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公開番号2025097482
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213698
出願日2023-12-19
発明の名称メッセージ送信代行装置及びプログラム
出願人株式会社ナレッジフロー
代理人
主分類G06Q 10/107 20230101AFI20250624BHJP(計算;計数)
要約【課題】返信を届けるための返信キーワードを返信する人に提示して、返信先を指定してもらうメッセージ送信代行装置及びメッセージ送信代行システムを実現するプログラムを提供する。
【解決手段】SMSメッセージ送信代行システムは、2以上の送信依頼者からのメッセージ送信依頼を受け付ける送信依頼受信部、送信依頼者毎に返信キーワードを保持する返信キーワード保持部、送信依頼者からの依頼によってメッセージを送信したときに、返信キーワード連絡のメッセージを送信するかどうか判定する連絡用メッセージ送信判定部、返信のメッセージ本文から特定の規則に基づいてキーワードを抽出するキーワード抽出部、受信した返信を届ける先の送信依頼者を選定するための返信送信先選定部及び返信送信先選定部が選定した送信先に、返信のメッセージ本文若しくは返信のメッセージ本文の一部を加工したテキストを送信する返信用メッセージ送信部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
2以上の送信依頼者からのメッセージ送信依頼を受け付ける送信依頼受信部と、
送信依頼者ごとに返信キーワードを保持する返信キーワード保持部と、
送信依頼者から宛先番号宛にメッセージを送信するメッセージ送信部と、
1以上の送信依頼者の返信キーワードを連絡するためのメッセージを送信する連絡用メッセージ送信部と、
送信依頼者からの依頼によってメッセージを送信したときに、返信キーワード連絡のメッセージを送信するかどうか判定する連絡用メッセージ送信判定部と、
返信を受信する返信受信部と、
返信のメッセージ本文から特定の規則に基づいてキーワードを抽出するキーワード抽出部と、
受信した返信を届ける先の送信依頼者を選定するための返信送信先選定部と、
返信送信先選定部が選定した送信先に、返信のメッセージ本文もしくは返信のメッセージ本文の一部を加工したテキストを送信する返信用メッセージ送信部
を備え、
前記連絡用メッセージ送信判定部は、判定の基準の一つとして、過去一定時間内に、該送信依頼者以外の送信依頼者からの依頼によって該当の送信先にメッセージを送信したかどうかというものがあること
を特徴とし、
前記返信送信先選定部は、選定方法の一つとして、前記キーワード抽出部が抽出したキーワードが返信キーワードとして保持されている送信依頼者がいて、該送信依頼者からの依頼により過去一定時間内に返信送信元にメッセージを送信していた場合に該送信依頼者を返信送信先として選定するというものがあることを特徴とするメッセージ送信代行システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記返信送信先選定部は、選定方法の一つとして、前記キーワード抽出部が抽出したキーワードもしくはキーワードの一部が、過去一定時間内に返信送信元に送信されたメッセージの本文の中の特定の箇所に含まれている場合に、該当のメッセージの送信を依頼した送信依頼者を返信送信先として選定するというものがあることを特徴とする請求項1に記載のメッセージ送信代行システム。
【請求項3】
前記返信送信先選定部において送信依頼者を選定できない場合、返信送信者にメッセージを送信して返信が届かなかったことを通知する返信失敗通知部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のメッセージ送信代行システム。
【請求項4】
2以上の送信依頼者からのメッセージ送信依頼を受け付ける送信依頼受信処理と、
送信依頼者ごとに返信キーワードを保持する返信キーワード保持処理と、
送信依頼者から宛先番号宛にメッセージを送信するメッセージ送信処理と、
1以上の送信依頼者の返信キーワードを連絡するためのメッセージを送信する連絡用メッセージ送信処理と、
送信依頼者からの依頼によってメッセージを送信したときに、返信キーワード連絡のメッセージを送信するかどうか判定する連絡用メッセージ送信判定処理と、
返信を受信する返信受信処理と、
返信のメッセージ本文から特定の規則に基づいてキーワードを抽出するキーワード抽出処理と、
受信した返信を届ける先の送信依頼者を選定するための返信送信先選定処理と、
返信送信先選定処理が選定した送信先に、返信のメッセージ本文もしくは返信のメッセージ本文の一部を加工したテキストを送信する返信用メッセージ送信処理
を実行させるためのメッセージ送信代行プログラムであって、
前記連絡用メッセージ送信判定処理は、判定の基準の一つとして、過去一定時間内に、該送信依頼者以外の送信依頼者からの依頼によって該当の送信先にメッセージを送信したかどうかというものがあること
を特徴とし、
