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公開番号2025099100
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215488
出願日2023-12-21
発明の名称電子機器、電子機器の制御方法、プログラムおよび記憶媒体
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04N 23/69 20230101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約【課題】特定のフォーカス調整(オートフォーカスとマニュアルフォーカスの少なくとも一方)において、フォーカスの調整結果を容易に確認できる。
【解決手段】本発明の電子機器は、複数の光学系をそれぞれ介して撮像された複数の画像領域を有する撮像画像を取得する取得手段と、前記撮像画像を表示するように制御する表示制御手段とを有し、オートフォーカス(AF)でフォーカス調整が行われる場合に、前記表示制御手段は、表示する画像を、前記撮像画像から、前記複数の画像領域のいずれかにおける前記AFが可能な領域を拡大した拡大画像に切り替えるように制御する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
複数の光学系をそれぞれ介して撮像された複数の画像領域を有する撮像画像を取得する取得手段と、
前記撮像画像を表示するように制御する表示制御手段と
を有し、
オートフォーカス(AF)でフォーカス調整が行われる場合に、前記表示制御手段は、表示する画像を、前記撮像画像から、前記複数の画像領域のいずれかにおける前記AFが可能な領域を拡大した拡大画像に切り替えるように制御する
ことを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
複数の光学系をそれぞれ介して撮像された複数の画像領域を有する撮像画像を取得する取得手段と、
前記撮像画像を表示するように制御する表示制御手段と
を有し、
マニュアルフォーカス(MF)でフォーカス調整が行われる場合に、前記表示制御手段は、表示する画像を、前記撮像画像から、前記複数の画像領域のいずれかを拡大した拡大画像に切り替えるように制御する
ことを特徴とする電子機器。
【請求項3】
マニュアルフォーカス(MF)でフォーカス調整が行われる場合に、前記表示制御手段は、表示する画像を、前記撮像画像から、前記複数の画像領域のいずれかを拡大した第2の拡大画像に切り替えるように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記複数の光学系のいずれかのみについて前記MFでフォーカス調整が行われる場合に、前記第2の拡大画像は、前記フォーカス調整が行われる光学系を介して撮像された画像領域を拡大した拡大画像である
ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記表示制御手段は、ユーザ操作に従って、表示する画像を、前記複数の画像領域にそれぞれ対応する複数の前記拡大画像の間で切り替えるように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
ユーザによりフォーカス調整中に表示する領域が指定されていれば、前記フォーカス調整が行われる場合に、前記表示制御手段は、表示する画像を、前記撮像画像から、前記ユーザにより指定された領域を拡大した第3の拡大画像に切り替えるように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記表示制御手段は、ユーザにより指定された倍率で前記拡大画像を表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記AFでフォーカス調整が行われる場合に、前記表示制御手段は、
前記AFが可能なレンズが装着されていれば、表示する画像を、前記撮像画像から、前記AFが可能な領域を拡大した拡大画像に切り替えるように制御し、
前記AFが可能なレンズが装着されていなければ、表示する画像を、前記撮像画像から、前記複数の画像領域のいずれかを拡大した拡大画像に切り替えるように制御する、
ことを特徴する請求項1に記載の電子機器。
【請求項9】
前記複数の光学系のそれぞれは、魚眼レンズを含み、
前記複数の画像領域のそれぞれは、円周魚眼画像の領域である
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
前記拡大画像は、正距円筒画像である
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、電子機器の制御方法、プログラムおよび記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
同じ方向を向いた2つの光学系を用いて、視差のある2つの画像領域を有する画像を取得し、当該2つの画像領域を立体視可能に表示する技術が知られている。同じ方向を向いた2つの光学系を有するレンズユニットを装着して、視差のある2つの画像領域を有する1つの画像を撮像できるカメラもある。各光学系として円周魚眼レンズを用いれば、各画像領域として、上下左右180度(半球、画像中心から全方向に90度)以上の広範囲を表す画像領域を得ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-12900号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の光学系を用いる場合に、1つの光学系を用いる場合よりも被写体が小さく写るため、ユーザはフォーカスの調整結果を確認しにくい。フォーカスの調整結果を確認しやすくするために、撮像画像の一部の領域を拡大することも考えられる。しかし、フォーカス調整の種類によって拡大すべき領域が異なるため、ただ拡大すればよいというわけではない。
【0005】
本発明は、特定のフォーカス調整(オートフォーカスとマニュアルフォーカスの少なくとも一方)において、フォーカスの調整結果を容易に確認できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様は、複数の光学系をそれぞれ介して撮像された複数の画像領域を有する撮像画像を取得する取得手段と、前記撮像画像を表示するように制御する表示制御手段とを有し、オートフォーカス(AF)でフォーカス調整が行われる場合に、前記表示制御手段は、表示する画像を、前記撮像画像から、前記複数の画像領域のいずれかにおける前記AFが可能な領域を拡大した拡大画像に切り替えるように制御することを特徴とする電子機器である。
【0007】
本発明の第2の態様は、複数の光学系をそれぞれ介して撮像された複数の画像領域を有する撮像画像を取得する取得手段と、前記撮像画像を表示するように制御する表示制御手段とを有し、マニュアルフォーカス(MF)でフォーカス調整が行われる場合に、前記表示制御手段は、表示する画像を、前記撮像画像から、前記複数の画像領域のいずれかを拡大した拡大画像に切り替えるように制御することを特徴とする電子機器である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、特定のフォーカス調整(オートフォーカスとマニュアルフォーカスの少なくとも一方)において、フォーカスの調整結果を容易に確認できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
システムの全体構成を示す模式図である。
カメラの外観図である。
カメラの構成を示すブロック図である。
レンズユニットの構成を示す模式図である。
撮像画像の模式図である。
カメラの論理構成を示すブロック図である。
表示領域の模式図である。
拡大画像の模式図である。
カメラの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明にかかる実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、電子機器がデジタルカメラ(撮像装置)である場合を例にして説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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