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公開番号2025107893
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-22
出願番号2024001433
出願日2024-01-09
発明の名称視線推定装置、視線推定システム、および視線推定方法
出願人グローリー株式会社
代理人個人,個人
主分類G06T 7/70 20170101AFI20250714BHJP(計算;計数)
要約【課題】広い距離範囲において、人の視線を適正に推定することが可能な視線推定装置、視線システムおよび視線推定方法を提供する。
【解決手段】視線推定装置10は、人の少なくとも一部を含む撮像画像をカメラ20から取得する画像取得部11aと、人までの距離を取得する距離取得部11bと、撮像画像から互いに種類が異なる複数の視線評価要素を抽出する抽出部11cと、距離取得部により取得された距離に応じて、複数の視線評価要素による推定処理を変更して、人の視線を推定する視線推定部11dと、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
人の少なくとも一部を含む撮像画像をカメラから取得する画像取得部と、
前記人までの距離を取得する距離取得部と、
前記撮像画像から互いに種類が異なる複数の視線評価要素を抽出する抽出部と、
前記距離取得部により取得された距離に応じて、前記複数の視線評価要素による推定処理を変更して、前記人の視線を推定する視線推定部と、を備える、
ことを特徴とする視線推定装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の視線推定装置において、
前記複数の視線評価要素は、前記人の眼球の向きおよび顔の向きを含む、
ことを特徴とする視線推定装置。
【請求項3】
請求項2に記載の視線推定装置において、
前記複数の視線評価要素は、さらに、前記人の体の向きを含む、
ことを特徴とする視線推定装置。
【請求項4】
請求項1に記載の視線推定装置において、
前記視線推定部は、視線推定に用いる前記視線評価要素を距離範囲ごとに変更する、
ことを特徴とする視線推定装置。
【請求項5】
請求項4に記載の視線推定装置において、
前記視線推定部は、各々の前記距離範囲に対して、信頼度が最も高いと想定される1つの前記視線評価要素を視線推定に用いる、
ことを特徴とする視線推定装置。
【請求項6】
請求項4に記載の視線推定装置において、
前記視線推定部は、前記複数の視線評価要素のうち、各々の前記距離範囲において前記撮像画像から抽出可能なものとして予め設定した前記視線評価要素を、各々の前記距離範囲における視線推定に用いる、
ことを特徴とする視線推定装置。
【請求項7】
請求項6に記載の視線推定装置において、
前記視線推定部は、複数の前記視線評価要素を設定した前記距離範囲において視線推定を行う場合、各々の前記視線評価要素に基づく視線の推定結果を統合して、前記人の視線の推定結果を取得する、
ことを特徴とする視線推定装置。
【請求項8】
請求項7に記載の視線推定装置において、
前記視線推定部は、各々の前記視線評価要素を前記撮像画像から抽出したときの信頼度に応じた重み付けを各々の前記視線評価要素に適用して、各々の前記視線評価要素に基づく視線の推定結果を統合する、
ことを特徴とする視線推定装置。
【請求項9】
請求項7に記載の視線推定装置において、
前記視線推定部は、視線推定における各々の前記視線評価要素の確からしさに応じた重み付けを各々の前記視線評価要素に適用して、各々の前記視線評価要素に基づく視線の推定結果を統合する、
ことを特徴とする視線推定装置。
【請求項10】
請求項1に記載の視線推定装置において、
前記視線推定部は、前記距離取得部により取得された距離に応じた重み付けを、各々の前記視線評価要素に適用して、各々の前記視線評価要素に基づく視線の推定結果を統合し、統合して得た推定結果を前記人の視線として取得する、
ことを特徴とする視線推定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、人の視線を推定する視線推定装置、視線推定システム、および視線推定方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、デジタルサイネージ等の広告に対する商業的効果を確認する要求が高まっている。この場合、広告付近の人がその広告を見たか否かが判定される。そのために、広告付近の人の視線を推定する必要がある。
【0003】
以下の特許文献1には、カメラの撮像画像から瞳孔重心を検出して人の視線を検出する視線検出装置が記載されている。この視線検出装置では、光源からの光が人の目に照射される。カメラの撮像画像に含まれる眼の領域から、光源の角膜反射像と瞳孔重心とが検出される。瞳孔重心と角膜反射像との位置関係に応じて人の視線方向が検出される。視線方向と、表示部から人の顔までの距離とに基づいて、表示部上の人の注視位置が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5655644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載の視線検出装置では、カメラの撮像画像から人の目を検出できる距離範囲よりも遠い位置に人がいると、当該人の視線を推定できない。他方、上記のように、デジタルサイネージを注視したか否かを判定するために人の視線を検出する場合、人までの距離は、目を検出できない範囲まで広がり得る。
【0006】
かかる課題に鑑み、本発明は、広い距離範囲において、人の視線を適正に推定することが可能な視線推定装置、視線システムおよび視線推定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様に係る視線推定装置は、人の少なくとも一部を含む撮像画像をカメラから取得する画像取得部と、前記人までの距離を取得する距離取得部と、前記撮像画像から互いに種類が異なる複数の視線評価要素を抽出する抽出部と、前記距離取得部により取得された距離に応じて、前記複数の視線評価要素による推定処理を変更して、前記人の視線を推定する視線推定部と、を備える。
【0008】
本態様に係る視線推定装置によれば、人までの距離に応じて、複数の視線評価要素による推定処理が変更されるため、広い距離範囲において人の視線を適正に推定できる。
【0009】
本態様に係る視線推定装置において、前記複数の視線評価要素は、前記人の眼球の向きおよび顔の向きを含み得る。
【0010】
この構成によれば、視線推定の確からしさが高い人の眼球の向きおよび顔の向きが視線評価要素に含まれるため、当該人の視線を精度良く推定できる。
(【0011】以降は省略されています)

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