前記返信送信先選定処理は、選定方法の一つとして、前記キーワード抽出処理が抽出したキーワードが返信キーワードとして保持されている送信依頼者がいて、該送信依頼者からの依頼により過去一定時間内に返信送信元にメッセージを送信していた場合に該送信依頼者を返信送信先として選定するというものがあることを特徴とする。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の顧客からのメッセージ送信を1つの送信元アドレスから送信し、返信も処理できるメッセージ技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、営業手段としてメッセージ配信を利用する企業が増加している。他社からの送信依頼を受けて代行でメッセージを送信するサービスがある。
【0003】
こうした形態の場合、メッセージの種別によっては、送信元アドレスの確保や維持にコストがかかる場合があり、複数の送信依頼者から依頼されたメッセージの送信を一つの送信元アドレスを使って行いたい場合がある。例えば、複数の送信依頼者から依頼されたSMSメッセージを一つのショートコードを用いて送信することでコストを下げることができる。
【0004】
メッセージの送信に関するシステムについて、以下の技術が知られている。特許文献1には、複数の送信依頼者の依頼に基づきメッセージを一つの送信元電話番号を用いて送信し、メッセージを受信したときに、そのメッセージの返信先となる前記送信依頼者を特定するシステムが公開されている。特許文献2には、外部のメッセージサービスを用いて送信し、メッセージを受信したときに、そのメッセージの返信先となる前記送信依頼者を特定するシステムが公開されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015ー046944号公報
特開2019ー169008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしこれらの技術は、送信依頼者を一つに特定できない場合、もしくは、あらかじめ決められた規則で特定する方法では対処できない場合における対策がなされていない。
【0007】
本発明は、送信依頼者を一つに特定できない場合、もしくは、あらかじめ決められた規則で特定する方法では対処できない問題を、返信を届けるための返信キーワードを返信する人に提示して、返信する人に返信先を指定してもらうことで解決することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のメッセージ送信代行システムは、
2以上の送信依頼者からのメッセージ送信依頼を受け付ける送信依頼受信部と、
送信依頼者ごとに返信キーワードを保持する返信キーワード保持部と、
送信依頼者から宛先番号宛にメッセージを送信するメッセージ送信部と、
1以上の送信依頼者の返信キーワードを連絡するためのメッセージを送信する連絡用メッセージ送信部と、
送信依頼者からの依頼によってメッセージを送信したときに、返信キーワード連絡のメッセージを送信するかどうか判定する連絡用メッセージ送信判定部と、
返信を受信する返信受信部と、
返信のメッセージ本文から特定の規則に基づいてキーワードを抽出するキーワード抽出部と、
受信した返信を届ける先の送信依頼者を選定するための返信送信先選定部と、
返信送信先選定部が選定した送信先に、返信のメッセージ本文もしくは返信のメッセージ本文の一部を加工したテキストを送信する返信用メッセージ送信部
を備え、
前記連絡用メッセージ送信判定部は、判定の基準の一つとして、過去一定時間内に、該送信依頼者以外の送信依頼者からの依頼によって該当の送信先にメッセージを送信したかどうかというものがあること
を特徴とし、
前記返信送信先選定部は、選定方法の一つとして、前記キーワード抽出部が抽出したキーワードが返信キーワードとして保持されている送信依頼者がいて、該送信依頼者からの依頼により過去一定時間内に返信送信元にメッセージを送信していた場合に該送信依頼者を返信送信先として選定するというものがあることを特徴とする。
【0009】
この特徴によれば、2以上の送信依頼者がいる場合に、受信した返信メッセージを届ける先の送信依頼者を選定することができる。送信依頼者ごとに返信キーワードを保持し、返信メッセージの送信者に返信キーワードを連絡するためのメッセージを送信する。返信キーワード連絡のメッセージは、送信するかどうかが送信依頼者からのメッセージ送信時に判定され、返信メッセージの送信前に送信される。これにより、返信メッセージの送信者は返信メッセージの本文に返信キーワードを含めることができる。
【0010】
本発明のメッセージ送信代行システムは、前記返信送信先選定部は、選定方法の一つとして、前記キーワード抽出部が抽出したキーワードもしくはキーワードの一部が、過去一定時間内に返信送信元に送信されたメッセージの本文の中の特定の箇所に含まれている場合に、該当のメッセージの送信を依頼した送信依頼者を返信送信先として選定するというものがあることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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