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公開番号
2025102715
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2024218877
出願日
2024-12-13
発明の名称
農業機械、システム、および方法
出願人
株式会社クボタ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01G
7/06 20060101AFI20250701BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】果実の収穫量および品質を保持しつつ、果樹の剪定作業の自動化および無人化を促進するために用いることが可能な方法、システムおよび農業機械を提供する。
【解決手段】方法は、1または複数のコンピューティングデバイスを用いて行われる方法であって、1または複数のセンサによって取得されたセンサデータであって、果樹の1以上の枝のセンサデータを受け取ることと、センサデータに基づいて、1以上の枝のそれぞれを、除去対象の枝または残す枝のいずれにするかを決定することとを含む。
【選択図】図4C
特許請求の範囲
【請求項1】
1または複数のコンピューティングデバイスを用いて行われる方法であって、
1または複数のセンサによって取得されたセンサデータであって、果樹の1以上の枝のセンサデータを受け取ることと、
前記センサデータに基づいて、前記1以上の枝のそれぞれを、除去対象の枝または残す枝のいずれにするかを決定することと
を含む、方法。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記残す枝に決定された枝は、結果母枝を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記残す枝に決定された枝は、前記1以上の枝のうち、そのシーズンに最も品質の良い果実が実ることが期待される枝である、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記残す枝に決定された枝のそれぞれについて、切断すべき点の3次元位置を示す情報を含む切断点データを生成することをさらに含み、
前記残す枝に決定された枝のそれぞれについて、前記切断点データを生成することは、
前記残す枝に決定された枝のそれぞれが、切断された後に1以上の芽を有するように、前記切断点データを生成することを含む、請求項1または2に記載の方法。
【請求項5】
前記除去対象の枝に決定された枝のそれぞれについて、切断すべき点の3次元位置を示す情報を含む切断点データを生成することをさらに含み、
前記除去対象の枝に決定された枝のそれぞれについて、前記切断点データを生成することは、
前記除去対象の枝に決定された枝のそれぞれが、切断された後に芽を有しないように、前記切断点データを生成することを含む、請求項1または2に記載の方法。
【請求項6】
生成した前記切断点データを、前記果樹の枝を切断するカッターの3次元位置を制御する制御装置に入力することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記1以上の枝のそれぞれについて、1以上の属性に関する計測値を取得することと、
前記計測値に基づいて、前記1以上の枝のそれぞれを、前記除去対象の枝または前記残す枝のいずれにするかを決定することと
をさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
【請求項8】
前記1以上の属性は、2以上の属性であり、
前記1以上の枝のそれぞれについて、前記1以上の属性に関する計測値を取得することは、
前記1以上の枝のそれぞれについて、前記2以上の属性に関する計測値を取得することを含み、
前記1以上の枝のそれぞれを、前記除去対象の枝または前記残す枝のいずれにするかを決定することは、
前記2以上の属性に関する前記計測値に基づいて、前記1以上の枝のそれぞれを、前記除去対象の枝または前記残す枝のいずれにするかを決定することを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記果樹は、ブドウの樹である、請求項1または2に記載の方法。
【請求項10】
前記ブドウの樹のブドウ園設計の情報を取得することをさらに含み、
前記1以上の枝のそれぞれを、前記除去対象の枝または前記残す枝のいずれにするかを決定することは、
前記センサデータと、前記ブドウの樹の前記ブドウ園設計の情報とに基づいて、前記1以上の枝のそれぞれを、前記除去対象の枝または前記残す枝のいずれにするかを決定することを含む、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、農業機械、システム、方法、果樹の枝の切断点データを生成するシステム、および果樹の枝の切断点データを生成する方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
次世代農業として、ICT(Information and Communication Technology)およびIoT(Internet of Things)を活用したスマート農業の研究開発が進められている。圃場で使用されるトラクタなどの作業車両の自動化および無人化に向けた研究開発も進められている。例えば、精密な測位が可能なGNSS(Global Navigation Satellite System)などの測位システムを利用して自動操舵で走行する作業車両が実用化されてきた。
【0003】
特許文献1は、ブドウ園(vineyard)などの果樹園において、複数の樹木列の間を自律的に移動可能な作業車両を記載している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2023/288936号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ブドウ園などの果樹園における果樹の剪定作業についても、自動化および無人化の要求がある。剪定は、果樹の樹形を整えるために、果樹が有する枝の一部を不要な枝として切り取る作業である。剪定作業は、生育期間中にも休眠期間中にも行われ得るが、本願明細書では主に、その年の果実の収穫が終わった後、次の年に向けた果樹の成長が始まる前の、休眠期間中(例えば冬)の間に行われる作業を指す。どの枝を切り取ってどの枝を残すかによって、次のシーズンの収穫量や品質が決定付けられるので、休眠期間中に行われる剪定作業は果樹の栽培において重要な作業の一つであるとされている。剪定作業においては、互いに異なる形状を有する個々の果樹について、果樹の健康状態、日当たり具合、風通しの良さ等を総合的に判断し、経験や感覚に基づいて、それぞれの果樹に最適な剪定を行うことが必要とされる。このような判断を伴う剪定作業を自動化するのは容易ではない。
【0006】
本開示は、このような課題を解決することが可能な、果樹の枝の切断すべき点の3次元位置を示す情報を含む切断点データを生成する方法、切断点データを生成するシステムおよび農業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の好ましい実施形態は、果樹の枝の切断すべき点の3次元位置を示す情報を含む切断点データを生成する方法、果樹の枝の切断点データを生成するシステムおよび農業機械に関する。
【0008】
本開示は、以下の項目に記載の解決手段を提供する。
【0009】
[項目a1]
本発明の好ましい実施形態による、果樹の枝(cane)の切断すべき点の3次元位置を示す情報を含む切断点データを生成する方法は、1または複数のコンピューティングデバイスを用いて、果樹の枝の切断すべき点の3次元位置を示す情報を含む切断点データを生成する方法であって、
1または複数のセンサによって取得されたセンサデータであって、前記果樹の複数の枝のセンサデータに基づいて、前記複数の枝を複数のグループにグルーピングすることと、
前記センサデータに基づいて、前記複数のグループのうち同じグループにグルーピングされた1以上の枝のそれぞれを、除去対象の枝または残す枝のいずれにするかを決定することと、
前記除去対象の枝に決定された枝のそれぞれについて前記切断点データを生成することと
を含む、方法。
【0010】
[項目a2]
本発明の好ましい実施形態によれば、
前記1以上の枝のそれぞれを、前記除去対象の枝または前記残す枝のいずれにするかを決定することは、
前記センサデータに基づいて、前記1以上の枝のそれぞれの1以上の属性に関する計測値を取得することと、
前記計測値に基づいて、前記1以上の枝のそれぞれを、前記除去対象の枝または前記残す枝のいずれにするかを決定することと
を含む、項目a1に記載の方法。
(【0011】以降は省略されています)
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