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公開番号
2025099855
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216808
出願日
2023-12-22
発明の名称
入力装置および入力装置の制御方法
出願人
三菱重工サーマルシステムズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
3/041 20060101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約
【課題】操作者が意図せずに入力した操作指示によって操作対象が制御されてしまうことを適切に防止する。
【解決手段】操作者の指と接触面とが接触する接触状態を検知するタッチセンサと、所定方向に延びるように形成される固定部と、タッチセンサが所定方向に沿った揺動軸回りに揺動可能となるようにタッチセンサを固定部に支持する支持部と、を有し、タッチセンサにより接触状態を検知する接触状態検知工程(S101)と、接触面が指により押圧されない非押圧状態と、接触面が指により押圧されてタッチセンサが固定部に対して非押圧状態よりも揺動軸回りに所定角度以上回転した押圧状態とを検知する押圧状態検知工程(S102)と、接触状態検知工程が接触状態を検知し、かつ押圧状態検知工程が押圧状態を検知する場合に、接触状態に応じて空調装置を制御する制御工程(S105)と、を備える入力装置の制御方法を提供する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体に取り付けられた操作対象への操作者による操作指示を入力する入力装置であって、
前記操作者の操作体が接触するとともに所定方向に沿って延びる接触面を有し、前記操作体と前記接触面とが接触する接触状態を検知するセンサ部と、
前記移動体に固定されるとともに前記所定方向に延びるように形成される固定部と、
前記センサ部が前記所定方向に沿った揺動軸回りに揺動可能となるように前記センサ部を前記固定部に支持する支持部と、
前記接触面が前記操作体により押圧されない非押圧状態と、前記接触面が前記操作体により押圧されて前記センサ部が前記固定部に対して前記非押圧状態よりも前記揺動軸回りに所定角度以上回転した押圧状態とを検知する押圧検知部と、
前記センサ部が前記接触状態を検知し、かつ前記押圧検知部が前記押圧状態を検知する場合に、前記接触状態に応じて前記操作対象を制御する制御部と、を備える入力装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記センサ部に固定されるとともに前記所定方向に沿った振動を発生させる振動部を備え、
前記制御部は、前記センサ部が前記接触状態を検知し、かつ前記押圧検知部が前記押圧状態を検知する場合に前記所定方向に沿った振動を発生させるよう前記振動部を制御する請求項1に記載の入力装置。
【請求項3】
前記センサ部は、前記所定方向に沿って延びるとともに前記固定部に対向して配置される第1対向面を有し、
前記固定部は、前記所定方向に沿って延びるとともに前記センサ部に対向して配置される第2対向面を有し、
前記支持部が前記センサ部を前記固定部に支持する支持状態で前記第1対向面および前記第2対向面に接触する状態で配置されるとともに弾性体により形成されるシート状部材を備える請求項1または請求項2に記載の入力装置。
【請求項4】
前記支持部は、前記所定方向の複数箇所で前記センサ部を前記固定部に支持する請求項1または請求項2に記載の入力装置。
【請求項5】
前記押圧検知部は、前記センサ部の前記所定方向における中央領域に固定される請求項1または請求項2に記載の入力装置。
【請求項6】
前記センサ部は、静電容量方式で前記接触状態を検知する請求項1または請求項2に記載の入力装置。
【請求項7】
前記センサ部は、前記接触面の前記所定方向に沿った複数の接触領域のいずれが前記接触状態であるかどうかを検知し、
前記制御部は、前記接触状態が検知された前記接触領域に応じて前記操作対象を制御する請求項1または請求項2に記載の入力装置。
【請求項8】
移動体に取り付けられた操作対象への操作者による操作指示を入力する入力装置の制御方法であって、
前記入力装置は、
前記操作者の操作体が接触するとともに所定方向に沿って延びる接触面を有し、前記操作体と前記接触面とが接触する接触状態を検知するセンサ部と、
前記移動体に固定されるとともに前記所定方向に延びるように形成される固定部と、
前記センサ部が前記所定方向に沿った揺動軸回りに揺動可能となるように前記センサ部を前記固定部に支持する支持部と、を有し、
前記センサ部により前記接触状態を検知する接触状態検知工程と、
前記接触面が前記操作体により押圧されない非押圧状態と、前記接触面が前記操作体により押圧されて前記センサ部が前記固定部に対して前記非押圧状態よりも前記揺動軸回りに所定角度以上回転した押圧状態とを検知する押圧状態検知工程と、
前記接触状態検知工程が前記接触状態を検知し、かつ前記押圧状態検知工程が前記押圧状態を検知する場合に、前記接触状態に応じて前記操作対象を制御する制御工程と、を備える入力装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、入力装置および入力装置の制御方法に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動車などの車両に搭載されるタッチパネル式の操作装置が知られている(縦叔母、特許文献1参照)。特許文献1に開示される操作装置は、静電容量検出部の検出信号に基づいて複数の操作ボタンのタッチ操作を監視し、タッチ操作に応じたエアコンの操作信号をエアコン制御装置に出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6648735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示される操作装置は、操作者が意図せずに操作ボタンに触れてしまった場合でも、静電容量検出部が操作ボタンのタッチ操作を検出した場合には、タッチ操作に応じてエアコンが制御されてしまう。
