TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025104259
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2024197777
出願日
2024-11-12
発明の名称
方法、装置、及びコンピュータプログラム(ハパックス・レゴメノンを用いてコード完全性をチェックすること)
出願人
インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション
,
INTERNATIONAL BUSINESS MACHINES CORPORATION
代理人
個人
,
個人
,
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
G06F
8/75 20180101AFI20250702BHJP(計算;計数)
要約
【課題】コードはコンパイルされ正しく実行され得るが、これらのシングルユースのプログラミング構成要素の存在がパフォーマンスおよびメモリ使用量に影響を与え得る。
【解決手段】生成人工知能(AI)モデルによって生成されたコードを受信すること;前記コードが1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素を含むか否かを判定すること;および前記コードが前記1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素を含むことに応答して前記コードをフラグ付けすることを含む、ハパックス・レゴメノンを用いてコード完全性をチェックすること。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
生成人工知能(AI)モデルによって生成されたコードを受信する段階;
前記コードが1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素を含むか否かを判定する段階;および
前記コードが前記1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素を含むことに応答して前記コードをフラグ付けする段階
を備える、方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記コードが前記1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素を含むか否かを判定する段階は、前記コード内に任意のシングルユースのプログラミング構成要素を特定する段階を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記生成AIモデルによって生成された前記コードは、前記生成AIモデルによって第2のプログラミング言語のベースコードから変換された第1のプログラミング言語の変換済みコードを有する、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記コードが前記1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素を含むか否かを判定する段階は、対応するシングルユースのプログラミング構成要素を前記ベースコード内に有さないシングルユースのプログラミング構成要素を前記変換済みコード内で特定する段階を有する、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記コードが前記1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素を含むか否かを判定する段階は、前記変換済みコード内のプログラミング構成要素の生起の程度に関する傾向が前記ベースコード内のプログラミング構成要素の生起の程度に関する傾向と異なるか否かを判定する段階を有する、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素は、使用されていない定義済み変数を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素は、呼び出されていない定義済み関数を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記コードが前記1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素を含むことに対してフラグ付けされたというインジケーションを前記生成AIモデルに提供する段階を更に備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記コードが前記1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素を含むことに応答して前記コードをフラグ付けする段階は、前記1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素を特定するログデータを格納する段階を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記コードが前記1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素を含むことに応答して前記コードをフラグ付けする段階は、例外を発生させる段階を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ハパックス・レゴメノン(hapax legomenon)を用いてコード完全性をチェックするための方法、装置、および製品に関する。生成人工知能(artificial intelligence:AI)は、アプリケーションソースコードのようなコードを生成するために使用され得る。そのようなコードは、コードが実施すべき機能を説明する、生成AIモデルに提供されるプロンプトに基づいていてよい。そのようなコードは、生成AIモデルによって実施される1つのプログラミング言語から別のものへの変換も含んでよい。コードを生成するとき、生成AIモデルは、シングルユースのプログラミング構成要素をコードへともたらし得、これは定義されるが使用されることのない関数または変数などのプログラミング構成要素である。コードはコンパイルされ正しく実行され得るが、これらのシングルユースのプログラミング構成要素の存在がパフォーマンスおよびメモリ使用量に影響を与え得る。
続きを表示(約 2,500 文字)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
コードはコンパイルされ正しく実行され得るが、これらのシングルユースのプログラミング構成要素の存在がパフォーマンスおよびメモリ使用量に影響を与え得る。
【課題を解決するための手段】
【0003】
