TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025105977
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2025077339,2024076428
出願日2025-05-07,2020-02-07
発明の名称尿道カテーテル
出願人コロプラスト アクティーゼルスカブ
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61M 1/00 20060101AFI20250703BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】間欠的親水性尿道カテーテルを提供する。
【解決手段】間欠的親水性尿道カテーテルであって、管状部分を備え、前記管状部分が、基材材料から作製されるとともに、前記排液導管の方に向いた内面と前記排液導管から離れる方向に面する反対側の外面とを画定する管状壁を有し、前記外面の少なくとも挿入可能部は、膨潤媒体と接触することにより非膨潤状態から膨潤状態に変化するように構成された親水性材料の層によって覆われており、前記親水性材料は、前記外面におけるコーティング厚さで親水性表面を画定し、前記カテーテルが、前記内面における出口開口部と前記外面における入口開口部との間に延在する複数の排液開口部を備え、前記外面は、前記外面における前記開口部を取り囲むとともに、前記親水性材料が前記非膨潤状態にあるときに前記親水性材料よりも上方に延在する、突起を形成している、間欠的親水性尿道カテーテル。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
尿道内に挿入されるように構成された近位挿入端部から排液導管から尿を排出するように構成された遠位出口端部まで長手方向に延在する排液導管を画定する、間欠的親水性尿道カテーテルであって、管状部分を備え、前記管状部分が、基材材料から作製されるとともに、前記排液導管の方に向いた内面と前記排液導管から離れる方向に面する反対側の外面とを画定する管状壁を有し、前記外面の少なくとも挿入可能部は、膨潤媒体と接触することにより非膨潤状態から膨潤状態に変化するように構成された親水性材料の層によって覆われており、前記親水性材料は、前記外面におけるコーティング厚さで親水性表面を画定し、前記カテーテルが、前記内面における出口開口部と前記外面における入口開口部との間に延在する複数の排液開口部を備え、前記外面は、前記外面における前記開口部を取り囲むとともに、前記親水性材料が前記非膨潤状態にあるときに前記親水性材料よりも上方に延在する、突起を形成している、間欠的親水性尿道カテーテル。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記親水性材料が、前記膨潤状態にあるとき、前記突起よりも上方に延在する、請求項1に記載の間欠的親水性尿道カテーテル。
【請求項3】
前記コーティング厚さが、各排液開口部に向かって低減している、請求項1又は2に記載の間欠的親水性尿道カテーテル。
【請求項4】
前記排液開口部が0.4mm

未満の断面積を有する、請求項1~3のいずれか一項に記載の間欠的親水性尿道カテーテル。
【請求項5】
前記近位挿入端部が閉鎖チップを形成している、請求項1~4のいずれか一項に記載の間欠的親水性尿道カテーテル。
【請求項6】
前記チップの遠位側の非排液部分と前記非排液部分の遠位側の排液部分とを画定し、前記排液部分に前記複数の排液開口部が設けられている、請求項5に記載の間欠的親水性尿道カテーテル。
【請求項7】
前記排液部分が、長手方向におよそ4cmである、請求項6に記載の間欠的親水性尿道カテーテル。
【請求項8】
前記排液部分が、長手方向におよそ10cmである、請求項6に記載の間欠的親水性尿道カテーテル。
【請求項9】
前記排液部分が、長手方向におよそ15cmである、請求項6に記載の間欠的親水性尿道カテーテル。
【請求項10】
前記排液部分が、長手方向におよそ2cmである、請求項6に記載の間欠的親水性尿道カテーテル。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、間欠的親水性尿道カテーテルと、こうしたカテーテルを使用する方法とともにこうしたカテーテルを製造する方法とに関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【0002】
