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公開番号2025102991
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2025063252,2023191032
出願日2025-04-07,2016-06-30
発明の名称電力用盤
出願人株式会社TMEIC,株式会社東芝
代理人個人
主分類H02B 3/00 20060101AFI20250701BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】本体部を筐体のまま枠体部に着脱させることにより、本体部の交換工事を容易に実施して、本体部の更新コストの低減化を図った電力用盤を提供する。
【解決手段】交流から直流に変換する整流器および直流から交流に変換するインバータが収容され、設置面に対して直立する方向で載置される筐体を有する本体部1と、筐体における正面部、背面部及び両側面部のうち、背面部及び両側面部を囲み、筐体が押し込み及び引出されることにより、着脱される枠体部4を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電力機器が収容され、設置面に対して直立する方向で載置される筐体を有する本体部と、
前記筐体における正面部、背面部及び両側面部のうち、前記背面部及び前記両側面部を囲み、前記筐体が押し込み及び引出されることにより、着脱される枠体部と、
を有する電力用盤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、電力用盤に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
無停電電源システム(UPS)とは、電源トラブルが発生しても負荷に対して同一規格の電力を所定時間給電するシステムである。無停電電源システムは通常、本体部と、その周辺盤とを備えており、データセンターなどに設置している。本体部は、無停電電源装置の主要部であって、交流から直流に変換する整流器と、直流から交流に変換するインバータとを備えている。周辺盤とは、入力トランス盤や蓄電池盤などである。
【0003】
本体部および周辺盤は、略直方体状の筐体に収容されているのが一般的である。これらの筐体はデータセンターなどの壁面に沿って一列に並べられることが多い。また、本体部の筐体と周辺盤の筐体は、美観上の観点などから、奥行き寸法および高さ寸法については統一されている。これらの筐体の大きさは、例えば奥行き寸法は100cm弱程度、高さ寸法は190cm程度である。
【0004】
本体部などの筐体は、正面に扉を取り付けており、この扉を開けて本体部の内部あるいは周辺盤の内部の保守点検を行うようになっている。そのため、本体部および周辺盤の前方には作業用のスペースを設けている。また、本体部および周辺盤は、それぞれの期待寿命が終わるころには更新を行っている。本体部および周辺盤の更新とは、本体部および周辺盤を新たなものに、まるごと交換することである。
【0005】
本体部と周辺盤とでは期待寿命の長さが異なっており、本体部の交換工事と、周辺盤の交換工事とでは、その実施時期が大きくずれることになる。具体的には、本体部の期待寿命は15年ほどであって、本体部の交換は無停電電源システムの納入後15年を指標としている。一方、周辺盤の期待寿命は25年程度であり、本体部の交換時期よりも10年ほど遅い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-222982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述したように、本体部の交換工事は、周辺盤より10年も早く実施しなくてはならない。そのため、本体部の交換工事を行うとき、本体部と周辺盤との接続は外すものの、周辺盤自体は設置されたままである。したがって、本体部の交換工事では、一列に並んだ筐体群の中から、交換対象である本体部だけを、固定してあった設置場所から取り外し、新しい本体部を同じ場所に設置し直すことになる。
【0008】
このような本体部の交換工事は、本体部の全体に及ぶため、本体部を覆うようにした門型の工事設備や、本体部にかける横引き用フックなど、多くの工事設備が不可欠となる。そのため、本体部の交換工事は、大掛かりな作業となっており、作業時間は長期化していた。
【0009】
また、データセンターなどはスペースにゆとりがあるわけではないので、本体部の前方に設けた作業用のスペースはもともと狭い。その上、工事設備を搬入することを考え合わせると、筐体の交換作業に使えるスペースはかなり縮小化される。したがって、本体部を筐体の状態のままで交換することは極めて困難であり、工事の作業効率が低い点が問題であった。
【0010】
さらに、UPSの役割を考慮すれば、本体部の交換工事の工期は短ければ短いほど良い。そのため、本体部の交換工事には多数の作業員を集中して投入する必要があり、人件費が高騰した。その結果、本体部の交換工事では、人件費を含む工事費用が嵩んでしまい、本体部の更新コストが増大した。
(【0011】以降は省略されています)

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