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公開番号2025102062
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219264
出願日2023-12-26
発明の名称ネットワークシステムおよびネットワーク接続方法
出願人西日本電信電話株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04L 41/0895 20220101AFI20250701BHJP(電気通信技術)
要約【課題】APNの特性を生かしたネットワークシステムを提供する。
【解決手段】APNを介してデータセンタA,B間を接続したネットワークシステム1である。APNは任意のAPN-T間に波長パスを形成する。ネットワークシステム1上に構成する仮想ネットワーク110,120,130と波長パスとを対応付けて、仮想ネットワーク110,120,130ごとにトラフィックが経由する光パスを決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光ネットワークを介して複数のネットワーク間を接続したネットワークシステムであって、
前記光ネットワークは任意のエンドポイント間に光パスを形成し、
当該ネットワークシステム上に構成される仮想ネットワークと光パスとを対応付けて、仮想ネットワークごとにトラフィックが経由する光パスを決定する
ネットワークシステム。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
請求項1に記載のネットワークシステムであって、
前記複数のネットワークそれぞれは、当該ネットワークの境界にゲートウェイ装置を備え、
前記仮想ネットワークごとにトラフィックが経由するゲートウェイ装置が決定され、
前記ゲートウェイ装置間を前記光パスで接続する
ネットワークシステム。
【請求項3】
請求項2に記載のネットワークシステムであって、
前記ゲートウェイ装置と前記エンドポイントとを一対一で接続した
ネットワークシステム。
【請求項4】
光ネットワークを介して複数のネットワーク間を接続するネットワークシステムにおけるネットワーク接続方法であって、
前記光ネットワークは任意のエンドポイント間に光パスを形成し、
前記ネットワークシステム上に構成される仮想ネットワークと光パスとを対応付けて、仮想ネットワークごとにトラフィックが経由する光パスを決定する
ネットワーク接続方法。
【請求項5】
請求項4に記載のネットワーク接続方法であって、
前記複数のネットワークそれぞれは、当該ネットワークの境界にゲートウェイ装置を備え、
前記仮想ネットワークごとにトラフィックが経由するゲートウェイ装置を決定し、
前記ゲートウェイ装置間を前記光パスで接続する
ネットワーク接続方法。
【請求項6】
請求項5に記載のネットワーク接続方法であって、
前記ゲートウェイ装置と前記エンドポイントとを一対一で接続する
ネットワーク接続方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ネットワークシステムおよびネットワーク接続方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
データセンタを一極集中するのではなく、分散したデータセンタを活用し、一つの大きなデータセンタとして扱うことで、保守性や運用効率が高まることが予想される。
【0003】
非特許文献1には、Ethernet VPN (EVPN)を使用したNetwork Virtualization Overlay (NVO)の相互接続について記載されている。
【0004】
非特許文献2には、All Photonics Network (APN) によるネットワークサービス技術について記載されている。APNは、エンド・ツー・エンドの光接続を提供するネットワークであり、任意の拠点を結ぶ光パスを柔軟に提供できる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
L. Krattiger, et al.,“Multi-Site Solution for Ethernet VPN (EVPN) Overlay”, IETF, November 4, 2023
川端明生、青柳雄二、「APNで実現するネットワークサービス技術」、NTT技術ジャーナル、日本電信電話株式会社、2021年8月、第33巻、第8号、pp. 10-14
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
分散したデータセンタを接続して一つの仮想データセンタを構築する際に、非特許文献1の技術と非特許文献2の技術を組み合わせることが考えられる。この場合、APNの特性を生かしたネットワークシステムが望まれる。
【0007】
データセンタの提供サービスでは、事業者や用途がネットワーク的に分離され、テナントごとに利用される。ここでのテナントとは、データセンタの提供するリソースを利用する企業、組織、あるいはサービスを示す。データセンタを分散する場合でも、テナントごとのセグメント分離が必要である。
【0008】
ネットワークの各レイヤを分離の観点で見ると、レイヤ1においては、非特許文献2の技術により波長ごとに波長パスを確立できるので、ダークファイバーの仮想的な分離が可能となる。レイヤ2,3においては、非特許文献1でも利用されているが、Virtual Extensible LAN (VXLAN)やMultiprotocol Label Switching (MPLS)を用いたネットワークスライシング技術は商用システムとして普及している。しかしながら、レイヤ1から3をセットとしたネットワークスライシングは提供されていない。
【0009】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであり、APNの特性を生かしたネットワークシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の一態様のネットワークシステムは、光ネットワークを介して複数のネットワーク間を接続したネットワークシステムであって、前記光ネットワークは任意のエンドポイント間に光パスを形成し、当該ネットワークシステム上に構成される仮想ネットワークと光パスとを対応付けて、仮想ネットワークごとにトラフィックが経由する光パスを決定する。
(【0011】以降は省略されています)

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