TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025100590
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025062494,2024064707
出願日
2025-04-04,2018-10-18
発明の名称
プログラム及び情報処理方法
出願人
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
40/08 20120101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約
【課題】自動車事故における客観的事実に基づく事故状況を容易に確認することができるプログラム等を提供する。
【解決手段】プログラムは、情報処理装置に、事故状況の判定に用いる複数のデータを受信し、複数のデータに基づいて、事故状況を判定する複数の判定項目及び判定結果を表示する第1表示領域、及び判定結果に対する証拠データを有する判定項目において証拠データを表示する第2表示領域を含む判定画面を表示装置に表示制御し、第1表示領域内の所定の判定結果に対するユーザ操作に基づく命令を受け付け、命令に基づいて、所定の判定結果に対する証拠データを第2表示領域内に表示するように表示制御する、処理を実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理装置に、
事故状況の判定に用いる複数のデータを受信し、
前記複数のデータに基づいて、事故状況を判定する複数の判定項目及び判定結果を表示する第1表示領域、及び前記判定結果に対する証拠データを有する判定項目において前記証拠データを表示する第2表示領域を含む判定画面を表示装置に表示制御し、
前記第1表示領域内の所定の判定結果に対するユーザ操作に基づく命令を受け付け、
前記命令に基づいて、前記所定の判定結果に対する証拠データを前記第2表示領域内に表示するよう表示制御する、処理を実行させるプログラム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記証拠データが、車両に搭載された撮像装置により撮像された動画像を含む場合、
前記判定項目に関連付けて前記動画像の一部の静止画像を表示するよう表示制御する、処理を前記情報処理装置にさらに実行させる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記第2表示領域内の所定の静止画像に対するユーザ操作に基づく第2命令を受け付け、
前記第2命令に基づいて、前記所定の静止画像に対する動画像を再生する再生画面を表示するよう表示制御する、処理を前記情報処理装置にさらに実行させる、請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記動画像は、前記判定項目に応じて異なる、請求項3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記動画像内で、前記判定結果に関連する箇所が強調表示される、請求項3又は4に記載のプログラム。
【請求項6】
前記判定項目は、衝突時の自車両の接触箇所を示す項目を含む場合、
前記接触箇所を示す項目に対するユーザ操作に基づく第3命令を受け付け、
前記第3命令に基づいて、時計に車両を重ねて表示し、前記時計の12時方向に前記車両の前方を表示し、及び前記接触箇所を前記車両に表示するよう表示制御する、処理を前記情報処理装置にさらに実行させる、請求項1から5のいずれか一項に記載のプログラム。
【請求項7】
前記判定画面に、前記複数のデータと過去の判例データとを用いて判定された基本過失割合を表示する第3表示領域、及び前記判例データの表示に関する所定のUI部品を含めて表示するよう表示制御し、
前記所定のUI部品に対するユーザ操作に基づく第4命令を受け付け、
前記第4命令に基づき、前記基本過失割合の判定に用いられた判例データを表示するよう表示制御する、処理を前記情報処理装置にさらに実行させる、請求項1から6のいずれか一項に記載のプログラム。
【請求項8】
前記判定画面に、前記複数データに基づいて判定された事故状況を説明する地図データを表示する第4表示領域を含めて表示するよう表示制御する、処理を前記情報処理装置にさらに実行させる、請求項1から7のいずれか一項に記載のプログラム。
【請求項9】
前記判定結果を修正するユーザ操作に基づく第5命令を受け付け、
前記第5命令に基づいて、前記判定結果の修正を反映する、処理を前記情報処理装置にさらに実行させる、請求項1から7のいずれか一項に記載のプログラム。
【請求項10】
事故状況の判定に用いる複数のデータを受信し、
前記複数のデータに基づいて、事故状況を判定する複数の判定項目及び判定結果を表示する第1表示領域、及び前記判定結果に対する証拠データを有する判定項目において前記証拠データを表示する第2表示領域を含む判定画面を表示装置に表示制御し、
前記第1表示領域内の所定の判定結果に対するユーザ操作に基づく命令を受け付け、
前記命令に基づいて、前記所定の判定結果に対する証拠データを前記第2表示領域内に表示するように表示制御する、ことを含む情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に実行させるプログラム及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、自動車が事故を起こすと、各方面に緊急通報が行われると共に、事故状況の把握のため、様々なデータの保存が行われる。また、その後、保険金の支払いのため、各当事者が契約している保険会社により、当事者及び目撃者の証言や保存されたデータをもとに、過失割合の評価が行われる。
【0003】
