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公開番号
2025100541
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025037691,2022535747
出願日
2025-03-10,2020-12-10
発明の名称
スピロ環式ピペリジンメラノコルチンサブタイプ-2受容体(MC2R)アンタゴニストおよびその使用
出願人
クリネティックス ファーマシューティカルズ,インク.
代理人
弁理士法人清原国際特許事務所
主分類
C07D
471/10 20060101AFI20250626BHJP(有機化学)
要約
【解決手段】本明細書にはメラノコルチンサブタイプ-2受容体(MC2R)モジュレーターである化合物、上記化合物を作る方法、上記化合物を含む医薬組成物と製剤、およびMC2R活性の調節から利益を得ることになる疾病、疾患、または障害の処置において上記化合物を使用する方法が記載されている。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
式(I)の化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物であって、
JPEG
2025100541000120.jpg
39
52
式中、
R
A
は非置換または置換のアリール、あるいは非置換または置換のヘテロアリールであり、ここで、R
A
が置換されている場合、R
A
は、R
a
、R
b
、およびR
c
から選択された1つ、2つ、3つ、または4つの基で置換され、
R
a
、R
b
、およびR
c
は独立して、水素、ハロゲン、-OR
4
、-CN、-N(R
4
)
2
、-C(=O)R
7
、非置換または置換のC
1
-C
6
アルキル、非置換または置換のC
1
-C
6
フルオロアルキル、非置換または置換のC
1
-C
6
ヘテロアルキル、非置換または置換のC
3
-C
6
シクロアルキル、非置換または置換のC
2
-C
7
ヘテロシクロアルキル、非置換または置換のフェニル、および非置換または置換のヘテロアリールからなる群から選択され、R
a
、R
b
、およびR
c
の任意の置換された基は、1つ以上のR
6
基で置換され、
ここで、R
a
、R
b
、またはR
c
がヘテロアリールのN原子に結合している場合、それは、水素、-C(=O)R
7
、非置換または置換のC
1
-C
6
アルキル、非置換または置換のC
1
-C
6
フルオロアルキル、非置換または置換のC
1
-C
6
ヘテロアルキル、非置換または置換のC
3
-C
6
シクロアルキル、あるいは非置換または置換のC
2
-C
7
ヘテロシクロアルキルであり、
R
B
は非置換または置換のアリール、あるいは非置換または置換のヘテロアリールであり、ここで、R
B
が置換されている場合、R
B
は、R
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
Wは-C(R
3
)
2
-または-C(=O)-であり、
Yは存在しないか、-(C=O)-、
*
-NR
2
-(C=O)-、または-(SO
2
)-であり、ここで、
*
はR
1
への結合点を示し、
R
2
はそれぞれ独立して、水素、-CH
3
、-CH
2
CH
3
、-CH
2
CH
2
CH
3
、または-CH(CH
3
)
2
であり、および、
R
3
はそれぞれ独立して、水素、-CH
3
、-CH
2
CH
3
、-CH
2
CH
2
CH
3
、または-CH(CH
3
)
2
である、請求項1に記載の化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物。
【請求項3】
Wは、-CH
2
-、-CH(CH
3
)-、または-C(=O)-であり、
Yは存在しないか、-(C=O)-、
*
-NH-(C=O)-、または-(SO
2
)-であり、ここで、
*
はR
1
への結合点を示す、請求項1または2に記載の化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物。
【請求項4】
R
A
は、非置換または置換のフェニル、非置換または置換の単環式の6員のヘテロアリール、非置換または置換の単環式の5員のヘテロアリールであり、ここで、R
A
が置換されている場合、R
A
は、R
a
、R
b
、およびR
c
から選択された1つ、2つ、3つ、または4つの基で置換される、請求項1-3のいずれか1つに記載の化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物。
【請求項5】
R
A
