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公開番号
2025120203
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2025090375,2022124128
出願日
2025-05-30,2022-08-03
発明の名称
給電装置、給電方法、およびプログラム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
個人
主分類
H02J
50/10 20160101AFI20250807BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】非接触充電時における安全性を向上させることができる給電装置、給電方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】給電装置は、載置面に載置された受電機器に給電するための給電部材を有する給電部と、受電機器が載置面に載置されたときに受電機器と給電部材との間に位置する箇所に設けられ、載置部よりも高い熱伝導率を有する熱伝導部材と、熱伝導部材の温度を検知する温度検知部と、を備え、所定のタイミングでの給電部による給電の開始後であって、温度検知部により検知される熱伝導部材の温度が予め定められた条件を満たす場合、給電部による給電を停止する制御を行う。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
受電機器が載置される載置面を有する載置部と、
前記載置面に載置された前記受電機器に給電するための給電部材を有する給電部と、
前記受電機器が前記載置面に載置されたときに前記受電機器と前記給電部材との間に位置する箇所に、設けられた熱伝導部材であって、前記載置部よりも高い熱伝導率を有する熱伝導部材と、
前記熱伝導部材の温度を検知する温度検知部と、
所定のタイミングでの前記給電部による給電の開始後であって、前記温度検知部により検知される前記熱伝導部材の温度が予め定められた条件を満たす場合、前記給電部による給電を停止する制御を行う制御部と、
を備える給電装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記温度検知部によって検知される前記熱伝導部材の温度が、前記給電部による給電が開始されてから所定期間内に、当該所定期間に対応して設定された所定の温度幅以上上昇した場合に、前記予め定められた条件を満たすとして、前記給電部による給電を停止する、
請求項1に記載の給電装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記温度検知部によって検知される前記熱伝導部材の温度が、所定の温度幅以上上昇したときが、前記給電部による給電が開始されてから所定期間内であった場合、前記予め定められた条件を満たすとして、前記給電部による給電を停止する、
請求項1に記載の給電装置。
【請求項4】
複数の前記所定の温度幅が設定されており、前記複数の所定の温度幅のそれぞれに対応して互いに異なる前記所定期間が設定されており、
前記制御部は、全ての前記所定の温度幅と当該所定の温度幅に対応する前記所定期間について前記予め定められた条件を満たさないと判定された場合に、前記給電部による給電を継続させる、
請求項2に記載の給電装置。
【請求項5】
前記温度検知部によって検知される前記熱伝導部材の温度が、前記給電部による給電が開始されてから所定期間内に、所定の温度幅以上上昇した場合に、前記載置面に異物が存在すると判定する判定部を、
さらに備える請求項1乃至3のいずれか一項に記載の給電装置。
【請求項6】
前記熱伝導部材は、前記載置部の前記載置面と反対側に設けられている、
請求項3に記載の給電装置。
【請求項7】
前記熱伝導部材は、熱伝導性の接着部材により前記載置部に貼付されている、
請求項5に記載の給電装置。
【請求項8】
受電機器が載置される載置面を有する載置部であって、断熱層として機能する載置部と、
前記載置面に載置された前記受電機器に給電するための給電部材を有する給電部と、
前記載置部における前記載置面側とは反対側の面に設けられた熱伝導部材であって、熱伝導層として機能する熱伝導部材と、
前記熱伝導部材の温度を検知する温度検知部と、
所定のタイミングでの前記給電部による給電の開始後であって、前記温度検知部により検知される前記熱伝導部材の温度が予め定められた条件を満たす場合、前記給電部による給電を停止する制御を行う制御部と、
を備える給電装置。
【請求項9】
受電機器が載置される載置面を有する載置部と、
前記載置面に載置された前記受電機器に給電するための給電部材を有する給電部と、
前記受電機器が前記載置面に載置されたときに前記受電機器と前記給電部材との間に位置する箇所に、設けられた熱伝導部材であって、前記載置部よりも高い熱伝導率を有する熱伝導部材と、
前記熱伝導部材の温度を検知する温度検知部と、
給電の制御を行う制御部と、を備える給電装置による給電方法であって、
所定のタイミングで前記給電部による給電を開始するステップと、
前記温度検知部により検知される前記熱伝導部材の温度が予め定められた条件を満たす場合、前記給電部による給電を停止するステップと、
を備える給電方法。
【請求項10】
受電機器が載置される載置面を有する載置部と、
前記載置面に載置された前記受電機器に給電するための給電部材を有する給電部と、
前記受電機器が前記載置面に載置されたときに前記受電機器と前記給電部材との間に位置する箇所に、設けられた熱伝導部材であって、前記載置部よりも高い熱伝導率を有する熱伝導部材と、
前記熱伝導部材の温度を検知する温度検知部と、
給電の制御を行う制御部と、を備えるコンピュータを、
所定のタイミングでの前記給電部による給電の開始後であって、前記温度検知部により検知される前記熱伝導部材の温度が予め定められた条件を満たす場合、前記給電部による給電を停止する制御を行う制御手段、
として機能させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、給電装置、給電方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
非接触式充電装置における充電台に金属異物が存在することによる充電装置の高温化を防止するための様々な工夫がなされている。例えば、特許文献1には、送電コイルの温度を検知する温度センサを備え、充電中の温度が所定温度以上となった場合に充電電流を小さくする非接触式充電装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-153457号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の非接触式充電装置では、例えば急激な温度上昇が発生した場合、所定の温度を超えてしまうおそれがある。そのため、非接触充電時における安全性を向上させるという観点からすると改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、非接触充電時における安全性を向上させることができる給電装置、給電方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る給電装置は、
受電機器が載置される載置面を有する載置部と、
前記載置面に載置された前記受電機器に給電するための給電部材を有する給電部と、
前記受電機器が前記載置面に載置されたときに前記受電機器と前記給電部材との間に位置する箇所に、設けられた熱伝導部材であって、前記載置部よりも高い熱伝導率を有する熱伝導部材と、
前記熱伝導部材の温度を検知する温度検知部と、
所定のタイミングでの前記給電部による給電の開始後であって、前記温度検知部により検知される前記熱伝導部材の温度が予め定められた条件を満たす場合、前記給電部による給電を停止する制御を行う制御部と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、熱伝導部材により温度上昇を緩やかにし、非接触充電時における安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態に係るロボットの斜視図である。
本発明の実施の形態に係る給電装置に受電機器を含むロボットを載置した状態で側面から図示した断面図である。
本発明の実施の形態に係る給電装置の断面拡大図である。
本発明の実施の形態に係る給電装置を上面から図示した図である。
本発明の実施の形態に係る給電装置の一例を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係る給電制御処理の一例を示すフローチャートである。
(A)は、本発明の実施の形態に係るコイルカバーを下面から図示した図である。(B)は、変形例におけるコイルカバーを下面から図示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態の理解を容易にするため、図1中および図2中の上下の方向を適宜参照しながら説明する。
【0010】
(実施の形態)
まず、この実施の形態に係る給電装置100の構成について、図1~図5を参照して説明する。給電装置100は、図1に示すロボット200に備えられる受電機器に電気を給電する装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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