添付図面は、実施形態がさらに理解されるために含まれており、本明細書に組み込まれるとともに本明細書の一部である。図面は、実施形態を示し、説明とともに実施形態の原理を説明する役割を果たす。他の実施形態及び実施形態の意図される利点の多くは、以下の詳細な説明を参照することにより、よりよく理解されるに従い容易に認識されるであろう。図面の要素は、必ずしも互いに対して一定の縮尺で描かれているわけではない。同様の参照符号は、対応する同様の部分を示す。
【図面の簡単な説明】
【0003】
従来技術の間欠的尿道カテーテルで発生する可能性がある問題を示す。
従来技術の間欠的尿道カテーテルで発生する可能性がある問題を示す。
従来技術の間欠的尿道カテーテルで発生する可能性がある問題を示す。
従来技術の間欠的尿道カテーテルで発生する可能性がある問題を示す。
複数の小さい排液開口部を有する間欠的尿道カテーテルの1つの実施形態を示し、カテーテルは投影図で示されている。
間欠的尿道カテーテルの実施形態の機能を示す。
間欠的尿道カテーテルの実施形態の機能を示す。
間欠的尿道カテーテルの実施形態の機能を示す。
間欠的尿道カテーテルの実施形態の機能を示す。
間欠的尿道カテーテルの実施形態の機能を示す。
中心線CAによって示す長手方向に沿ったカテーテルの一部の断面の拡大図を示す。
排液開口部5におけるさらなる拡大図を示す。
排液開口部5におけるさらなる拡大図を示す。
外面における開口部を取り囲む突起を示す。
外面における開口部を取り囲む突起を示す。
間欠的尿道カテーテルの実施形態を示す。
間欠的尿道カテーテルの実施形態を示す。
間欠的尿道カテーテルの実施形態を示す。
カテーテルを製造する方法の一実施形態によるレーザ発光体の位置決めを示す。
カテーテルを製造する方法の一実施形態によるレーザ発光体の位置決めを示す。
カテーテルを製造する方法の一実施形態によるレーザ発光体の位置決めを示す。
カテーテルを製造する方法の一実施形態によるレーザ発光体の位置決めを示す。
カテーテルを製造する方法の一実施形態によるレーザ発光体の位置決めを示す。
カテーテルを製造する方法の一実施形態によるレーザ発光体の位置決めを示す。
カテーテルを製造する方法の一実施形態によるレーザ発光体の位置決めを示す。
カテーテルを製造する方法の一実施形態によるレーザ発光体の位置決めを示す。
カテーテルを製造する方法の一実施形態によるレーザ発光体の位置決めを示す。
間欠的尿道カテーテルにおける圧力パルスの大きさを示す。
間欠的尿道カテーテルにおける圧力パルスの大きさを示す。
間欠的尿道カテーテルにおける圧力パルスの大きさを示す。
排液開口部のサイズの関数としての圧力パルスを示す。
排液開口部のサイズの関数としての圧力パルスを示す。
排液開口部のサイズの関数としての圧力パルスを示す。
排液開口部のサイズの関数としての圧力パルスを示す。
間欠的尿道カテーテルにおける圧力パルスを求めるために使用される試験構成を示す。
間欠的尿道カテーテルにおける圧力パルスを求めるために使用される試験構成を示す。
間欠的尿道カテーテルにおける圧力パルスを求めるために使用される試験構成を示す。
総流入面積の関数としての流量の曲線を示す。
【発明を実施するための形態】
【0004】
本開示の実施形態は、体腔内に挿入されるように構成された近位挿入端部から、排液導管から尿を排出するように構成された遠位出口端部まで長手方向に延在する排液導管を画定する間欠的親水性尿道カテーテルを提供し、本カテーテルは管状部分を備え、管状部分は、基材材料から作製されるとともに、排液導管の方に向いた内面と排液導管から離れる方向に面する反対側の外面とを画定する、管状壁を有し、外面の少なくとも挿入可能部分は、膨潤媒体と接触することにより膨潤するように構成された親水性材料の層によって覆われており、親水性材料は、外面上にあるコーティング厚さでカテーテルの親水性表面を画定し、カテーテルは、複数の排液開口部を備え、各排液開口部は、内面における内部開口部と外面における外部開口部との間に延在する排液開口部壁によって画定され、排液開口部は、親水性材料及び基材材料のレーザアブレーションにより、排液開口部壁が親水性材料によって覆われないように作製される。
【0005】
