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公開番号
2025104706
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222701
出願日
2023-12-28
発明の名称
熱可塑性エラストマー組成物、及び自動車用ウェザーストリップ
出願人
株式会社ENEOSマテリアル
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08L
23/16 20060101AFI20250703BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】広い温度領域で流動性に優れており、かつ、成形品したときの臭気が抑制された熱可塑性エラストマー組成物を提供する。
【解決手段】本発明に係る熱可塑性エラストマー組成物は、エチレン、炭素数3~20のα-オレフィン及び非共役ポリエンの共重合体であるエチレン・α-オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)とポリオレフィン樹脂(B)と鉱物油系軟化剤(C)とを、架橋剤(D)の存在下で溶融混練して得られた組成物であり、消臭剤(F)を含有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
エチレン、炭素数3~20のα-オレフィン及び非共役ポリエンの共重合体であるエチレン・α-オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)とポリオレフィン樹脂(B)と鉱物油系軟化剤(C)とを、架橋剤(D)の存在下で溶融混練して得られた組成物であり、消臭剤(F)を含有する熱可塑性エラストマー組成物。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記成分(F)が、シリカ、金属酸化物粒子、金属の水酸化物、活性炭、アミン化合物、及び、リン化合物、からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の熱可塑性エラストマー組成物。
【請求項3】
前記成分(A)、前期成分(B)及び前記成分(C)の合計を100質量部としたときに、前記成分(F)の含有割合が0.1~20質量部である、請求項1に記載の熱可塑性エラストマー組成物。
【請求項4】
前記成分(A)、前期成分(B)及び前記成分(C)の合計を100質量部としたときに、
前記成分(A)の含有割合が10~50質量部であり、前記成分(B)の含有割合が1~15質量部であり、前記成分(C)の含有割合が4~50質量部であり、前記成分(D)の含有割合が10~50質量部であり、前記成分(F)の含有割合が0.1~20質量部である請求項1に記載の熱可塑性エラストマー組成物。
【請求項5】
請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の熱可塑性エラストマー組成物を、少なくとも一部に使用した自動車用ウェザーストリップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱可塑性エラストマー組成物、及び自動車用ウェザーストリップに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
エチレン系共重合体とポリオレフィン樹脂からなる組成物を、有機過酸化物の存在下で動的に熱処理することにより得られるオレフィン系熱可塑性エラストマーが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなオレフィン系熱可塑性エラストマーを材料として用いた成形加工は、その製造に際して加硫工程が不要であり、通常の熱可塑性樹脂の成形方法、例えば射出成形、異形押出成形、カレンダー加工、ブロー成形等が採用でき、かつ複雑な形状への適用ができるという利点がある。
【0003】
その一方で、このようなオレフィン系熱可塑性エラストマーは、溶融状態まで加熱し、特定の形状をもつ金型へ流動させながら成形する必要があるため、未反応の原料や熱可塑性エラストマー自体が分解することで、低分子成分を生成し、臭気の原因となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-193969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明に係る幾つかの態様は、広い温度領域で流動性に優れており、かつ、成形したときの臭気が抑制された熱可塑性エラストマー組成物を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様として実現することができる。
【0007】
本発明に係る熱可塑性エラストマー組成物の一態様は、
エチレン、炭素数3~20のα-オレフィン及び非共役ポリエンの共重合体であるエチレン・α-オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)とポリオレフィン樹脂(B)と鉱物油系軟化剤(C)とを、架橋剤(D)の存在下で溶融混練して得られた組成物であり、消臭剤(F)を含有する熱可塑性エラストマー組成物である。
【0008】
前記熱可塑性エラストマー組成物の一態様において、
前記熱可塑性エラストマーがISO11357-3:2018に準拠して、200℃から-80℃まで、-10℃/分で降温させて示差走査熱量測定したときに、観測される発熱ピーク温度が70~85℃であることができる。
【0009】
前記熱可塑性エラストマー組成物のいずれかの態様において、
前記成分(F)が、シリカ、金属酸化物粒子、金属の水酸化物、活性炭、アミン化合物、及び、リン化合物、からなる群から選択される少なくとも1種であることができる。
【0010】
前記熱可塑性エラストマー組成物のいずれかの態様において、
前記成分(A)、前期成分(B)及び前記成分(C)の合計を100質量部としたときに、前記成分(F)の含有割合が0.1~20質量部であることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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