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公開番号
2025099093
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215481
出願日
2023-12-21
発明の名称
光源装置、電子内視鏡システム
出願人
HOYA株式会社
代理人
弁理士法人グローバル・アイピー東京
主分類
A61B
1/06 20060101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】被写体を照射する光を生成する光源装置の出力低下を適時に検出可能とする。
【解決手段】本発明の一態様は、基板300と、基板300上に配置され、被写体に対する照明光を発光するLED31と、基板300上に配置され、LED31によって発光される照明光を検出する光検出器34と、同一条件において光検出部34によって照明光の光量を複数回検出したときに、照明光の光量の今回検出値と以前の検出値との差分に基づいてLED31の劣化有無を判断する制御部21と、を備える光源モジュール30である。基板300には、LED31から光検出部34への熱伝導を抑制するように貫通溝としてスリット50が形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板上に配置され、被写体に対する照明光を発光する発光部と、
前記基板上に配置され、前記発光部によって発光される照明光を検出する光検出部と、
同一条件において前記光検出部によって前記照明光の光量を複数回検出したときに、前記照明光の光量の今回検出値と以前の検出値との差分に基づいて前記発光部の劣化有無を判断する制御部と、を備え、
前記基板には、前記発光部から前記光検出部への熱伝導を抑制するように貫通溝が形成されている、光源装置。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記貫通溝は、前記基板を平面視したときに前記発光部と前記光検出部の間の仮想線を横切るように延びている、
請求項1に記載された光源装置。
【請求項3】
前記貫通溝は、前記基板を平面視したときに前記発光部及び/又は前記光検出部の三方を囲むようにコの字状に形成されている、
請求項2に記載された光源装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記発光部の劣化が無いと判断した場合、前記光検出部によって検出された照明光の基準値と前記今回検出値との差分に基づいて、前記発光部の発光強度を補正する、
請求項1から3のいずれか一項に記載された光源装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載された光源装置と、
撮像デバイスを有し、前記光源装置から生体組織に照射される照明光を基に生体組織の撮像画像を取得する電子スコープと、
前記電子スコープによって取得された生体組織の撮像画像を処理するプロセッサと、
を備えた、電子内視鏡システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体組織に照射する光を生成する光源装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
医療機器分野においては、体腔内の生体組織を照明し、照明された体腔内の生体組織を被写体として撮像することにより、体腔内に潜む病変部の診断を行うのに好適な画像を生成することが可能な内視鏡システムが知られている。従来、照明光として白色光を発するキセノンランプやハロゲンランプ等のランプ光源が使用されていたが、最近では、ランプ光源に代えて、特定の波長帯域の光を発する発光ダイオード(LED:Light emitting diode)等の光源が用いられている(例えば特許文献1)。
【0003】
特許文献1には、複数のLEDを含む照明部を備える内視鏡が記載されている。この内視鏡では、撮像部で得られた撮像データ(画像信号)に基づき測光回路により測光値を導出するとともに、導出した測光値により各LEDの光量を制御する自動調光制御部が備わっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-54011号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載される従来の照明部(つまり光源装置)では、被写体から撮像部に入射される被写体からの反射光の光量に基づいて自動調光制御を行っているため、光源自体の経年劣化に起因する出力低下を検出することができない。つまり、被写体からの反射光を観察しただけでは、被写体の特性及び/又は被写体との距離によって反射光の光量が低下したのか、あるいは光源自体の劣化に起因して反射光の光量が低下したのか判別できない。
【0006】
そこで、本発明は、被写体を照射する光を生成する光源装置の出力低下を適時に検出可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一観点は、基板と、
前記基板上に配置され、被写体に対する照明光を発光する発光部と、
前記基板上に配置され、前記発光部によって発光される照明光を検出する光検出部と、
同一条件において前記光検出部によって前記照明光の光量を複数回検出したときに、前記照明光の光量の今回検出値と以前の検出値との差分に基づいて前記発光部の劣化有無を判断する制御部と、を備える光源装置である。
前記基板には、前記発光部から前記光検出部への熱伝導を抑制するように貫通溝が形成されている。
【0008】
前記貫通溝は、前記基板を平面視したときに前記発光部と前記光検出部の間の仮想線を横切るように延びていてもよい。
【0009】
前記貫通溝は、前記基板を平面視したときに前記発光部及び/又は前記光検出部の三方を囲むようにコの字状に形成されていてもよい。
【0010】
前記制御部は、前記発光部の劣化が無いと判断した場合、前記光検出部によって検出された照明光の基準値と前記今回検出値との差分に基づいて、前記発光部の発光強度を補正してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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