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公開番号
2025103717
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221299
出願日
2023-12-27
発明の名称
メータパネル、情報表示システム、情報表示方法、コンピュータプログラムおよび作業車両
出願人
株式会社クボタ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60K
35/22 20240101AFI20250702BHJP(車両一般)
要約
【課題】PTO軸を適切な回転数で回転させるための原動機の回転数を、運転者に分かりやすく提示する。
【解決手段】本開示のある実施形態に係るメータパネルは、原動機の回転数を表示するタコメータを備える。タコメータは、互いに異なる大きさの原動機の回転数が割り当てられた複数の第1セグメントを有する。メータパネルは、複数の第1セグメントの配列に沿って配置された二つ以上の第2セグメントであって、PTO軸の回転数が定格回転数となる原動機の回転数をユーザに提示するためのマークを表示可能な二つ以上の第2セグメントを有する。二つ以上の第2セグメントそれぞれの表示のオンおよびオフを切り替えることで、PTO軸の回転数が定格回転数となる原動機の回転数に対応する位置にマークを表示する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
作業車両用のメータパネルであって、
前記作業車両は、
回転を発生させる原動機と、
前記原動機が発生させた回転が伝達されるPTO(Power Take Off)軸と、
を備え、
前記メータパネルは、前記原動機の回転数を表示するタコメータを備え、
前記タコメータは、互いに異なる大きさの前記原動機の前記回転数が割り当てられた複数の第1セグメントを有し、
前記メータパネルは、前記複数の第1セグメントの配列に沿って配置された二つ以上の第2セグメントであって、前記PTO軸の回転数が定格回転数となる前記原動機の前記回転数をユーザに提示するためのマークを表示可能な二つ以上の第2セグメントを有し、
前記二つ以上の第2セグメントそれぞれの表示のオンおよびオフを切り替えることで、前記PTO軸の前記回転数が前記定格回転数となる前記原動機の前記回転数に対応する位置に前記マークを表示する、メータパネル。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記二つ以上の第2セグメントは、前記複数の第1セグメントのうちの二つ以上に隣接して配置されている、請求項1に記載のメータパネル。
【請求項3】
前記メータパネルは、前記二つ以上の第2セグメントのうちの表示をオンにする第2セグメントを選択するためのスイッチをさらに備える、請求項1に記載のメータパネル。
【請求項4】
前記定格回転数は、前記作業車両に接続されて作業を行う作業機に伝達する前記PTO軸の回転数として予め定められた回転数である、請求項1から3のいずれか一項に記載のメータパネル。
【請求項5】
請求項1から3のいずれか一項に記載のメータパネルと、
前記メータパネルの動作を制御する制御装置と、
を備えた情報表示システムであって、
前記作業車両は、前記原動機の前記回転数と前記PTO軸の前記回転数との比を変更する変速装置を備え、
前記制御装置は、
前記変速装置の変速段を示す変速段情報を取得し、
前記変速段情報に基づいて、前記二つ以上の第2セグメントそれぞれの表示のオンおよびオフを切り替える、情報表示システム。
【請求項6】
前記制御装置は、前記変速段情報が第1変速段を示す場合と、前記第1変速段とは異なる第2変速段を示す場合とで、前記二つ以上の第2セグメントのうちの表示をオンにする第2セグメントを異ならせる、請求項5に記載の情報表示システム。
【請求項7】
前記複数の第1セグメントは、第3セグメントおよび前記第3セグメントとは異なる第4セグメントを含み、
前記二つ以上の第2セグメントは、前記第3セグメントに隣接する第5セグメントおよび前記第4セグメントに隣接する第6セグメントを含み、
前記制御装置は、
前記変速段情報が前記第1変速段を示す場合は、前記第5セグメントの表示をオンにするとともに、前記第6セグメントの表示をオフにし、
前記変速段情報が前記第2変速段を示す場合は、前記第6セグメントの表示をオンにするとともに、前記第5セグメントの表示をオフにする、請求項6に記載の情報表示システム。
【請求項8】
前記変速装置の前記変速段と、前記二つ以上の第2セグメントのうちの表示をオンにする第2セグメントとの関係を示すテーブル情報を記憶する記憶装置をさらに備え、
前記制御装置は、前記変速段情報および前記テーブル情報に基づいて、前記二つ以上の第2セグメントのうちの表示をオンにする第2セグメントを決定する、請求項5に記載の情報表示システム。
【請求項9】
請求項1から3のいずれか一項に記載のメータパネルと、
前記メータパネルの動作を制御する制御装置と、
を備えた情報表示システムであって、
前記制御装置は、
