TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025100057
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217146
出願日2023-12-22
発明の名称ファン装置
出願人中部電力ミライズ株式会社,中部電力株式会社
代理人個人,個人
主分類F04D 25/08 20060101AFI20250626BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】結露及びカビの少なくとも一方の抑制に十分な量の風が、天井に対し、効率良くより広範囲に行き渡るファン装置を提供する。
【解決手段】ファン装置1は、羽根Bと、モータMとを備えている。羽根BがモータMにより回転されることにより、風Wが発生する。風Wは、天井Cに当たる。風Wの方向の、天井Cに対する角度は、45°以上90°以下である。ファン装置1において、羽根BがモータMにより回転されることにより、風Wが、天井Cに当たるように上方に吹出される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
羽根と、モータとを備えており、
前記羽根が前記モータにより回転されることにより、風が発生し、
前記風は、天井に当たり、
前記風の方向の、前記天井に対する角度は、45°以上90°以下である
ことを特徴とするファン装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
羽根と、モータとを備えており、
前記羽根が前記モータにより回転されることにより、風が、天井に当たるように上方に吹出される
ことを特徴とするファン装置。
【請求項3】
更に、ヒータを備えており、
前記ヒータは、前記風を加熱する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のファン装置。
【請求項4】
更に、ハウジングを備えており、
前記ハウジングは、前記モータを保持していて、前記天井に取り付けられている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のファン装置。
【請求項5】
前記ハウジングは、縦桟を介して、前記天井に取り付けられている
ことを特徴とする請求項4に記載のファン装置。
【請求項6】
前記羽根は、複数、並ぶ状態で設けられている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のファン装置。
【請求項7】
前記天井の中央に設けられている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のファン装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、店舗等の天井における、結露及びカビの少なくとも一方(以下「結露等」とする)の発生を抑制するファン装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特開2019-15488号公報(特許文献1)には、天井下の空気加熱循環装置が開示されている。
この装置では、天井の上に設置した風洞2の中に送風機4及び熱交換器3が配置されており、空気吹き出し側の天井の開口部9から空気吸い込み側の天井の開口部1にかけて、天井面の下1m(メートル)以内にある空気の水平な流れが発生する。
かような水平な風により、冷凍冷蔵ケースからの冷熱輻射及び冷気漏れにより冷やされた店舗を始めとする天井における、高湿度時に顕著な結露等が抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-15488号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の装置では、天井下の空気が開口部1,9の間で水平に流れるため、天井に対し結露等の抑制が可能な程度の風を行き渡らせる範囲の広さに限界がある。当該範囲は、開口部1,9の間を直進的に流れる風により、直進方向に交わる方向に広がり難い。
又、当該範囲は、開口部1,9の間を長くすることで広げられるところ、その分、天井上の風洞2を長くし、且つ送風機4の能力を大きくする必要があり、コストが上昇する。更に、開口部1,9の間を長くしたところで、風が直進方向に交わる方向に広がり難い性質に変わりはなく、範囲拡大の効率が悪い。
更に、上記の装置では、冷やされた天井下の空気のみが循環するため、熱効率に向上の余地がある。
【0005】
そこで、本発明の第1の目的は、結露等の抑制に十分な量の風が、天井に対し、効率良くより広範囲に行き渡るファン装置を提供することである。
又、本発明の第2の目的は、熱効率がより良好であるファン装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、ファン装置を開示する。このファン装置は、羽根と、モータとを備えていても良い。羽根が前記モータにより回転されることにより、風が発生しても良い。風は、天井に当たっても良い。風の方向の、天井に対する角度は、45°以上90°以下であっても良い。
又、ファン装置は、羽根と、モータとを備えていても良い。羽根が前記モータにより回転されることにより、風が、天井に当たるように上方に吹出されても良い。
【発明の効果】
【0007】
本発明の第1の効果は、結露等の抑制に十分な量の風が、天井に対し、効率良くより広範囲に行き渡るファン装置が提供されることである。
又、本発明の第2の効果は、熱効率がより良好であるファン装置が提供されることである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1形態に係るファン装置の斜視図である。
図1の上面図である。
本発明の第2形態に係るファン装置の斜視図である。
Case1(比較例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case2-1(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case2-2(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case2-3(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case2-4(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case2-5(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case3-1(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case3-2(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case3-3(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case3-4(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case3-5(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case4-1(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case4-2(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case4-3(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case5-1(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case5-2(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case5-3(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case6-1(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case6-2(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case6-3(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case7-1(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case7-2(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
Case7-3(実施例)に係る水分量の分布を示す画像である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態及びその変更例が、適宜図面に基づいて説明される。本発明は、下記の形態及び変更例に限定されない。
【0010】
図1は、本発明の第1形態に係るファン装置1の斜視図である。図2は、図1の上面図である。
第1形態のファン装置1は、ハウジング2と、複数(ここでは4本)の縦桟4と、複数(ここでは5つ)のファン6と、複数(ここでは2本)のヒータ8と、カバー10と、制御手段12と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
圧縮機
3か月前
ダイニチ工業株式会社
空調装置
1か月前
株式会社不二越
蓄圧装置
4日前
株式会社酉島製作所
ポンプ
3か月前
シャープ株式会社
送風装置
3か月前
株式会社酉島製作所
ポンプ
2か月前
個人
携帯型扇風機用の送風ノズル
2か月前
株式会社酉島製作所
ポンプ
1か月前
株式会社ニクニ
液封式ポンプ装置
2か月前
株式会社電業社機械製作所
ポンプ
3か月前
シャープ株式会社
送風装置
3か月前
シャープ株式会社
送風装置
3か月前
株式会社不二越
ベーンポンプ
8日前
株式会社坂製作所
スクロール圧縮機
1か月前
株式会社ノーリツ
ロータリー圧縮機
1か月前
小倉クラッチ株式会社
ルーツブロア
7日前
リンナイ株式会社
羽根車
3か月前
株式会社不二越
油圧ユニット
2か月前
株式会社村田製作所
圧電ポンプ
3か月前
株式会社コスメック
ピストン型ポンプ
2か月前
個人
連結式螺旋翼体及び流体移送装置
2か月前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
2か月前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
27日前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
3か月前
株式会社神戸製鋼所
ターボ圧縮機
2か月前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
1か月前
已久工業股ふん有限公司
空気圧縮機構造
今日
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
今日
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
5日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
1日前
株式会社荏原製作所
給水装置
4日前
株式会社豊田自動織機
圧縮機
12日前
株式会社豊田自動織機
圧縮機
12日前
株式会社ゲットクリーンエナジー
回転器具
1か月前
シャープ株式会社
送風装置及び団扇
3か月前
株式会社豊田自動織機
圧縮機
12日前
続きを見る