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公開番号2025092704
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2025061169,2023204634
出願日2025-04-02,2023-12-04
発明の名称購入管理システム、サーバ装置、購入管理方法、携帯端末、及び、プログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G07G 1/01 20060101AFI20250612BHJP(チェック装置)
要約【課題】セルフレジを用いた購入管理システムにおいて、登録済商品の中からイートイン対象商品を抽出し、イートインする商品を任意のタイミングで選択可能なことを主な課題とする。
【解決手段】サーバ装置は、商品識別情報を携帯端末から受信し、購入商品リストを作成する。サーバ装置は、商品識別情報に対応付けて、商品がイートイン対象商品であるか否かを商品情報として記憶しており、当該商品情報に基づいて、購入商品リストからイートイン対象商品を抽出する。そして、サーバ装置は、抽出したイートイン対象商品を選択可能なイートイン選択画面を生成し、携帯端末へ送信する。携帯端末は、受信したイートイン選択画面を表示し、イートイン対象商品の中からイートイン商品を選択する。そして、携帯端末は、イートイン商品の商品識別情報をイートイン情報としてサーバ装置へ送信する。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
サーバ装置と、携帯端末とを備える購入管理システムであって、
前記サーバ装置は、
商品に付されたコードから読み取られた商品識別情報を前記携帯端末から受信する商品識別情報取得部と、
前記商品識別情報に対応付けて、前記商品がイートインの対象となるイートイン対象商品であるか否かを示す商品情報を記憶する記憶部と、
前記携帯端末から受信した前記商品識別情報に紐づく前記商品情報に基づいて、前記イートイン対象商品を抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した前記イートイン対象商品を選択可能な情報を、前記携帯端末へ送信する情報送信部と、
を備え、
前記携帯端末は、
購入する商品の前記商品識別情報を前記サーバ装置へ送信する商品識別情報送信部と、
前記サーバ装置から前記イートイン対象商品を選択可能な情報を受信する受信部と、
前記イートイン対象商品の中から、イートインする商品であるイートイン商品を選択する選択部と、
前記イートイン商品の商品識別情報を示すイートイン情報を前記サーバ装置へ送信するイートイン情報送信部と、
を備える購入管理システム。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記商品識別情報に基づいて、購入商品リストを作成するリスト作成部を備え、
前記抽出部は、前記商品情報に基づいて、前記購入商品リストから前記イートイン対象商品を抽出する請求項1に記載の購入管理システム。
【請求項3】
前記サーバ装置は、
前記購入商品リストに基づいて、押下により前記イートイン対象商品を選択可能な情報の要求を行うイートインボタンを含む購入商品画面を生成し、前記携帯端末へ送信する購入商品画面生成部を備え、
前記受信部は、前記サーバ装置から前記購入商品画面を受信し、
前記携帯端末は、
前記購入商品画面を表示する表示制御部を備える請求項2に記載の購入管理システム。
【請求項4】
前記サーバ装置は、
前記商品識別情報取得部が取得した商品識別情報と、前記商品情報とに基づいて、当該商品識別情報が示す商品が前記イートイン対象商品であるか否かを判定するイートイン判定部、を備え、
前記購入商品画面生成部は、前記イートイン判定部が前記イートイン対象商品であると判定した場合に、前記イートインボタンを含む購入商品画面を生成することを特徴とする請求項3に記載の購入管理システム。
【請求項5】
前記商品情報は、前記商品識別情報に対応付けて、前記商品の基本価格を記憶しており、
前記サーバ装置は、
前記携帯端末から前記イートイン情報を受信するイートイン情報受信部と、
前記イートイン商品に適用される税率を含む税率情報と、前記イートイン情報と、前記基本価格と、前記購入商品リストと、に基づいて、前記商品の最終価格を算出する最終価格算出部と、を備えることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の購入管理システム。
【請求項6】
前記表示制御部は、前記購入商品画面において、前記イートイン商品と、前記イートイン商品以外の商品とを区別して表示することを特徴とする請求項3又は4に記載の購入管理システム。
【請求項7】
顧客が使用する携帯端末と通信可能なサーバ装置であって、
商品に付されたコードから読み取られた商品識別情報を前記携帯端末から受信する商品識別情報取得部と、
前記商品識別情報に対応付けて、前記商品がイートインの対象となるイートイン対象商品であるか否かを示す商品情報を記憶する記憶部と、
前記携帯端末から受信した前記商品識別情報に紐づく前記商品情報に基づいて、前記イートイン対象商品を抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した前記イートイン対象商品を選択可能な情報を、前記携帯端末へ送信する情報送信部と、
を備えるサーバ装置。
【請求項8】
顧客が使用する携帯端末と通信可能なサーバ装置により実行される購入管理方法であって、
商品に付されたコードから読み取られた商品識別情報を前記携帯端末から受信し、
前記商品識別情報に対応付けて、前記商品がイートインの対象となるイートイン対象商品であるか否かを示す商品情報を記憶し、
前記携帯端末から受信した前記商品識別情報に紐づく前記商品情報に基づいて、前記イートイン対象商品を抽出し、
抽出した前記イートイン対象商品を選択可能な情報を、前記携帯端末へ送信する購入管理方法。
【請求項9】
顧客が使用し、サーバ装置と通信可能な携帯端末であって、
購入する商品の商品識別情報を前記サーバ装置へ送信する商品識別情報送信部と、
前記サーバ装置から、イートインの対象となるイートイン対象商品を選択可能な情報を受信する受信部と、
