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公開番号2025099714
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216598
出願日2023-12-22
発明の名称画像読取装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 1/10 20060101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約【課題】押圧によってレンズアレイが撓んでしまい、レンズアレイを適切な位置にすることができないおそれがある。
【解決手段】画像読取装置は、載置部と、媒体の画像を読み取る第2センサユニット4aを含む読取ユニットと、前記読取ユニットを移動軸に沿って移動可能に支持するキャリッジ7と、キャリッジ7を支持するレール123と、前記読取ユニットとキャリッジ7との間に配置され、前記載置部に向けて前記読取ユニットを押圧する押圧支持部と、を備え、前記読取ユニットは、長尺のレンズアレイと、前記レンズアレイを支持するベースフレームと、前記ベースフレームを覆うカバー部と、を有し、前記押圧支持部は、前記カバー部と接触し、前記カバー部と接触する接触部から前記載置部に向けた押圧付与方向に前記カバー部を押圧し、前記押圧付与方向で、前記ベースフレームと前記カバー部は離間する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
媒体を載置可能な透光性を有する載置部と、
前記載置部を介して前記載置部に載置された前記媒体の画像を読み取る読取ユニットと、
前記読取ユニットを移動軸に沿って移動可能に支持するキャリッジと、
前記移動軸に沿って配置されて、前記キャリッジを支持するレールと、
前記読取ユニットと前記キャリッジとの間に配置され、前記載置部に向けて前記読取ユニットを押圧する押圧支持部と、を備え、
前記読取ユニットは、
長尺のレンズアレイと、
前記レンズアレイを支持するベースフレームと、
前記ベースフレームを覆うカバー部と、を有し、
前記押圧支持部は、前記カバー部と接触し、前記カバー部と接触する接触部から前記載置部に向けた押圧付与方向に前記カバー部を押圧し、
前記押圧付与方向で、前記ベースフレームと前記カバー部は離間する、
画像読取装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記押圧支持部と異なる位置で前記カバー部と接触し、前記カバー部と接触する第2接触部から前記載置部に向けた第2押圧付与方向に前記カバー部を押圧する第2押圧支持部を有し、
前記第2押圧付与方向で、前記ベースフレームと前記カバー部は離間する、
請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記カバー部に支持され、前記ベースフレームの前記載置部への移動を規制する押さえ部材を有する、
請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記移動軸に対して交差する前記カバー部の第1カバー側面に配置され、前記移動軸に対して交差する前記ベースフレームのフレーム側面を前記第1カバー側面と対向する第2カバー側面に接触させる位置決め部材を有する、
請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記カバー部は、前記移動軸と交差する方向に突出する被係合部を有し、
前記キャリッジは、前記被係合部と係合する係合部を有し、
前記係合部は、前記被係合部を前記載置部に接近する方向及び前記載置部から離れる方向に移動可能に係合する、
請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記レンズアレイの反り比率は、0.1%以下である、
請求項1に記載の画像読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像読取装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に示すように、長尺のイメージセンサーユニットのフレームが自重で垂れ下がってレンズアレイと媒体との焦点がずれないように、フレームにアルミニウムなどの剛性がある材質を用いる画像記録装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-168925号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば、特許文献1の画像記録装置のイメージセンサーユニットを押圧する構成では、押圧によってレンズアレイが撓んでしまい、レンズアレイを適切な位置にすることができないおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