は、非置換または置換のフェニル、非置換または置換のピリジニル、非置換または置換のピリミジニル、非置換または置換のピラジニル、非置換または置換のピリダジニル、非置換または置換のトリアジニル、非置換または置換のピロリル、非置換または置換のフラニル、非置換または置換のチエニル、非置換または置換のオキサゾリル、非置換または置換のチアゾリル、非置換または置換のイミダゾリル、非置換または置換のピラゾリル、非置換または置換のトリアゾリル、非置換または置換のテトラゾリル、非置換または置換のイソキサゾリル、非置換または置換のイソチアゾリル、非置換または置換のオキサジアゾリル、あるいは非置換または置換のチアジアゾリルであり、ここで、R
A
が置換されている場合、R
A
は、R
a
、R
b
、およびR
c
から選択された1つ、2つ、3つ、または4つの基で置換される、請求項1-4のいずれか1つに記載の化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物。
【請求項6】
R
A
は、非置換または置換のフェニル、非置換または置換のピリジニル、非置換または置換のピリミジニル、非置換または置換のピラジニル、あるいは非置換または置換のピリダジニルであり、ここで、R
A
が置換されている場合、R
A
は、R
a
、R
b
、およびR
c
から選択された1つ、2つ、3つ、または4つの基で置換される、請求項1-5のいずれか1つに記載の化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物。
【請求項7】
R
A
は非置換または置換のフェニル、あるいは非置換または置換のピリジニルであり、ここで、R
A
が置換されている場合、R
A
は、R
a
、R
b
、およびR
c
から選択された1つ、2つ、3つ、または4つの基で置換される、請求項1-6のいずれか1つに記載の化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物。
【請求項8】
R
A
は
JPEG
2025100541000121.jpg
23
111
である、請求項1-6のいずれか1つに記載の化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物。
【請求項9】
R
A
は
JPEG
2025100541000122.jpg
21
23
であり、ここで、VはCH、CR
a
、CR
b
、またはNである、請求項1-7のいずれか1つに記載の化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物。
【請求項10】
前記化合物が式(II)の構造、あるいはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物を有し、
JPEG
2025100541000123.jpg
49
56
ここで、VはCH、CR
a
、CR
b
、またはNである、請求項1-9のいずれか1つに記載の化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年12月23日に出願された米国仮特許出願第62/953,001号の利益を主張するものであり、当該文献は参照により全体として本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,900 文字)
【0002】
本明細書には、1つ以上のメラノコルチン受容体の活性を調節する化合物、上記化合物を作る方法、上記化合物を含む医薬組成物と製剤、およびメラノコルチンサブタイプ-2受容体(MC2R)活性を調節することから利益を得ることになる疾病、疾患、または障害の処置において上記化合物を使用する方法が記載されている。
【背景技術】
【0003】
メラノコルチン受容体は、異なるメラノコルチンペプチドの副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)により選択的に活性化されるGタンパク質共役型受容体(GPCR)ファミリー(MC1R、MC2R、MC3R、MC4R、および、MC5R)と、プロオピオメラノコルチンホルモン、すなわち、POMCからタンパク質分解的に由来するメラノコルチンペプチドα-、β-、γ-メラノサイト刺激ホルモン(α-MSH、β-MSH、およびγ-MSH)を形成する。ACTHは、副腎グルココルチコイドの合成と分泌の主要な調節因子であり、MC2Rにのみ親和性を有する39アミノ酸ペプチドである。ACTHは、この視床下部-下垂体-副腎(HPA)軸の中心的な役割を果たすものとして、ストレス刺激に応答して下垂体から分泌され、副腎で作用してコルチゾールの合成と分泌を促進する。MC2Rの調節は、メラノコルチン受容体の活性を調節することで恩恵を受けることになる症状、疾患、または障害の治療にとって魅力的である。