【0005】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、操作者が意図せずに入力した操作指示によって操作対象が制御されてしまうことを適切に防止することが可能な入力装置および入力装置の制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の入力装置および入力装置の制御方法は以下の手段を採用する。
本開示の一態様に係る入力装置は、移動体に取り付けられた操作対象への操作者による操作指示を入力する入力装置であって、前記操作者の操作体が接触するとともに所定方向に沿って延びる接触面を有し、前記操作体と前記接触面とが接触する接触状態を検知するセンサ部と、前記移動体に固定されるとともに前記所定方向に延びるように形成される固定部と、前記センサ部が前記所定方向に沿った揺動軸回りに揺動可能となるように前記センサ部を前記固定部に支持する支持部と、前記接触面が前記操作体により押圧されない非押圧状態と、前記接触面が前記操作体により押圧されて前記センサ部が前記固定部に対して前記非押圧状態よりも前記揺動軸回りに所定角度以上回転した押圧状態とを検知する押圧検知部と、前記センサ部が前記接触状態を検知し、かつ前記押圧検知部が前記押圧状態を検知する場合に、前記接触状態に応じて前記操作対象を制御する制御部と、を備える。
【0007】
本開示の一態様に係る入力装置の制御方法は、移動体に取り付けられた操作対象への操作者による操作指示を入力し、前記入力装置は、前記操作者の操作体が接触するとともに所定方向に沿って延びる接触面を有し、前記操作体と前記接触面とが接触する接触状態を検知するセンサ部と、前記移動体に固定されるとともに前記所定方向に延びるように形成される固定部と、前記センサ部が前記所定方向に沿った揺動軸回りに揺動可能となるように前記センサ部を前記固定部に支持する支持部と、を有し、前記センサ部により前記接触状態を検知する接触状態検知工程と、前記接触面が前記操作体により押圧されない非押圧状態と、前記接触面が前記操作体により押圧されて前記センサ部が前記固定部に対して前記非押圧状態よりも前記揺動軸回りに所定角度以上回転した押圧状態とを検知する押圧状態検知工程と、前記接触状態検知工程が前記接触状態を検知し、かつ前記押圧状態検知工程が前記押圧状態を検知する場合に、前記接触状態に応じて前記操作対象を制御する制御工程と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、操作者が意図せずに入力した操作指示によって操作対象が制御されてしまうことを適切に防止することが可能な入力装置および入力装置の制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第1実施形態にかかる入力装置を示す正面図である。
図1に示す入力装置を上方からみた平面図である。
図1に示す入力装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す入力装置のA-A矢視断面図であり、固定部にタッチセンサが取り付けられた状態を示す。
図1に示す入力装置のA-A矢視断面図であり、固定部からタッチセンサを取り外した状態を示す。
図1に示す入力装置のA-A矢視断面図であり、タッチセンサの接触面が指により押圧された押圧状態を示す。
本開示の第1実施形態にかかる入力装置の制御部が実行する処理を示すフローチャートである。
図1に示す入力装置のB-B矢視断面図であり、固定部にタッチセンサを取り付けた状態を示す。
図1に示す入力装置のB-B矢視断面図であり、固定部からタッチセンサを取り外した状態を示す。
図1に示す入力装置のB-B矢視断面図であり、固定部にタッチセンサを取り付ける前で溝部に棒状部材を収容する前の状態を示す。
図1に示す入力装置のB-B矢視断面図であり、固定部にタッチセンサを取り付ける前で溝部に棒状部材を収容した後の状態を示す。
本開示の第2実施形態にかかる入力装置の断面図であり、固定部にタッチセンサが取り付けられた状態を示す。
本開示の第3実施形態にかかる入力装置の断面図であり、固定部にタッチセンサが取り付けられた状態を示す。
本開示の第3実施形態にかかる入力装置の断面図であり、タッチセンサの接触面が指により押圧された押圧状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔第1実施形態〕
以下、本開示の第1実施形態にかかる入力装置100について、図面を参照して説明する。図1は、本開示の第1実施形態にかかる入力装置100を示す正面図である。図2は、図1に示す入力装置100を上方からみた平面図である。図3は、図1に示す入力装置100の概略構成を示すブロック図である。図4は、図1に示す入力装置100のA-A矢視断面図であり、固定部30にタッチセンサ10が取り付けられた状態を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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