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公開番号2025097473
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213686
出願日2023-12-19
発明の名称灯具、点灯回路及び半導体装置
出願人サンケン電気株式会社
代理人個人,個人
主分類H05B 45/48 20200101AFI20250624BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】製造ばらつきや温度環境により、発光素子の特性が変動しても、入力電圧変動時の発光素子の消灯を防止できる灯具、点灯回路及び半導体装置を提供する。
【解決手段】点灯回路3は、LED電流IOUTを生成する第3定電流ドライバ6と、LED電流IOUTよりも低い第1バイパス電流IREFBYP1を生成する、第3定電流ドライバ6より電流駆動能力が低い第1定電流ドライバ4と、を備える。第1定電流ドライバ4は、発光素子21aを通り、且つ発光素子21b、21cをバイパスする電流経路に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
直列に接続された複数個の発光素子と、入力電圧を受けて前記発光素子に設定されたLED電流を供給する点灯回路と、を備えた灯具であって、
前記点灯回路は、
前記LED電流を生成する定電流ドライバと、
前記LED電流よりも低いバイパス電流を生成する、前記定電流ドライバより電流駆動能力が低いバイパス定電流ドライバと、を備え、
前記バイパス定電流ドライバは、前記発光素子の一つ以上を通り、且つ前記発光素子の一つ以上をバイパスする電流経路に配置されることを特徴とする灯具。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記定電流ドライバと前記バイパス定電流ドライバとの基準電位側端子は、共通の電流検知回路に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の灯具。
【請求項3】
前記電流駆動能力が異なる複数の前記バイパス定電流ドライバを備え、
前記電流駆動能力が低い前記バイパス定電流ドライバほど、少ない個数の前記発光素子を通る電流経路に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の灯具。
【請求項4】
前記定電流ドライバと前記バイパス定電流ドライバとは、シンク型もしくはソース型の同型の定電流回路であることを特徴とする請求項1又は2に記載の灯具。
【請求項5】
前記入力電圧が設定電圧を超えると、前記バイパス定電流ドライバを停止させる定電流ドライバ制御回路を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の灯具。
【請求項6】
前記入力電圧に応じて、前記バイパス電流に加算すると前記LED電流となる補充電流を生成して前記発光素子に供給する電流補充回路を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の灯具。
【請求項7】
入力電圧を受け、直列に接続された複数個の発光素子に流れるLED電流を供給する点灯回路であって、
前記LED電流を生成する定電流ドライバと、
前記LED電流よりも低いバイパス電流を生成する、前記定電流ドライバより電流駆動能力が低いバイパス定電流ドライバと、を備え、
前記バイパス定電流ドライバは、前記発光素子の一つ以上を通り、且つ前記発光素子の一つ以上をバイパスする電流経路に配置されることを特徴とする点灯回路。
【請求項8】
請求項7に記載の点灯回路が基板上に集積化されていることを特徴とする半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の実施の形態は、灯具、点灯回路及び半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示される従来の点灯回路、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子を用いた灯具は、例えば車両用灯具として用いられる。発光素子が1チップのみでは光量不足となる場合、発光素子は、複数個が直列に接続されて用いられる。複数個の発光素子が直列に接続されている灯具は、発光素子を点灯させる点灯回路の入力電圧が低下し、発光素子の順方向降下電圧(VF電圧)以下になると、発光素子が消灯してしまう。車両用灯具の場合、点灯回路の入力電圧は、アイドリングストップ機能等の際に低下する。
【0003】
そこで、バイパス回路を設け、入力電圧にあわせてバイパス回路を接続し、発光素子の個数を減らす制御を行う点灯回路が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-150132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、発光素子のVF電圧は、製造ばらつきが大きく、また、温度などの環境変化で変化する。従って、従来技術では、入力電圧の低下により発光素子が消灯してしまう問題は完全には解決できていない。
【0006】
本開示は、製造ばらつきや温度環境により、発光素子の特性が変動しても、入力電圧変動時の発光素子の消灯を防止できる灯具、点灯回路及び半導体装置を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の灯具は、直列に接続された複数個の発光素子と、入力電圧を受けて前記発光素子に設定されたLED電流を供給する点灯回路と、を備えた灯具である。前記点灯回路は、前記LED電流を生成する定電流ドライバと、前記LED電流よりも低いバイパス電流を生成する、前記定電流ドライバより電流駆動能力が低いバイパス定電流ドライバと、を備える。前記バイパス定電流ドライバは、前記発光素子の一つ以上を通り、且つ前記発光素子の一つ以上をバイパスする電流経路に配置される。
【発明の効果】
【0008】
本開示の灯具は、製造ばらつきや温度環境により、発光素子の特性が変動しても、点灯する発光素子の個数が自動的に切り替わるため、入力電圧の変動時の発光素子の消灯を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る灯具の第1の実施の形態の構成を示す図である。
図1に示す灯具の各素子を流れる電流を示す図である。
本発明に係る灯具の第2の実施の形態の構成を示す図である。
図3に示す灯具の各素子を流れる電流を示す図である。
本発明に係る灯具の第3の実施の形態の構成を示す図である。
図5に示す電流ドライバ制御回路の構成を示す図である。
本発明に係る灯具の第4の実施の形態の構成を示す図である。
図7に示す電流補充回路の構成を示す図である。
図7に示す電流補充回路で生成される補充電流を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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