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公開番号
2025104989
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223231
出願日
2023-12-28
発明の名称
広告配信方法及び広告配信プラットフォーム
出願人
株式会社クライド
代理人
弁理士法人はなぶさ特許商標事務所
主分類
G06Q
30/0251 20230101AFI20250703BHJP(計算;計数)
要約
【課題】意図したユーザ層に対する広告配信のターゲティングの精度を向上させる。
【解決手段】広告配信プラットフォームによりウェブサイトに表示するための広告を配信する方法であって、ユーザが訪れたウェブサイトからの広告表示リクエストに含まれるユーザ識別子、地理情報、及び日時と、ユーザが利用した広告配信プラットフォームの連携サービスから提供されるユーザ識別子、地理情報、及び日時とを取得して(S10)、ユーザ毎に時系列で保存し(S20)、保存したデータを解析して、各ユーザの滞在位置と日時との関係から、各ユーザの移動情報及び滞在情報を把握し(S100)、移動情報及び滞在情報に基づいて、広告を配信するユーザをターゲティングする(S120)。これにより、意図したユーザ層に対する広告配信のターゲティングの精度を向上させることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザに対してウェブサイトに表示するための広告を、広告配信プラットフォームにより配信する方法であって、
ユーザが訪れたウェブサイトからの広告表示リクエストに含まれるユーザ識別子、地理情報、及び日時と、ユーザが利用した、前記広告配信プラットフォームの連携サービスから提供されるユーザ識別子、地理情報、及び日時とを取得して、ユーザ毎に時系列で保存し、
該保存したデータを解析して、各ユーザの滞在位置と日時との関係から、各ユーザの移動情報及び滞在情報を把握し、
前記移動情報及び前記滞在情報に基づいて、広告を配信するユーザをターゲティングすることを特徴とする広告配信方法。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記移動情報及び前記滞在情報に基づいて、旅行中のユーザをターゲティングして、旅行中のユーザへ向けた広告を配信することを特徴とする請求項1記載の広告配信方法。
【請求項3】
前記保存したデータから、少なくとも各ユーザの滞在地域が変遷したことを示すデータを抽出して、保存するデータを圧縮することを特徴とする請求項2記載の広告配信方法。
【請求項4】
前記保存したデータから、予め設定された所定の特徴をユーザ毎に抽出し、該抽出した所定の特徴に基づいて、保存するデータを圧縮することを特徴とする請求項2記載の広告配信方法。
【請求項5】
前記所定の特徴として、特定の地域での滞在回数、特定の2地域以上間の移動における各地域の滞在期間、任意の地域での累計滞在期間、地域間の移動回数、前回の地域間の移動からの経過期間、及び地域間の移動を示すデータ間の経過期間のうち、少なくとも1つをユーザ毎に特定の期間について抽出することを特徴とする請求項4記載の広告配信方法。
【請求項6】
ユーザに対してウェブサイトに表示するための広告を配信する広告配信プラットフォームであって、
ユーザが訪れたウェブサイトからの広告表示リクエストに含まれるユーザ識別子、地理情報、及び日時と、ユーザが利用した、当該広告配信プラットフォームの連携サービスから提供されるユーザ識別子、地理情報、及び日時とを取得するデータ取得部と、
該データ取得部によって取得されたデータをユーザ毎に時系列で保存するデータ保存部と、
該データ保存部によって保存されたデータを解析して、各ユーザの滞在位置と日時との関係から、各ユーザの移動情報及び滞在情報を把握するデータ解析部と、
前記移動情報及び前記滞在情報に基づいて、広告を配信するユーザをターゲティングするターゲティング部と、を含むことを特徴とする広告配信プラットフォーム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザに対してウェブサイトに表示するための広告を広告配信プラットフォームによって配信する方法、及び広告配信プラットフォームに関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ウェブサイトに表示される広告には、ウェブサイトの広告枠がSSP(サプライサイドプラットフォーム)及びDSP(デマンドサイドプラットフォーム)を使用したRTB(リアルタイムビディング)により取引され、その結果、広告枠を落札した広告主からDSPを介して配信されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-102663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のようにRTBにより広告枠を落札して広告を表示した場合でも、その広告がターゲットとするユーザ層に対して表示しなければ、実際に広告主の利益に結び付けることは難しい。例えば、日本へ観光に来ている訪日外国人に向けて、ホテルや観光地などの広告を表示しようとした場合、ユーザが使用しているブラウザの言語などに基づいてターゲティングを行うと、日本に長期的に滞在している在日外国人に対して表示してしまうことが多々あり、これだと広告費が無駄になってしまう。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、意図したユーザ層に対する広告配信のターゲティングの精度を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(発明の態様)
