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公開番号2025096592
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2025067370,2024047504
出願日2025-04-16,2016-12-16
発明の名称侵入検知方法、侵入検知プログラム、及び侵入検知装置
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G08B 13/196 20060101AFI20250619BHJP(信号)
要約【課題】ユーザが映像に領域を設定する作業を支援する技術を提供する。
【解決手段】侵入検知プログラムは、カメラから映像を受け付ける機能と、情報処理装置のタッチスクリーンディスプレイに前記映像を表示する機能と、前記タッチスクリーンディスプレイに表示された前記映像の第1の位置から第2の位置にドラッグすることによって物体の侵入を検出する領域を設定する操作を受け付ける機能と、前記操作に基づいて、少なくとも前記第1の位置を含む前記領域を設定する機能と、前記領域への前記物体の侵入を検出したことに応じて前記タッチスクリーンディスプレイにメッセージを表示する機能と、を前記情報処理装置に実現させる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
カメラから映像を受け付ける機能と、
情報処理装置のタッチスクリーンディスプレイに前記映像を表示する機能と、
前記タッチスクリーンディスプレイに表示された前記映像の第1の位置から第2の位置にドラッグすることによってユーザにより指定された線の3次元空間における位置から所定の距離にある位置を結んだ線の内側の領域の一部を少なくとも含む領域を、物体の侵入を検出する領域として設定する操作を受け付ける機能と、
前記操作に基づいて、少なくとも前記第1の位置を含む前記領域を設定する機能と、
前記領域への前記物体の侵入を検出したことに応じて前記タッチスクリーンディスプレイにメッセージを表示する機能と、
を前記情報処理装置に実現させる侵入検知プログラム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記領域は、前記第2の位置を含む、
請求項1に記載の侵入検知プログラム。
【請求項3】
前記物体は人物を含む、
請求項1又は請求項2に記載の侵入検知プログラム。
【請求項4】
前記領域の形状は、前記第1の位置と前記第2の位置とに基づいて決定される、
請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の侵入検知プログラム。
【請求項5】
少なくとも前記第1の位置及び前記第2の位置のいずれかを前記タッチスクリーンディスプレイに表示する機能をさらに前記情報処理装置に実現させる
請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の侵入検知プログラム。
【請求項6】
カメラから映像を受け付ける映像受付手段と、
具備するタッチスクリーンディスプレイに前記映像を表示する映像表示手段と、
前記タッチスクリーンディスプレイに表示された前記映像の第1の位置から第2の位置にドラッグすることによってユーザにより指定された線の3次元空間における位置から所定の距離にある位置を結んだ線の内側の領域の一部を少なくとも含む領域を、物体の侵入を検出する領域として設定する操作を受け付ける操作受付手段と、
前記操作に基づいて、少なくとも前記第1の位置を含む前記領域を設定する設定手段と、
前記領域への前記物体の侵入を検出したことに応じて前記タッチスクリーンディスプレイにメッセージを表示するメッセージ表示手段と、
を備える侵入検知装置。
【請求項7】
情報処理装置によって、
カメラから映像を受け付け、
前記情報処理装置のタッチスクリーンディスプレイに前記映像を表示し、
前記タッチスクリーンディスプレイに表示された前記映像の第1の位置から第2の位置にドラッグすることによってユーザにより指定された線の3次元空間における位置から所定の距離にある位置を結んだ線の内側の領域の一部を少なくとも含む領域を、物体の侵入を検出する領域として設定する操作を受け付け、
前記操作に基づいて、少なくとも前記第1の位置を含む前記領域を設定し、
前記領域への前記物体の侵入を検出したことに応じて前記タッチスクリーンディスプレイにメッセージを表示する、
侵入検知方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、映像監視技術に関し、特に、侵入検出技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
安心安全な社会を実現するために監視カメラが街中や建物内に積極的に設置されている。このように監視場所が増える一方人手による監視は限界があり、監視カメラで撮影した映像を効率的に確認する方法が求められている。効率的な監視を実現する方法の1つとして、監視カメラに映る物体の検出・認識を行い、その物体が監視対象である場合に警告する映像監視技術がある。特許文献1~3には、このような技術の一例が記載されている。
