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公開番号2025099667
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216516
出願日2023-12-22
発明の名称登録処理方法、電子機器及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類H04W 76/10 20180101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約【課題】所望の電子機器と効率良く登録処理を行う。
【解決手段】BLE通信部(無線通信部)をそれぞれ備えるスマートフォン10(第1の電子機器)とペット端末30(第2の電子機器)との間の機器の登録処理方法であって、スマートフォン10がペット端末30に接続し、ペット端末30に通信相手が登録されているか否かを問い合わせる第1ステップと、スマートフォン10は、ペット端末30に通信相手が登録されていない場合に、ペット端末30との登録処理を続行する続行処理を行い、ペット端末30に通信相手が登録されている場合に、ペット端末30との登録処理のための接続を切断する第2ステップと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
無線通信部をそれぞれ備える第1の電子機器と第2の電子機器との間の機器の登録処理方法であって、
前記第1の電子機器が前記第2の電子機器に接続し、前記第2の電子機器に通信相手が登録されているか否かを問い合わせる第1ステップと、
前記第1の電子機器は、前記第2の電子機器に通信相手が登録されていない場合に、前記第2の電子機器との登録処理を続行する続行処理を行い、前記第2の電子機器に通信相手が登録されている場合に、前記第2の電子機器との前記登録処理のための接続を切断する第2ステップと、
を含む登録処理方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記続行処理において、前記第1の電子機器は、前記第2の電子機器における所定の動作を検知した場合に、前記第2の電子機器に前記第1の電子機器を通信相手として登録させる、請求項1に記載の登録処理方法。
【請求項3】
前記所定の動作は、ユーザが前記第2の電子機器を所定の姿勢位置とすることで、実現される、請求項2に記載の登録処理方法。
【請求項4】
前記続行処理において、前記第1の電子機器は、前記第2の電子機器に設けられた加速度センサ又はジャイロセンサの出力結果に基づいて、前記所定の動作を検知する、請求項2に記載の登録処理方法。
【請求項5】
前記続行処理において、前記第1の電子機器は、前記第2の電子機器に前記第1の電子機器を通信相手として登録させる際に、前記第1の電子機器を特定するための認証キーを生成し、当該認証キーを前記第2の電子機器に送信する、請求項1に記載の登録処理方法。
【請求項6】
前記第1の電子機器は、前記第2の電子機器に対して所定の動作をさせるための指示を送信する通信端末であり、
前記第2の電子機器は、前記第1の電子機器からの所定の動作を行う指示を受けるロボット端末である、請求項1から5のいずれか一項に記載の登録処理方法。
【請求項7】
無線通信部と、
前記無線通信部を介して他の電子機器に接続し、前記他の電子機器に通信相手が登録されているか否かを問い合わせ、前記他の電子機器に通信相手が登録されていない場合に、前記他の電子機器との登録処理を続行する続行処理を行い、前記他の電子機器に通信相手が登録されている場合に、前記他の電子機器との前記登録処理のための接続を切断する制御部と、
を備える電子機器。
【請求項8】
無線通信部を備える電子機器を制御するコンピュータに、
前記無線通信部を介して他の電子機器に接続し、前記他の電子機器に通信相手が登録されているか否かを問い合わせる第1ステップと、
前記他の電子機器に通信相手が登録されていない場合に、前記他の電子機器との登録処理を続行する続行処理を行い、前記他の電子機器に通信相手が登録されている場合に、前記他の電子機器との前記登録処理のための接続を切断する第2ステップと、
を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、登録処理方法、電子機器及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、Bluetooth(登録商標)等の無線通信機能を備える電子機器間において、各種データの送受信が無線で行われている。そのため、通信を行いたい電子機器同士の間で、通信相手を登録するペアリングの技術が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2015-517246号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、電子機器間で登録を行う際に、他の電子機器と既に登録済みの電子機器に対して接続処理を続けることは、通信時間や消費電力等の無駄となる。
【0005】
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、所望の電子機器と効率良く登録処理を行うことを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、
無線通信部をそれぞれ備える第1の電子機器と第2の電子機器との間の機器の登録処理方法であって、
前記第1の電子機器が前記第2の電子機器に接続し、前記第2の電子機器に通信相手が登録されているか否かを問い合わせる第1ステップと、
前記第1の電子機器は、前記第2の電子機器に通信相手が登録されていない場合に、前記第2の電子機器との登録処理を続行する続行処理を行い、前記第2の電子機器に通信相手が登録されている場合に、前記第2の電子機器との前記登録処理のための接続を切断する第2ステップと、
を含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、所望の電子機器と効率良く登録処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態における無線通信システムを構成するスマートフォン及びペット端末の内部構成を示すブロック図である。
ペット端末の外観の一例を示す図である。
無線通信システムのスマートフォン及びペット端末において実行される登録処理を示すシーケンス図である。
特殊動作解析処理を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明に係る電子機器間の登録処理方法の実施形態について説明する。本実施形態において、登録処理とは、電子機器間のデータ通信のために、少なくとも一方の機器が他方の機器を登録する処理を意味する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
【0010】
近年、動物等の生き物を模したペット型ロボット(ペット端末)への期待が高まってきている。ペット端末を管理するために、ユーザ(飼い主)が所持するスマートフォン等のユーザ端末の利用が考えられる。ユーザ端末とペット端末との間で、Bluetooth等の無線通信によりデータ通信を行う場合にも、登録処理を行う必要がある。ユーザ端末がペット端末を検索して登録処理を進めるにあたり、ペット端末と強制的に接続する所定の時間が必要である。ユーザが複数のペット端末を前にした状態で、ユーザ自身のユーザ端末と目的のペット端末との登録処理を実行しようとする場合、既に他のユーザ端末と登録処理がなされているペット端末(登録済みのペット端末)に対しても接続してしまう。この場合、ユーザ端末が登録済みのペット端末に接続している間は、目的のペット端末と接続できなかった。逆に、登録済みのペット端末の本当のオーナー(飼い主)にとっては、登録済みのペット端末に対する接続を別のユーザ端末が占有している間は、オーナー自身のユーザ端末から登録済みのペット端末に接続しようとしても接続できなかった。
(【0011】以降は省略されています)

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