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公開番号
2025097838
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023214282
出願日
2023-12-19
発明の名称
電動車両用の充電制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
G06Q
50/06 20240101AFI20250624BHJP(計算;計数)
要約
【課題】充電装置に対応する駐車スペースに駐車した車両の所有者に、充電料金が不当に請求されてしまうことを抑制する。
【解決手段】車両識別部30は、カメラ12から取得した撮影画像及び駐車スペースIDに基づいて、当該駐車スペースIDが示す駐車スペースPSaに車両(電動車両Va)が駐車したことを識別する。充電制御部32は、駐車スペースPSaの駐車スペースIDと、電動車両Vaのナンバーとの組み合わせが予約情報に含まれている場合に、駐車スペースPSaに対応する充電装置14aを認証状態とする。充電制御部32は、認証状態である充電装置14aの充電プラグ16が電動車両に接続されると、充電装置14aに充電処理を実行させる。充電処理部32は、車両識別部30が駐車スペースPSaに電動車両Vaが駐車したことを識別してから所定時間内に、充電装置14aからプラグ接続信号を受信しなかった場合、充電装置14aの認証を解除する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電動車両のナンバーと、当該電動車両の所有者の請求先を示す情報とが関連付けられたユーザ情報が登録されたメモリにアクセス可能であり、
駐車スペースを撮影するカメラから取得した撮影画像に基づいて、前記駐車スペースに車両が駐車したこと、及び、当該車両のナンバーを識別する車両識別部と、
前記車両識別部が識別した車両のナンバーが前記ユーザ情報に登録されており、且つ、前記駐車スペースに対応して設けられた充電装置の充電プラグが電動車両に接続された場合に、前記充電プラグが接続された電動車両を充電する充電処理を前記充電装置に実行させる充電制御部と、
前記ユーザ情報に基づいて、前記車両識別部が識別したナンバーの電動車両の所有者に、前記充電処理に係る充電料金を請求するための請求処理を実行する請求処理部と、
を備え、
前記充電制御部は、前記車両識別部が前記駐車スペースに車両が駐車したことを識別してから所定時間経過後においては、前記充電プラグが電動車両に接続された場合であっても、前記充電装置に前記充電処理を実行させない、
ことを特徴とする電動車両用の充電制御装置。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
電動車両の所有者を認証する認証部、
をさらに備え、
前記充電制御部は、前記車両識別部が前記駐車スペースに車両が駐車したことを識別してから前記所定時間経過後であっても、前記認証部が認証した前記所有者からの要求に応じて、前記充電装置に前記充電処理を実行させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の電動車両用の充電制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、電動車両用の充電制御装置の改良を開示する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
電気をエネルギー源とし、モータの駆動力で走行可能な車両である電動車両が知られている。電動車両としては、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車などがある。
【0003】
従来、電動車両への充電を制御する電動車両用の充電制御装置が提案されている。例えば、特許文献1には、指定した充電開始時刻に電気自動車への充電を開始するタイマー充電が可能な電力制御システムであって、充電開始時刻の所定時間前に、電気自動車に充電プラグが接続されていない場合に、ユーザへ報知する電力制御システムが開示されている。特許文献2には、電気自動車への充電を制御する電動車両用の充電制御装置であって、ユーザの電気自動車への充電の意思、及び、電気自動車への充電プラグへの接続を確認し、ユーザの電気自動車への充電の意思があり、且つ、電気自動車へ充電プラグが接続されていない場合にユーザに通知をする、電動車両用の充電制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-145087号公報