前記作業車両の機種を示す機種情報、前記PTO軸の前記回転数が前記定格回転数となる前記原動機の前記回転数を示す回転数情報、前記二つ以上の第2セグメントのうちの表示をオンにする第2セグメントを示すセグメント情報のうちの少なくとも一つを取得し、
前記機種情報、前記回転数情報および前記セグメント情報のうちの少なくとも一つに基づいて、前記二つ以上の第2セグメントそれぞれの表示のオンおよびオフを設定する、情報表示システム。
【請求項10】
前記制御装置は、
前記原動機の前記回転数を示す回転数情報を取得し、
前記原動機の前記回転数が、前記PTO軸の前記回転数が前記定格回転数となる回転数でない場合、表示をオンにする前記第2セグメントを点滅表示させる、請求項5に記載の情報表示システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、メータパネル、情報表示システム、情報表示方法、コンピュータプログラムおよび作業車両に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
次世代農業として、ICT(Information and Communication Technology)およびIoT(Internet of Things)を活用したスマート農業の研究開発が進められている。圃場で使用されるトラクタなどの作業車両の自動化および無人化に向けた研究開発も進められている。例えば、精密な測位が可能なGNSS(Global Navigation Satellite System)などの測位システムを利用して自動操舵で走行する作業車両が実用化されてきた。
【0003】
トラクタなどの農業用作業車両の運転席の正面には、走行速度、エンジンの負荷状態、作業車両の各部の状態を表示して運転者に通知するメータパネルが設けられている。
【0004】
特許文献1は、一般的な乗用車用のメータユニットを記載している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-32209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
トラクタなどの農業機械に備え付けられるメータパネルには、走行または作業中の車両に関する種々の情報をオペレータに的確に通知することが求められる。また、このような農業機械は、屋外で様々な作業を実行するため、一般の乗用車に比べて、より多くの情報を表示する必要がある。農業機械がスマート農業に用いられる場合は、更に多くの情報を表示することが必要になる。しかし、メータパネルに表示される情報の量が増大するほど、視認性が低下し、運転者が必要な情報を取得することが難しくなる。
【0007】
また、このようなメータパネルに求められる要求の高まりは、農業機械だけでなく、建設現場での作業に用いられる建設機械についても同様である。以下、移動型の農業機械および建設機械を総称して「作業車両」と称することとする。
【0008】
作業車両に作業機械(インプルメント)が接続され、作業車両の原動機の動力がPTO(Power Take Off)軸を介して作業機械に伝達される場合がある。このような場合、PTO軸を適切な回転数で回転させるための原動機の回転数を、運転者に分かりやすく提示することが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示のある実施形態に係るメータパネルは、作業車両用のメータパネルであって、前記作業車両は、回転を発生させる原動機と、前記原動機が発生させた回転が伝達されるPTO(Power Take Off)軸とを備え、前記メータパネルは、前記原動機の回転数を表示するタコメータを備え、前記タコメータは、互いに異なる大きさの前記原動機の前記回転数が割り当てられた複数の第1セグメントを有し、前記メータパネルは、前記複数の第1セグメントの配列に沿って配置された二つ以上の第2セグメントであって、前記PTO軸の回転数が定格回転数となる前記原動機の前記回転数をユーザに提示するためのマークを表示可能な二つ以上の第2セグメントを有し、前記二つ以上の第2セグメントそれぞれの表示のオンおよびオフを切り替えることで、前記PTO軸の前記回転数が前記定格回転数となる前記原動機の前記回転数に対応する位置に前記マークを表示する。
【0010】
本開示の包括的または具体的な態様は、装置、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、もしくはコンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体、またはこれらの任意の組み合わせによって実現され得る。コンピュータが読み取り可能な記憶媒体は、揮発性の記憶媒体を含んでいてもよいし、不揮発性の記憶媒体を含んでいてもよい。装置は、複数の装置で構成されていてもよい。装置が2つ以上の装置で構成される場合、当該2つ以上の装置は、1つの機器内に配置されてもよいし、分離した2つ以上の機器内に分かれて配置されていてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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