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。そのため、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
【0006】
(1)ユーザに対してウェブサイトに表示するための広告を、広告配信プラットフォームにより配信する方法であって、ユーザが訪れたウェブサイトからの広告表示リクエストに含まれるユーザ識別子、地理情報、及び日時と、ユーザが利用した、前記広告配信プラットフォームの連携サービスから提供されるユーザ識別子、地理情報、及び日時とを取得して、ユーザ毎に時系列で保存し、該保存したデータを解析して、各ユーザの滞在位置と日時との関係から、各ユーザの移動情報及び滞在情報を把握し、前記移動情報及び前記滞在情報に基づいて、広告を配信するユーザをターゲティングする広告配信方法。
【0007】
本項に記載の広告配信方法は、広告配信プラットフォームにより実行するものであって、ユーザが滞在している地域を示す地理情報を収集し、それに基づいて広告配信のターゲティングを行うものである。具体的には、ユーザが訪れたウェブサイトからSSPなどを介して送信される広告表示リクエストから、そこに含まれるユーザ識別子、地理情報、及び日時を取得する。更に、ユーザが利用した連携サービスから提供される情報からも、ユーザ識別子、地理情報、及び日時を取得する。そして、取得したデータを、ユーザ識別子で特定されるユーザ毎に、時系列で保存する。これらのデータの取得及び保存は、継続的に行うものとする。なお、ここでの連携サービスとは、使用している広告配信プラットフォームやそれを運営する企業と連携関係にある、ウェブサイト、アプリケーション、情報提供サービスなどである。
【0008】
続いて、上記のように取得して保存したデータをユーザ毎に解析して、各ユーザの地理情報から把握される滞在位置と、そのときの日時との関係から、各ユーザの移動情報及び滞在情報を把握する。すなわち、ユーザ毎に滞在位置と日時との関係が分かれば、そのユーザがある地域にどれくらいの期間滞在していたかなどの滞在情報や、そのユーザがある時点で別の地域へと移動したなどの移動情報が把握される。そして、把握した移動情報及び滞在情報から、ユーザがある地域に滞在していた目的や、ある地域から別の地域へ移動した目的などが推測されるため、それらの情報に基づいて、広告を配信するユーザをターゲティングするものである。これにより、意図したユーザ層に対する広告配信のターゲティングの精度が向上されるものとなる。このため、意図したユーザ層に的確に広告が配信されるものとなり、ウェブサイト上に表示された広告のクリック率の向上や、クリック単価の低下、アドフラウドの除外などが期待されるものとなる。
【0009】
(2)上記(1)項において、前記移動情報及び前記滞在情報に基づいて、旅行中のユーザをターゲティングして、旅行中のユーザへ向けた広告を配信する広告配信方法。
本項に記載の広告配信方法は、上記(1)項に記載したように、保存したデータを解析して把握した各ユーザの移動情報及び滞在情報に基づいて、旅行中のユーザをターゲティングして、旅行中のユーザへ向けた広告を配信するものである。すなわち、ユーザが各地域に滞在している期間、ある地域から別の地域へ移動したこと、ユーザの移動頻度などが分かれば、そのユーザが旅行中であるか否かが把握されるものとなり、旅行中ではないユーザがターゲティング候補から除外されるものである。これにより、旅行中のユーザに対して、旅行者向けの広告が的確に表示されるものとなる。例えば、旅行先が日本である場合には、日本に長期的に滞在している在日外国人が除外されて、日本へ観光に来ている訪日外国人に向けて、ホテルや観光地などの広告が表示されるものとなり、インバウンドの収益増加に貢献するものである。
【0010】
(3)上記(2)項において、前記保存したデータから、少なくとも各ユーザの滞在地域が変遷したことを示すデータを抽出して、保存するデータを圧縮する広告配信方法。
本項に記載の広告配信方法は、広告表示リクエストや連携サービスから取得して保存したユーザ毎のデータから、各ユーザの滞在地域が変遷したことを示すデータを抽出するものである。例えば、あるユーザのある期間について、「地域Aに滞在していたデータ」と、「地域Aに滞在していたデータ」と、「地域Bに滞在していたデータ」と、「地域Bに滞在していたデータ」と、「地域Aに滞在していたデータ」との、5つのデータがこの記載順序で時系列に保存されていた場合を例に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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