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公開番号
2025106195
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-15
出願番号
2024210824
出願日
2024-12-04
発明の名称
半導体フォトレジスト用組成物およびこれを用いたパターン形成方法
出願人
三星エスディアイ株式会社
,
SAMSUNG SDI Co., LTD.
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03F
7/004 20060101AFI20250708BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】優れた感度および優れたLER特性を実現できる半導体フォトレジスト用組成物を提供する。
【解決手段】Sn含有有機金属化合物;カルボン酸化合物;スルホン酸化合物およびホスホン酸化合物の少なくとも1種;並びに溶媒を含む半導体フォトレジスト用組成物、さらにこれを用いたパターン形成方法。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
Sn含有有機金属化合物;
カルボン酸化合物;
スルホン酸化合物およびホスホン酸化合物の少なくとも1種;並びに
溶媒
を含む、半導体フォトレジスト用組成物。
続きを表示(約 2,700 文字)
【請求項2】
前記カルボン酸化合物:前記スルホン酸化合物およびホスホン酸化合物の少なくとも1種は、1:0.001~1:10の重量比で含まれるものである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項3】
前記カルボン酸化合物は、下記の化学式1で表されるものである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物:
JPEG
2025106195000016.jpg
29
170
前記化学式1中、
R
1
は、アミン基、ハロゲン、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換もしくは非置換のC1~C20アルキル基、置換もしくは非置換のC3~C20シクロアルキル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルケニル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルキニル基、置換もしくは非置換のC6~C30アリール基、または置換もしくは非置換のC7~C30アリールアルキル基であり、
L
1
およびL
2
は、それぞれ独立して、単結合、置換もしくは非置換のC1~C20アルキレン基、置換もしくは非置換のC6~C30アリーレン基、またはこれらの組み合わせであり、
X
1
は、単結合、O、SまたはNR
2
(R
2
は、水素、置換もしくは非置換のC1~C20アルキル基、置換もしくは非置換のC3~C20シクロアルキル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルケニル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルキニル基、置換もしくは非置換のC6~C30アリール基、またはこれらの組み合わせである)であり、
m1は、1以上の整数である。
【請求項4】
前記スルホン酸化合物は、下記の化学式2で表されるものである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物:
JPEG
2025106195000017.jpg
38
170
前記化学式2中、
R
3
は、アミン基、ハロゲン、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換もしくは非置換のC1~C20アルキル基、置換もしくは非置換のC3~C20シクロアルキル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルケニル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルキニル基、置換もしくは非置換のC6~C30アリール基、または置換もしくは非置換のC7~C30アリールアルキル基であり、
L
3
およびL
4
は、それぞれ独立して、単結合、置換もしくは非置換のC1~C20アルキレン基、置換もしくは非置換のC6~C30アリーレン基、またはこれらの組み合わせであり、
X
2
は、単結合、O、SまたはNR
4
(R
4
は、水素、置換もしくは非置換のC1~C20アルキル基、置換もしくは非置換のC3~C20シクロアルキル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルケニル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルキニル基、置換もしくは非置換のC6~C30アリール基、またはこれらの組み合わせである)であり、
m2は、1以上の整数である。
【請求項5】
前記ホスホン酸化合物は、下記の化学式3で表されるものである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物:
JPEG
2025106195000018.jpg
39
170
前記化学式3中、
R
5
は、アミン基、ハロゲン、ヒドロキシ基、カルボキシル基、置換もしくは非置換のC1~C20アルキル基、置換もしくは非置換のC3~C20シクロアルキル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルケニル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルキニル基、置換もしくは非置換のC6~C30アリール基、または置換もしくは非置換のC7~C30アリールアルキル基であり、
L
5
およびL
6
は、それぞれ独立して、単結合、置換もしくは非置換のC1~C20アルキレン基、置換もしくは非置換のC6~C30アリーレン基、またはこれらの組み合わせであり、
X
3
は、単結合、O、SまたはNR
6
(R
6
は、水素、置換もしくは非置換のC1~C20アルキル基、置換もしくは非置換のC3~C20シクロアルキル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルケニル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルキニル基、置換もしくは非置換のC6~C30アリール基、またはこれらの組み合わせである)であり、
m3は、1以上の整数である。
【請求項6】
前記カルボン酸化合物は、下記のグループ1に挙げられた化合物の中から選択される少なくとも1つである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物:
JPEG
2025106195000019.jpg
98
170
【請求項7】
前記スルホン酸化合物およびホスホン酸化合物は、下記のグループ2に挙げられた化合物の中から選択される少なくとも1つである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物:
JPEG
2025106195000020.jpg
183
