内容又は車両のセッティングを、前記対象ドライバに提案するとよい。
【発明の効果】
【0010】
本明細書で開示される運転特性判定装置によれば、自らの運転感覚を含む運転特性をドライバが容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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