【0003】
この映像監視技術には例えば、映像上の線を通過した物体を検出する警戒線技術や、映像上において特定領域へ侵入した物体を検出する警戒領域技術がある。図5は警戒線技術の例である。この例は映像上において壁と壁とを結ぶ線分を通過する物体を検出し、その物体が監視対象である場合に警告するものである。この線分は警戒線と呼ばれることがある。図6は警戒領域技術の例である。この例は映像上において特定領域に侵入する物体を検出し、その物体が監視対象である場合に警告するものである。この特定領域は警戒領域と呼ばれることがある。
【0004】
ところで、これらの警戒線技術または警戒領域技術によって監視対象の通過を検出しても、監視対象への対応が遅れる場合がある。これに対し、監視対象を早期に検出するため、監視対象の通過を検出する前に警戒線または警戒領域に近づこうとする監視対象を検出する、補助的な警戒領域(補助警戒領域)が併せて設定されることも多い。この補助警戒領域は警戒線または警戒領域を含む広範囲に設定される。補助警戒領域に侵入した物体を監視対象として検出後、監視対象が所定時間以上補助警戒領域内にいる場合に警告がなされる。この所定時間は侵入継続時間と呼ばれることがある。補助警戒領域は撮影領域内に制限される。このため、補助警戒領域は撮影範囲や現場の形状に合わせて複雑な形状となることが多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-225803号公報
特開2012-058880号公報
特開2010-102511号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述した映像監視技術においては、補助警戒領域に対し、一つの侵入継続時間を設定することしかできなかった。また、この侵入継続時間は物体の侵入位置に依らないものだった。このため、物体の補助警戒領域への侵入位置に対し、設定された侵入継続時間が長すぎることがあった。つまり、補助警戒領域への侵入を検知してからの経過時間が侵入継続時間以上となったことによる警告がなされる前に物体が警戒領域へ侵入してしまうことがあった。図7は補助警戒領域の例である。この例は映像上において特定領域に侵入する物体を検出し、その物体が監視対象である場合に警告するものである。この特定領域は補助警戒領域と呼ばれることがある。図7において、警戒線と補助警戒領域を結ぶルートi、iiは実距離が異なる。例えばiiのルートを想定して補助警戒領域に侵入継続時間を設定すると、iiのルートより実距離の短いiのルートで侵入した物体が、設定された侵入継続時間が経過する前に警戒領域へ侵入する可能性がある。
【0007】
本発明の目的は、物体の映像上における特定の領域への侵入位置に応じた映像監視を行うことができる侵入検出装置、設定支援装置、侵入検出方法、設定支援方法及びプログラム記録媒体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の侵入検知プログラムは、カメラから映像を受け付ける機能と、情報処理装置のタッチスクリーンディスプレイに前記映像を表示する機能と、前記タッチスクリーンディスプレイに表示された前記映像の第1の位置から第2の位置にドラッグすることによって物体の侵入を検出する領域を設定する操作を受け付ける機能と、前記操作に基づいて、少なくとも前記第1の位置を含む前記領域を設定する機能と、前記領域への前記物体の侵入を検出したことに応じて前記タッチスクリーンディスプレイにメッセージを表示する機能と、を前記情報処理装置に実現させる。
【0009】
本発明の侵入検知装置は、カメラから映像を受け付ける映像受付手段と、具備するタッチスクリーンディスプレイに前記映像を表示する映像表示手段と、前記タッチスクリーンディスプレイに表示された前記映像の第1の位置から第2の位置にドラッグすることによって物体の侵入を検出する領域を設定する操作を受け付ける操作受付手段と、前記操作に基づいて、少なくとも前記第1の位置を含む前記領域を設定する設定手段と、前記領域への前記物体の侵入を検出したことに応じて前記タッチスクリーンディスプレイにメッセージを表示するメッセージ表示手段と、を備える。
【0010】
本発明の侵入検知方法は、情報処理装置によって、カメラから映像を受け付け、前記情報処理装置のタッチスクリーンディスプレイに前記映像を表示し、前記タッチスクリーンディスプレイに表示された前記映像の第1の位置から第2の位置にドラッグすることによって物体の侵入を検出する領域を設定する操作を受け付け、前記操作に基づいて、少なくとも前記第1の位置を含む前記領域を設定し、前記領域への前記物体の侵入を検出したことに応じて前記タッチスクリーンディスプレイにメッセージを表示する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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