例えば特許文献1には、事故車両に搭載される緊急通報装置を、GPS受信部、ジャイロ、車速度センサ、衝突センサ及び、公衆携帯電話(無線機)で構成し、緊急通報装置では、車両位置の算出に加え車速度情報を車速度変化毎または、一定時間毎に蓄積し、事故発生時に現場位置情報及び、車速度情報をデータ通信により緊急センタへ送信する車両緊急通常システムが開示されている。上記緊急センタにおいては、受信した現場位置及び、走行軌跡を地図上に重ねて表示するための手段を備え、走行軌跡を表示する際に車速度情報に応じて数段階に色分けした走行軌跡マークを地図上に重ねて表示することとしている。
【0004】
特許文献2には、車両に搭載されたドライブレコーダ装置、及び、通信回線を介してドライブレコーダ装置からデータを収集する車両管理センタを含むドライブレコーダデバイスシステムが開示されている。特許文献2においては、信号機付きの交差点等に設置されて信号機の点灯情報を取得する路側機との間で無線通信を行う路車間通信機を備える車両にドライブレコーダ装置を搭載し、路車間通信機によって点灯情報を受信したことに基づいて、走行履歴データとして点灯情報もドライブレコーダ装置のデータ記録部に記録することにより、交通事故に絡んだ車両の運転者の過失割合を明確にすることができることとされている。
【0005】
特許文献3には、被保険者の過失割合を含む自動車同士の自動車事故の報告を受け付ける保険会社システムが開示されている。特許文献3には、事故の過失割合を、保険会社の担当者が事例データベースや裁判所の判例データベース等を参照して算出して入力してもよい旨記載されている。
【0006】
特許文献4には、デジタルビデオカメラにより記録された事故の画像情報により事故形態解析データを作成し、そのデータを、コンピュータを用いて、過去の過失割合判例をデータ化したデータベースと照合し過失割合評価を実行するデジタルビデオカメラ過失割合評価システムが開示されている。特許文献4には、事故形態解析データと、過去の過失割合判例に関する各種データ(衝突相手物データ、事故現場道路構造データ等)と、に基づいて基本過失割合を決定し、さらに、修正要素データに基づいて過失割合評価を決定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2000-285377号公報
特許第5533626号公報
特開2011-204116号公報
特開2001-347972号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
自動車事故は、多くの要因が複雑に絡み合って発生するため、客観的な事実に基づき、事故状況を把握すると共に、保険金支払の対象となるか等の判断が必要となる。また、客観的に確認できた事故の状況を基に、過去の事例・判例をベースとして過失割合の判定を行う必要がある。そのため、システムによって事故状況を把握もしくは、その事故状況を基として過失割合を自動的に判定する場合であっても、その事故状況の把握の根拠(事故の要因、又は証拠等)が適切であるか否かを客観的に把握することが重要である。
【0009】
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、自動車事故における事故状況を可視化することで発生原因等が客観的かつ容易に確認することができるプログラム及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様であるプログラムは、情報処理装置に、事故状況の判定に用いる複数のデータを受信し、前記複数のデータに基づいて、事故状況(図5に例示の項目)を判定する複数の判定項目及び判定結果を表示する第1表示領域、及び前記判定結果に対する証拠データを有する判定項目において前記証拠データを表示する第2表示領域を含む判定画面を表示装置に表示制御し、前記第1表示領域内の所定の判定結果に対するユーザ操作に基づく命令を受け付け、前記命令に基づいて、前記所定の判定結果に対する証拠データを前記第2表示領域内に表示するように表示制御する、処理を実行させるものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
対話装置
1か月前
個人
政治のAI化
2か月前
個人
裁判のAI化
3日前
個人
情報処理装置
1か月前
個人
情報処理システム
10日前
個人
記入設定プラグイン
26日前
個人
情報処理装置
1か月前
個人
検査システム
12日前
個人
プラグインホームページ
1か月前
キヤノン電子株式会社
携帯装置
11日前
個人
情報入力装置
1か月前
株式会社サタケ
籾摺・調製設備
11日前
個人
不動産売買システム
18日前
個人
物価スライド機能付生命保険
1か月前
個人
マイホーム非電子入札システム
1か月前
個人
備蓄品の管理方法
10日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
11日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
11日前
株式会社BONNOU
管理装置
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
11日前
東洋電装株式会社
操作装置
11日前
東洋電装株式会社
操作装置
11日前
キヤノン電子株式会社
名刺管理システム
12日前
サクサ株式会社
カードの制動構造
1か月前
株式会社ワコム
電子消去具
18日前
個人
決済手数料0%のクレジットカード
1か月前
株式会社東芝
電子機器
19日前
ホシデン株式会社
タッチ入力装置
18日前
アスエネ株式会社
排水量管理方法
11日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1か月前
株式会社ライト
情報処理装置
1か月前
パテントフレア株式会社
交差型バーコード
1か月前
株式会社JVCケンウッド
管理装置
12日前
村田機械株式会社
割当補助システム
1か月前
ミサワホーム株式会社
宅配ロッカー
1か月前
続きを見る
他の特許を見る