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公開番号
2025100749
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025067673,2023529101
出願日
2025-04-16,2022-01-26
発明の名称
硬化性組成物
出願人
エルジー・ケム・リミテッド
代理人
個人
,
個人
主分類
C08G
18/08 20060101AFI20250626BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】本出願は、時間による粘度変化が少なく、フィラーとの配合性に優れており、工程性を確保でき、優れた電気絶縁性能を有する硬化物を形成する硬化性組成物を提供でき、発熱性素子と冷却部位の間で前記両者を熱的に接触させる硬化性組成物を含む2液型硬化性組成物の硬化物を含む装置を提供しうる。
【解決手段】多官能性イソシアネート化合物及び二官能性イソシアネート化合物を含む樹脂成分と、フィラーと、を含む、硬化性組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
多官能性イソシアネート化合物及び二官能性イソシアネート化合物を含む樹脂成分と、
フィラーと、を含む、硬化性組成物。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記樹脂成分は、重量平均分子量が400~1,000g/molの範囲内である、請求項1に記載の硬化性組成物。
【請求項3】
前記樹脂成分は、多分散指数(PDI)が1.2~1.8の範囲内である、請求項1または2に記載の硬化性組成物。
【請求項4】
前記多官能性イソシアネート化合物は、重量平均分子量が600~2,000g/molであり、多分散指数(PDI)が0.8~1.5の範囲内である、請求項1から3のいずれか一項に記載の硬化性組成物。
【請求項5】
前記二官能性イソシアネート化合物は、重量平均分子量が100~500g/molであり、多分散指数(PDI)が0.8~1.4の範囲内である、請求項1から4のいずれか一項に記載の硬化性組成物。
【請求項6】
前記樹脂成分は、下記式1によるK値が0.4以上である、請求項1から5のいずれか一項に記載の硬化性組成物。
[式1]
K=Σ(N×W)
式1において、Nは、樹脂成分に含まれる個々のイソシアネート化合物について下記式2で求められる値であり、Wは、樹脂成分に含まれる全体のイソシアネート化合物の量を基準とした前記個々のイソシアネート化合物の含量(重量%)であり、
[式2]
N=F/M
式2において、Fは、前記個々のイソシアネート化合物が有するイソシアネート基の数であり、Mは、前記個々のイソシアネート化合物の重量平均分子量(g/mol)である。
【請求項7】
前記樹脂成分は、400~600cPの範囲内である常温粘度を有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の硬化性組成物。
【請求項8】
前記樹脂成分は、前記二官能性イソシアネート化合物を前記多官能性イソシアネート化合物100重量部に対して15~80重量部含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の硬化性組成物。
【請求項9】
前記フィラーを80~95重量%含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の硬化性組成物。
【請求項10】
ポリオールを含む樹脂成分を含む主剤パートと、
請求項1から9のいずれか一項に記載の硬化性組成物を含む硬化剤パートと、を含む、2液型硬化性組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願との相互引用
本出願は、2021年2月5日付大韓民国特許出願第10-2021-0017008号及び2022年1月11日付大韓民国特許出願第10-2022-0003898号に基づく優先権の利益を主張し、当該韓国特許出願の文献に開示されたすべての内容は、本出願の一部として含まれる。
続きを表示(約 900 文字)
【0002】
技術分野
本出願は、硬化性組成物及びその使用に関する。
【背景技術】
【0003】
電気製品、電子製品または二次電池などのバッテリーから発生する熱の処理が重要な問題となり、様々な放熱対策が提案されている。放熱対策に用いられる熱伝導性材料の中には、樹脂成分に熱伝導性フィラーを配合した硬化性組成物が知られている。特許文献1には、このような硬化性組成物の硬化物を適用したバッテリーモジュールが知られている。
【0004】
硬化性組成物は、工程性の確保のために時間による粘度変化が低いことが要求され、前記硬化性組成物の硬化物は、安全と電気製品、電子製品または二次電池などのバッテリーの素子保護のために電気絶縁性能が要求される。
【0005】
硬化性組成物の硬化物が優れた電気絶縁性能を有するためには、体積抵抗を高めなければならない。体積抵抗を高めるためには、前記硬化物の架橋密度が高いのが有利であり、架橋密度を高めるためには、官能基が多く、高い反応性を有する樹脂成分を用いることが好ましい。
【0006】
しかし、高い反応性を有する樹脂成分の使用量を増やすと、フィラーとの配合性が低下し、時間による粘度変化が高くなるという問題が発生した。
【0007】
したがって、フィラーとの配合性に優れ、時間による粘度変化が少なく、硬化物が優れた電気絶縁性能を有するようにする硬化性組成物が要求された。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
大韓民国公開特許公報第10-2016-0105354号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本出願は、前述した問題点を解決できる硬化性組成物を提供することを目的とする。
【0010】
本出願は、時間による粘度変化が少なく、フィラーとの配合性に優れており、工程性を確保できる硬化性組成物を提供することを目的とする。
(【0011】以降は省略されています)
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