の画像読取装置は、媒体を載置可能な透光性を有する載置部と、前記載置部を介して前記載置部に載置された前記媒体の画像を読み取る読取ユニットと、前記読取ユニットを移動軸に沿って移動可能に支持するキャリッジと、前記移動軸に沿って配置されて、前記キャリッジを支持するレールと、前記読取ユニットと前記キャリッジとの間に配置され、前記載置部に向けて前記読取ユニットを押圧する押圧支持部と、を備え、前記読取ユニットは、長尺のレンズアレイと、前記レンズアレイを支持するベースフレームと、前記ベースフレームを覆うカバー部と、を有し、前記押圧支持部は、前記カバー部と接触し、前記カバー部と接触する接触部から前記載置部に向けた押圧付与方向に前記カバー部を押圧し、前記押圧付与方向で、前記ベースフレームと前記カバー部は離間する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
複合機の斜視図。
画像読取装置を中心に示す、X方向から見た断面図。
下部ユニットの概略構成を示す図。
下部ユニットの断面構成を示す図。
第2センサーユニット及びキャリッジの構成を示す図。
第2センサーユニットの概略構成を示す図。
第2センサーユニットの断面構成を示す図。
第2センサーユニットの一部を拡大して示す図。
第2センサーユニットの一部を拡大して示す図。
第2センサーユニットの概略構成を示す図。
第2センサーユニットの一部を拡大して示す図。
第2センサーユニットの支持構成を概略的に示す図。
CISM、レンズアレイの撓みを示す-Y方向から見た断面図。
押さえ部材の概略構成を示す図。
第2センサーユニットの一部を拡大して示す図。
位置決め部材の概略構成を示す図。
第2センサーユニットの断面構成を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、画像読取装置2の構成について説明する。なお、本実施形態では、画像読取装置2を備えた複合機1の構成を例にして、図を参照しながら説明していく。なお、図中における方向を、三次元座標系を用いて説明する。説明の便宜上、Z軸の正方向を上方向、上方、又は単に上と称し、負方向を下方向、下方、又は単に下と称し、X軸の正方向を後方向、後方、又は単に後と称し、負方向を前方向、前方、又は単に前と称し、Y軸の正方向を左方向、左方、又は単に左と称し、負方向を右方向、右方、又は単に右と称して説明する。
なお、画像読取装置2は、複合機1としてではなく、単独で適用可能である。
【0008】
1.画像読取装置2の構成
図1に示すように、複合機1は、上に配置される画像読取装置2、下に配置される画像記録装置3を含んで構成される。複合機1は画像形成装置とも称される。
複合機1は、入出力部11を有する。入出力部11は、画像読取装置2、画像記録装置3のメニューを出力し、画像読取装置2、画像記録装置3に係るユーザーの操作を入力する。入出力部11は、例えば、タッチパネルディスプレイやボタンなどで構成される。
画像記録装置3は、媒体Mが収容される媒体収容部31、媒体収容部31から媒体Mを搬送し、インクジェットヘッドなどで画像を記録する画像記録部(図示省略)、画像が記録された媒体Mを排出する記録媒体排出部32を備える。
【0009】
図1に示すように、画像読取装置2は、媒体載置部22、媒体排出部23、それらを搭載する上部ユニット21と、上部ユニット21の下に配置される下部ユニット121を含んで構成される。上部ユニット21は、後述の原稿台27に対して開閉可能である。
図2に示すように、画像読取装置2の上部ユニット21は、さらに、破線で示す媒体Mの搬送経路26及び給送ユニット25を含む搬送部24、第1センサーユニット4、第1弾性部材51も備える。なお、画像読取装置2により読み取られる媒体Mは原稿とも称される。
搬送経路26は、右上の媒体載置部22から右下の媒体排出部23へ連通する、屈曲した屈曲経路320を含んで構成される。以下では、搬送経路26の媒体Mの搬送方向において、媒体載置部22側を上流、媒体排出部23側を下流と称する。
載置検知部110は、媒体載置部22に載置された媒体Mを検知する。サイズ検知部111は、媒体載置部22に載置された媒体Mのサイズを検知する。規制ユニット50は、媒体載置部22に載置されている媒体Mの搬送方向への給送を規制する。
【0010】
給送ユニット25は、リタードローラー37などを含んで構成される。給送ユニット25は、媒体載置部22に積層された複数の媒体Mから、1枚ずつ媒体Mを分離して送り出すことができる。
搬送部24は、搬送経路26の内側に配置されるローラー81c,82c,83c,84cなどの複数のローラー、及び、ローラー対84を構成するローラー84a,84bを含んで構成される。搬送部24は、給送ユニット25から送り出された媒体Mを、搬送経路26に沿って搬送方向へ搬送する。
(【0011】以降は省略されています)

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