本開示の実施形態によれば、ハパックス・レゴメノンを用いてコード完全性をチェックするための様々な方法、装置、および製品が本明細書で説明される。いくつかの態様において、ハパックス・レゴメノンを用いてコード完全性をチェックすることは、生成人工知能(AI)モデルによって生成されたコードを受信すること;前記コードが1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素を含むか否かを判定すること;および前記コードが前記1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素を含むことに応答して前記コードをフラグ付けすることを含む。これにより、AI生成されたコード内のシングルユースのプログラミング構成要素を特定することの利点がもたらされ、この存在の重要性は、この開示によってはじめて認識される。これにより、AI生成されたコードのパフォーマンスを改善するために、特定されたシングルユースのプログラミング構成要素を除去することが可能になり得、将来のコード生成に関する生成AIモデルの強化が可能になり得る。いくつかの態様において、装置は、処理デバイス;および前記処理デバイスと動作可能に結合されているメモリを備え得、前記メモリは、実行されたとき、前記処理デバイスにこの方法を実施させるコンピュータプログラム命令を記憶する。いくつかの態様において、コンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品は、実行されたとき、この方法を実施するコンピュータプログラム命令を記憶することができる。
【0004】
いくつかの態様において、前記コードが前記1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素を含むか否かを判定することは、前記コード内に任意のシングルユースのプログラミング構成要素を特定することを有し得る。これにより、これらのシングルユースのプログラミング構成要素が生成AIモデルによってもたらされたのか、または何らかのベースコード内に存在したのかに関係なく、AI生成されたコード内に任意のシングルユースのプログラミング構成要素を特定しフラグ付けすることの利点がもたらされる。いくつかの態様において、前記コードが前記1つまたは複数のシングルユースのプログラミング構成要素を含むか否かを判定することは、対応するシングルユースのプログラミング構成要素を前記ベースコード内に有さないシングルユースのプログラミング構成要素を前記変換済みコード内で特定することを有する。これにより、ベースコード内に元々存在したものを除いて、生成AIモデルによってもたらされたこれらのシングルユースのプログラミング構成要素のみを特定しフラグ付けすることの利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【0005】
本開示のいくつかの実施形態による、ハパックス・レゴメノンを用いてコード完全性をチェックするための例示的なコンピューティング環境の図である。
【0006】
本開示のいくつかの実施形態による、ハパックス・レゴメノンを用いてコード完全性をチェックするための例示的な方法のフローチャートである。
【0007】
本開示のいくつかの実施形態による、ハパックス・レゴメノンを用いてコード完全性をチェックするための別の例示的な方法のフローチャートである。
【0008】
本開示のいくつかの実施形態による、ハパックス・レゴメノンを用いてコード完全性をチェックするための別の例示的な方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
生成人工知能(AI)は、ニューラルネットワークのようなモデルを使用して、テキスト、コード、グラフィックス、アニメーション、映像、視聴覚表現、オーディオ、スピーチなどのようなコンテンツを、プロンプトに応答して生成する。そのようなプロンプトは、生成AIモデルが生成すべきコンテンツを説明する自然言語入力を含み得る。そのようなプロンプトは、リクエストされたコンテンツを生成する際に生成AIモデルによって使用され得る他のデータも含み得る。例えば、生成AIモデルは、生成されるコードが実装すべき機能の説明に基づいて、ソースコードなどのコードを生成するために使用され得る。別の例として、生成AIモデルは、コードを、ベースコードを入力として生成AIモデルへ提供することによって1つのプログラミング言語から別のものへと変換するために使用され得る。
【0010】
使用される特定のモデルおよび当該モデルがどのように訓練されたかに応じて、生成AIモデルによって生成されたコードは、特定の不具合、異常、または他の望ましくない特性を含み得る。特に、何らかのAI生成されたコードは、何らかの文脈内で生起する語または表現である、「ハパックス・レゴメノン(hapax legomenon)」を含み得る。ソースコードの文脈において、ハパックス・レゴメノンは、シングルユースのプログラミング構成要素を含み得る。プログラミング構成要素は、例えば、コード内で定義され得る関数または変数を含み得る。そのようなプログラミング構成要素は、それらが定義されるが使用されないという点で「シングルユース(single-use)」とみなされ得る。例えば、シングルユースの変数は、定義またはインスタンス化されるがいずれの特定の関数または演算においても使用されない変数を含み得る。別の例として、シングルユースの関数は、定義されるが、コードのいずれの他の一部分によっても呼び出されずしたがって実行されることがない関数を含み得る。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
対話装置
1か月前
個人
情報処理装置
1か月前
個人
裁判のAI化
2日前
個人
情報処理システム
9日前
個人
記入設定プラグイン
25日前
個人
情報処理装置
1か月前
個人
検査システム
11日前
個人
プラグインホームページ
1か月前
キヤノン電子株式会社
携帯装置
10日前
個人
不動産売買システム
17日前
個人
情報入力装置
1か月前
株式会社サタケ
籾摺・調製設備
10日前
個人
物価スライド機能付生命保険
1か月前
個人
マイホーム非電子入札システム
1か月前
個人
備蓄品の管理方法
9日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
10日前
サクサ株式会社
中継装置
10日前
株式会社BONNOU
管理装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
10日前
個人
決済手数料0%のクレジットカード
1か月前
ホシデン株式会社
タッチ入力装置
17日前
キヤノン電子株式会社
名刺管理システム
11日前
アスエネ株式会社
排水量管理方法
10日前
サクサ株式会社
カードの制動構造
1か月前
株式会社ワコム
電子消去具
17日前
東洋電装株式会社
操作装置
10日前
株式会社東芝
電子機器
18日前
東洋電装株式会社
操作装置
10日前
株式会社JVCケンウッド
管理装置
11日前
株式会社ライト
情報処理装置
1か月前
村田機械株式会社
割当補助システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1か月前
個人
パターン抽出方法及び通信多重化方法
16日前
応研株式会社
業務支援システム
1か月前
株式会社CBE-A
情報処理システム
16日前
Sansan株式会社
組織図生成装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る