170
【請求項8】
前記カルボン酸化合物と、前記スルホン酸化合物およびホスホン酸化合物の少なくとも1種は、これらの合計で、半導体フォトレジスト用組成物100重量%に対して0.001~10重量%含まれるものである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項9】
前記カルボン酸化合物と、前記スルホン酸化合物およびホスホン酸化合物の少なくとも1種は、これらの合計で、半導体フォトレジスト用組成物100重量%に対して0.1~5重量%含まれるものである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項10】
前記Sn含有有機金属化合物は、半導体フォトレジスト用組成物100重量%に対して0.5重量%~30重量%含まれるものである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本記載は、半導体フォトレジスト用組成物およびこれを用いたパターン形成方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
次世代の半導体デバイスを製造するための要素技術の一つとして、EUV(極紫外線光)リソグラフィが注目されている。EUVリソグラフィは、露光光源として波長13.5nmのEUV光を用いるパターン形成技術である。EUVリソグラフィによれば、半導体デバイス製造プロセスの露光工程で、極めて微細なパターン(例えば、20nm以下)を形成できることが実証されている。
【0003】
極紫外線(extreme ultraviolet、EUV)リソグラフィの実現は、16nm以下の空間解像度(spatial resolutions)で行える互換可能なフォトレジストの現像(development)を必要とする。現在、伝統的な化学増幅型(CA:chemically amplified)フォトレジストは、次世代デバイスのための解像度(resolution)、光速度(photospeed)、およびフィーチャー粗さ(feature roughness)、ラインエッジ粗さ(line edge roughnessまたはLER)についての仕様(specifications)を満たすために努力している。
【0004】
これらの高分子型フォトレジストで起こる酸触媒反応(acid catalyzed reactions)に起因する固有のイメージぼかし(intrinsic image blur)は、小さなフィーチャー(feature)サイズにおいて解像度を制限するが、これは電子ビーム(e-beam)リソグラフィで長い間知られてきた事実である。化学増幅型(CA)フォトレジストは高い敏感度(sensitivity)のために設計されたが、それらの典型的な元素構成(elemental makeup)が13.5nmの波長でフォトレジストの吸光度を低くし、その結果、敏感度を減少させるため、部分的にはEUV露光下でさらなる困難を経験することがある。
【0005】
CAフォトレジストはまた、小さなフィーチャーサイズにおいて粗さ(roughness)問題によって困難を経験し、部分的に酸触媒工程の本質に起因して、光速度(photospeed)が減少するにつれてラインエッジ粗さ(LER)が増加することが実験から明らかになった。CAフォトレジストの欠点および問題に起因して、半導体産業では新しいタイプの高性能フォトレジストに対する要求がある。
【0006】
前記説明した化学増幅型有機系感光性組成物の短所を克服するために、無機系感光性組成物が研究されてきた。無機系感光性組成物の場合、主に非化学増幅型機序による化学的変性で現像剤組成物による除去に耐性を有するネガティブトーンパターニングに使用される。無機系組成物の場合、炭化水素に比べて高いEUV吸収率を有する無機系元素を含有していて、非化学増幅型機序でも敏感性が確保可能であり、ストキャスティクス効果にもより敏感でなく、ラインエッジ粗さおよび欠陥の個数も少ないことが知られている。
【0007】
タングステン、およびニオブ(niobium)、チタン(titanium)、および/またはタンタル(tantalum)と混合されたタングステンのペルオキソポリ酸(peroxopolyacids)に基づく無機フォトレジストは、パターニングのための放射敏感性材料(radiation sensitive materials)用として報告されてきた(US5061599,;H.Okamoto,T.Iwayanagi,K.Mochiji,H.Umezaki,T.Kudo、Applied Physics Letters,49(5),298-300,1986)。
【0008】
これらの材料は、遠紫外線(deep UV)、x線、および電子ビームソースであって、二重層構成(bilayer configuration)に大きなフィーチャーをパターニングする上で効果的であった。より最近には、プロジェクションEUV露光によって15nmのハーフ-ピッチ(HP)をイメージング(image)するために、ペルオキソ錯化剤(peroxo complexing agent)と共に陽イオンハフニウムメタルオキシドスルフェート(cationic hafnium metal oxide sulfate、HfSOx)材料を使用する場合、印象的な性能を示した(US2011-0045406,;J.K.Stowers,A.Telecky,M.Kocsis,B.L.Clark,D.A.Keszler,A.Grenville,C.N.Anderson,P.P.Naulleau,Proc.SPIE,7969,796915,2011)。このシステムは非-CAフォトレジスト(non-CA photoresist)の最上の性能を示し、実行可能なEUVフォトレジストのための要件に近づく光速度を有する。しかし、ペルオキソ錯化剤を有するハフニウムメタルオキシドスルフェート材料(hafnium metal oxide sulfate materials)はいくつかの現実的な欠点を有する。第一、これらの材料は高い腐食性の硫酸(corrosive sulfuric acid)/過酸化水素(hydrogen peroxide)混合物でコーティングされ、保存期間(shelf-life)の安定性(stability)が良くない。第二、複合混合物として性能改善のための構造変更が容易でない。第三、25wt%程度の極めて高い濃度のTMAH(tetramethylammonium hydroxide)溶液などで現像されなければならない。
【0009】
最近は、スズを含む分子が極紫外線吸収が卓越することが知られるにつれ、活発な研究が行われている。その一つである有機スズ高分子の場合、光吸収またはこれによって生成された二次電子によってアルキルリガンドが解離しながら、周辺鎖とのオキソ結合による架橋により有機系現像液で除去されないネガティブトーンパターニングが可能である。このような有機スズ高分子は、解像度、ラインエッジ粗さを維持しながらも飛躍的に感度が向上することを示したが、商用化のためには、前記パターニング特性の追加的な向上が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
一実施形態は、感度およびラインエッジ粗さ(LER)特性に優れ、感度が改善された半導体フォトレジスト用組成物を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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