前記イートイン対象商品の中から、イートインする商品であるイートイン商品を選択する選択部と、
前記イートイン商品の商品識別情報を示すイートイン情報を前記サーバ装置へ送信するイートイン情報送信部と、
を備える携帯端末。
【請求項10】
コンピュータを備え、顧客が使用する携帯端末と通信可能なサーバ装置により実行されるプログラムであって、
商品に付されたコードから読み取られた商品識別情報を携帯端末から受信し、
前記商品識別情報に対応付けて、前記商品がイートインの対象となるイートイン対象商品であるか否かを示す商品情報を記憶し、
前記携帯端末から受信した前記商品識別情報に紐づく前記商品情報に基づいて、前記イートイン対象商品を抽出し、
抽出した前記イートイン対象商品を選択可能な情報を、前記携帯端末へ送信する処理を前記コンピュータに実行させるプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、セルフレジを用いた商品販売システムの技術分野に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
来店した顧客が商品を購入するための商品販売システムとして、顧客が所有するスマートフォンなどの携帯端末を用いて、顧客が商品のバーコードを読み取って商品登録を行い、精算を行うシステムが知られている。例えば、特許文献1には、購入対象となる商品の商品情報を取得し、取得した全ての商品情報を含む精算情報を管理サーバに送信する携帯端末と、精算情報に含まれる商品情報に基づいて、各商品名を価格の高い順に列記したソート明細情報を生成及び出力する管理サーバとを備えたセルフショッピングシステムが開示されている。
【0003】
2019年10月より、消費税率引き上げに伴い、軽減税率が導入されている。そのため、店舗において軽減税率の対象となる飲食料品は、購入した店舗内で飲食する(以下、「イートイン」と呼ぶ。)ならば標準税率(10%)が適用され、持ち帰る(以下、「テイクアウト」とも呼ぶ。)ならば軽減税率(8%)が適用される。特許文献2は、販売形態によって税率が異なる商品を複数同時に販売する際、イートイン時に適用する第1税率と、テイクアウト時に適用する第2税率とに基づいて、税率別の合計課税額と、税率別の税込み合計金額を算出し、出力する方法を記載している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-41354号公報
特開2019-40442号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献2の手法において、顧客は、商品登録を行うときに当該商品のイートインする個数又はテイクアウトする個数を設定する。そのため、一通り商品登録を行った後にイートインする商品の選択や個数設定を行うことができず不便であった。
【0006】
本発明の目的は、セルフレジを用いた購入管理システムにおいて、登録済商品の中から対象となる商品のみを抽出し、イートインする商品を任意のタイミングで容易に選択可能なことを主な課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の1つの観点は、サーバ装置と、携帯端末とを備える購入管理システムであって、
前記サーバ装置は、
商品に付されたコードから読み取られた商品識別情報を前記携帯端末から受信する商品識別情報取得部と、
前記商品識別情報に対応付けて、前記商品がイートインの対象となるイートイン対象商品であるか否かを示す商品情報を記憶する記憶部と、
前記携帯端末から受信した前記商品識別情報に紐づく前記商品情報に基づいて、前記イートイン対象商品を抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した前記イートイン対象商品を選択可能な情報を、前記携帯端末へ送信する情報送信部と、
を備え、
前記携帯端末は、
購入する商品の前記商品識別情報を前記サーバ装置へ送信する商品識別情報送信部と、
前記サーバ装置から前記イートイン対象商品を選択可能な情報を受信する受信部と、
前記イートイン対象商品の中から、イートインする商品であるイートイン商品を選択する選択部と、
前記イートイン商品の商品識別情報を示すイートイン情報を前記サーバ装置へ送信するイートイン情報送信部と、を備える。
【0008】
本発明の他の観点では、顧客が使用する携帯端末と通信可能なサーバ装置であって、
商品に付されたコードから読み取られた商品識別情報を前記携帯端末から受信する商品識別情報取得部と、
前記商品識別情報に対応付けて、前記商品がイートインの対象となるイートイン対象商品であるか否かを示す商品情報を記憶する記憶部と、
前記携帯端末から受信した前記商品識別情報に紐づく前記商品情報に基づいて、前記イートイン対象商品を抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した前記イートイン対象商品を選択可能な情報を、前記携帯端末へ送信する情報送信部と、を備える。
【0009】
本発明の他の観点では、顧客が使用する携帯端末と通信可能なサーバ装置により実行される購入管理方法であって、
商品に付されたコードから読み取られた商品識別情報を前記携帯端末から受信し、
前記商品識別情報に対応付けて、前記商品がイートインの対象となるイートイン対象商品であるか否かを示す商品情報を記憶し、
前記携帯端末から受信した前記商品識別情報に紐づく前記商品情報に基づいて、前記イートイン対象商品を抽出し、
抽出した前記イートイン対象商品を選択可能な情報を、前記携帯端末へ送信する。
【0010】
本発明の他の観点では、顧客が使用し、サーバ装置と通信可能な携帯端末であって、
購入する商品の商品識別情報を前記サーバ装置へ送信する商品識別情報送信部と、
前記サーバ装置から、イートインの対象となるイートイン対象商品を選択可能な情報を受信する受信部と、
前記イートイン対象商品の中から、イートインする商品であるイートイン商品を選択する選択部と、
前記イートイン商品の商品識別情報を示すイートイン情報を前記サーバ装置へ送信するイートイン情報送信部と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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