特開2012-170181号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来、駐車スペースに対応して、電動車両を充電するための充電装置が設けられた駐車場がある。一般的には、電動車両の所有者は、充電認証カードを用いて充電装置から認証を受けた上で電動車両を充電する。しかしながら、電動車両の所有者がより簡単に充電可能なように、本明細書において自動認証充電と呼ぶ充電方法が提案されている。自動認証充電とは、以下のような充電方法である。まず、電動車両のナンバーと充電料金の請求先(例えば、当該電動車両の所有者が有するクレジットカードの番号など)とが関連付けられたユーザ情報を予め登録しておく。次に、サーバなどのコンピュータは、駐車スペースを撮影するカメラが取得した撮影画像に基づいて、駐車スペースに駐車した電動車両のナンバーを識別する。そして、コンピュータは、識別したナンバーがユーザ情報に登録されているナンバーである場合に、当該駐車スペースに対応する充電装置からの充電を許可する。自動認証充電によれば、電動車両の所有者は、所定の駐車スペースに電動車両を駐車するだけで、充電認証カードを用いることなく、当該駐車スペースに対応する充電装置によって電動車両を充電させることができる。このときの充電料金は、ユーザ情報に登録された請求先に請求される。
【0006】
自動認証充電を採用した充電装置においては、当該充電装置に対応する駐車スペースに駐車した電動車両の所有者に充電料金が不当に請求される場合がある、という問題が生じ得る。以下、図6を参照しつつ、当該問題について説明する。
【0007】
図6は、複数の駐車スペースPS1,PS2を含み、駐車スペースPS1に対応する充電装置CE1、及び、駐車スペースPS2に対応する充電装置CE2が設けられた駐車場の平面図である。まず、登録済みのユーザ情報に含まれるナンバーを有する電動車両V1が駐車スペースPS1に駐車する。充電装置CE1,CE2を制御するサーバSは、駐車スペースPS1を撮影するカメラが取得した撮影画像に基づいて、電動車両V1のナンバーを識別する。電動車両V1のナンバーは、登録済みのユーザ情報に含まれているから、サーバSによって、駐車スペースPS1に対応する充電装置CE1からの充電が許可される。本明細書では、充電装置に充電が許可されることを充電装置が認証されると表現する。また、充電装置に充電が許可された状態を認証状態と呼ぶ。ここで、電動車両V1の所有者は、電動車両V1を充電せずに、当該駐車場を立ち去る場合がある(例えば、電動車両V1の所有者が駐車スペースPS1を単なる駐車場として利用する場合など)。この場合、充電装置CE1は、認証状態のまま放置されることになる。
【0008】
その後、充電装置CE1の近傍にある駐車スペースPS2に他の電動車両V2が駐車したとする。この場合、電動車両V2の所有者は、充電装置CE1を用いて電動車両V2を充電することができてしまう。そうすると、当該充電に係る充電料金は、ユーザ情報において、充電装置CE1に対応する駐車スペースPS1に駐車した電動車両V1のナンバーに関連付けられた請求先、すなわち、電動車両V1の所有者に請求されてしまう。
【0009】
本明細書で開示される電動車両用の充電制御装置の目的は、充電装置に対応する駐車スペースに駐車した電動車両の所有者に、充電料金が不当に請求されてしまうことを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本明細書で開示される電動車両用の充電制御装置は、電動車両のナンバーと、当該電動車両の所有者の請求先を示す情報とが関連付けられたユーザ情報が登録されたメモリにアクセス可能であり、駐車スペースを撮影するカメラから取得した撮影画像に基づいて、前記駐車スペースに車両が駐車したこと、及び、当該車両のナンバーを識別する車両識別部と、前記車両識別部が識別した車両のナンバーが前記ユーザ情報に登録されており、且つ、前記駐車スペースに対応して設けられた充電装置の充電プラグが電動車両に接続された場合に、前記充電プラグが接続された電動車両を充電する充電処理を前記充電装置に実行させる充電制御部と、前記ユーザ情報に基づいて、前記車両識別部が識別したナンバーの電動車両の所有者に、前記充電処理に係る充電料金を請求するための請求処理を実行する請求処理部と、を備え、前記充電制御部は、前記車両識別部が前記駐車スペースに車両が駐車したことを識別してから所定時間経過後においては、前記充電プラグが電動車両に接続された場合であっても、前記充電装置に前記充電処理を実行させない、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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