実施形態の排液開口部は、親水性材料で覆われている基材材料においてレーザアブレーションによって作製されるため、排液開口部では基材材料は親水性材料とともに除去される。したがって、排液開口部壁に親水性材料の残存物は残らない。言い換えれば、排液開口部壁には親水性材料がない。これには、排液開口部が、非常に小さい寸法を有することができるが、膨潤したときの親水性材料によって閉塞され得ないという効果がある。
【0006】
本開示の実施形態は、体腔内に挿入されるように構成された近位挿入端部から排液導管から尿を排出するように構成された遠位出口端部まで中心軸に沿って延在する排液導管を画定する間欠的尿道カテーテルを提供し、本カテーテルは、複数の排液開口部を備え、各排液開口部は、排液導管内への内部開口部から外面における外部開口部まで中心線に沿って延在し、少なくとも2つの排液開口部は、排液導管の外部の交差点において交差する中心線を有する。
【0007】
これらの実施形態には、膀胱内の1つの単一点からの流体流が、2つ以上の排液開口部を通って排液導管内に直線状に流れることができるという効果がある。これにより、改善された流れ特性を提供することができる可能性があり、閉塞のリスクも低減させることができる。
【0008】
本開示の実施形態は、体腔内に挿入されるように構成された近位挿入端部から排液導管から尿を排出するように構成された遠位出口端部まで中心軸に沿って延在する排液導管を画定する間欠的尿道カテーテルを提供し、本カテーテルは、複数の排液開口部を備え、各排液開口部は、排液導管の方に向いた内面から排液導管から離れる方向に面する外面まで対応する中心線に沿って延在し、排液開口部は対で形成され、排液開口部の1つの対が、ともに同じ中心線を有する第1排液開口部と第2排液開口部とを含むようになっている。
【0009】
排液開口部は、中心軸の両側に配置される。これには、排液開口部の対の第1排液開口部が尿管の壁に対して付勢された場合に、第2排液開口部が尿管の反対側と接触せず、したがって、排液導管内への尿のより自由な流れを提供する可能性が増大するという効果がある。
【0010】
本開示の実施形態は、体腔内に挿入されるように構成された近位挿入端部から排液導管から尿を排出するように構成された遠位出口端部まで長手方向に延在する排液導管を画定する間欠的親水性尿道カテーテルを提供し、本カテーテルは管状部分を備え、管状部分は、基材材料から作製されるとともに、排液導管の方に向いた内面と排液導管から離れる方向に面する外面とを画定する、管状壁を有し、外面の少なくとも挿入可能部は、膨潤媒体と接触することにより膨潤するように構成された親水性材料の層によって覆われており、親水性材料は、外面におけるコーティング厚さでカテーテルの親水性表面を画定し、カテーテルは、内面における内部開口部と外面における外部開口部との間に延在する複数の排液開口部を備え、外面は、外面における外部開口部を取り囲むとともに、親水性材料が非膨潤状態にあるときに親水性材料よりも上方に延在する、突起を形成している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
健康器具
5か月前
個人
歯茎みが品
6か月前
個人
鼾防止用具
5か月前
個人
短下肢装具
2日前
個人
歯の掃除具
8か月前
個人
白内障治療法
4か月前
個人
嚥下鍛錬装置
17日前
個人
マッサージ機
5か月前
個人
脈波測定方法
5か月前
個人
塗り薬塗り具
7か月前
個人
導電香
5か月前
個人
脈波測定方法
5か月前
個人
前腕誘導装置
6日前
個人
洗井間専家。
3か月前
個人
バッグ式オムツ
1か月前
個人
健康器具
7か月前
個人
収納容器
7か月前
個人
染毛方法
8か月前
個人
ホバーアイロン
3か月前
個人
片足歩行支援具
6か月前
個人
歯の修復用材料
1か月前
個人
矯正椅子
1か月前
個人
クリップ
6か月前
個人
発熱器具
8か月前
個人
歯の保護用シール
1か月前
個人
シャンプー
3か月前
個人
陣痛緩和具
17日前
個人
眼科診療車
6か月前
個人
口内洗浄具
5か月前
個人
車椅子持ち上げ器
4か月前
個人
哺乳瓶冷まし容器
今日
三生医薬株式会社
錠剤
4か月前
個人
除菌システム
6か月前
個人
服薬支援装置
4か月前
株式会社コーセー
化粧料
6か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
8か月前
続きを見る