【発明の概要】
【0004】
本明細書に記載される化合物は、メラノコルチン受容体モジュレーター化合物である。いくつかの実施形態では、本明細書に記載される化合物は、メラノコルチン受容体サブタイプのタンパク質の1つ以上を調節する。いくつかの実施形態では、本明細書に記載される化合物は、メラノコルチン受容体サブタイプのタンパク質の2つ以上を調節する。いくつかの実施形態では、本明細書で記載される化合物は、MC2Rを調節する。
【0005】
1つの態様において、式(I)の化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物が本明細書に記載され、
【0006】
JPEG
2025100541000001.jpg
40
51
式中、
R
A
は非置換または置換のアリール、あるいは非置換または置換のヘテロアリールであり、ここで、R
A
が置換されている場合、R
A
は、R
a
、R
b
、およびR
c
から選択された1つ、2つ、3つ、または4つの基で置換され、
R
a
、R
b
、およびR
c
は独立して、水素、ハロゲン、-OR
4
、-CN、-N(R
4
)
2
、-C(=O)R
7
、非置換または置換のC
1
-C
6
アルキル、非置換または置換のC
1
-C
6
フルオロアルキル、非置換または置換のC
1
-C
6
ヘテロアルキル、非置換または置換のC
3
-C
6
シクロアルキル、非置換または置換のC
2
-C
7
ヘテロシクロアルキル、非置換または置換のフェニル、および非置換または置換のヘテロアリールからなる群から選択され、R
a
、R
b
、およびR
c
の任意の置換された基は、1つ以上のR
6
基で置換され、
ここで、R
a
、R
b
、またはR
c
がヘテロアリールのN原子に結合している場合、それは、水素、-C(=O)R
7
、非置換または置換のC
1
-C
6
アルキル、非置換または置換のC
1
-C
6
フルオロアルキル、非置換または置換のC
1
-C
6
ヘテロアルキル、非置換または置換のC
3
-C
6
シクロアルキル、あるいは非置換または置換のC
2
-C
7
ヘテロシクロアルキルであり、
R
B
は非置換または置換のアリール、あるいは非置換または置換のヘテロアリールであり、ここで、R
B
が置換されている場合、R
B
は、R
d
、R
【0007】
同様に、本明細書には、本明細書に記載される化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩または溶媒和物、および少なくとも1つの薬学的に許容可能な賦形剤を含む、医薬組成物が記載される。いくつかの実施形態では、医薬組成物は、静脈内投与、皮下投与、経口投与、吸入、経鼻投与、皮膚投与、または経眼投与による哺乳動物への投与のために製剤化される。いくつかの実施形態では、医薬組成物は経口投与による哺乳動物への投与のために製剤化される。いくつかの実施形態では、医薬組成物は、錠剤、丸剤、カプセル、液体、懸濁液、ゲル、分散剤、溶液、エマルジョン、軟膏、またはローションの形態である。いくつかの実施形態では、医薬組成物は、錠剤、丸剤、またはカプセルの形態である。
【0008】
前述の態様のいずれかにおいて、さらなる実施形態では、式(I)の有効量の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩は、(a)哺乳動物に全身的に投与され、および/または、(b)哺乳動物に経口で投与され、および/または、(c)哺乳動物に静脈内投与され、および/または、(d)吸入によって投与され、および/または、(e)経鼻投与によって投与され、あるいは、および/または、(f)哺乳動物へ注入によって投与され、および/または、(g)哺乳動物に局所的に投与され、および/または、(h)点眼によって投与され、および/または、(i)哺乳動物に直腸で投与され、および/または、(j)哺乳動物に非全身的にあるいは局所的に投与される。
【0009】
前述の態様のいずれかにおいて、有効量の化合物の単回投与を含むさらなる実施形態は、化合物が哺乳動物に1日に1回投与されるか、または化合物が哺乳動物に1日の間に複数回投与されるさらなる実施形態を含んでいる。いくつかの実施形態では、化合物は連続的な投薬スケジュールで投与される。いくつかの実施形態では、化合物は、連続的な毎日の投薬スケジュールで投与される。
【0010】
本明細書に開示された実施形態のいずれかにおいて、哺乳動物はヒトである。
(【0011】以降は省略されています)
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