TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025095156
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023210971
出願日2023-12-14
発明の名称情報処理システム、情報処理方法、プログラム
出願人キヤノンマーケティングジャパン株式会社,キヤノンITソリューションズ株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 40/30 20200101AFI20250619BHJP(計算;計数)
要約【課題】対話形式でユーザの入力に対して回答するシステムの利用目的の推定を効率的に行う情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】対話形式でユーザの入力に対して回答するチャットボット100は、ユーザ入力受信部110からユーザ入力を受け取り、これに対するチャットボットの回答を生成する回答生成部121と、回答生成部121で生成した回答をユーザに返すとともにカテゴリ推定装置130に出力する回答出力部122と、ユーザ入力及びチャットボットの回答から成る一連のやり取り(以下、会話)における、ユーザのチャットボットの利用目的のカテゴリを推定するカテゴリ推定部131と、カテゴリ推定部131が推定したカテゴリを、ログDB140に出力する推定結果出力部132と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対話形式でユーザの入力に対して回答するシステムにおける、ユーザによる入力内容を取得する第1の取得手段と、
外部装置に対して、前記取得手段により取得した第1の入力内容に基づき、ユーザによる一連の対話に係る前記システムの利用目的を推定させる指示を出力する出力手段と、
前記出力手段により出力した指示に基づき推定された利用目的を取得する第2の取得手段と、
前記第2の取得手段により取得した利用目的が所定の条件を満たす場合、当該利用目的を前記ユーザによる前記システムの利用目的として特定する特定手段と、
を備え、
前記出力手段は、前記第1の入力内容に基づく指示により推定された利用目的が、所定の条件を満たさない場合、前記外部装置に対して、ユーザによる第2の入力内容に基づき、ユーザによる前記システムの利用目的を推定させる指示を出力することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記出力手段は、前記特定手段によって一連の対話に係る利用目的が特定された以降は、当該対話に係る利用目的を推定させる指示を出力しないことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第2の入力内容は、前記第1の入力内容と同じ一連の対話に係る入力内容であり、前記第1の入力内容の後に入力されたものであることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記所定の条件を満たす場合とは、前記第2の取得手段により取得した利用目的が、予め設定された利用目的カテゴリに含まれる場合であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記所定の条件を満たさない場合とは、前記第2の取得手段により取得した利用目的が、予め設定された利用目的カテゴリに含まれない場合であることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記所定の条件を満たさない場合とは、前記第2の取得手段により取得した利用目的が、予め設定された再度の推定が必要なカテゴリであることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記出力手段は、生成AIに対してユーザによる前記システムの利用目的を推定させる指示を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記出力手段は、予め設定されたカテゴリの情報とユーザによる入力内容とに基づき作成される指示を生成AIに与えることで、利用目的を推定させる指示を出力し、
前記第2の取得手段は、前記予め設定されたカテゴリから選択されたカテゴリを利用目的として取得することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
対話形式でユーザの入力に対して回答するシステムにおける、ユーザによる入力内容を取得する第1の取得手段と、
外部装置に対して、前記取得手段により取得した第1の入力内容に基づき、ユーザによる一連の対話に係る前記システムの利用目的を推定させる指示を出力する出力手段と、
前記出力手段により出力した指示に基づき推定された利用目的を取得する第2の取得手段と、
前記第2の取得手段により取得した利用目的が所定の条件を満たす場合、当該利用目的を前記ユーザによる前記システムの利用目的として特定する特定手段と、
を備え、
前記出力手段は、前記第1の入力内容に基づく指示により推定された利用目的が、所定の条件を満たさない場合、前記外部装置に対して、ユーザによる第2の入力内容に基づき、ユーザによる前記システムの利用目的を推定させる指示を出力することを特徴とする情報処理システム。
【請求項10】
第1の取得手段が、対話形式でユーザの入力に対して回答するシステムにおける、ユーザによる入力内容を取得する第1の取得ステップと、
出力手段が、外部装置に対して、前記取得手段により取得した第1の入力内容に基づき、ユーザによる一連の対話に係る前記システムの利用目的を推定させる指示を出力する出力ステップと、
第2の取得手段が、前記出力手段により出力した指示に基づき推定された利用目的を取得する第2の取得ステップと、
特定手段が、前記第2の取得手段により取得した利用目的が所定の条件を満たす場合、当該利用目的を前記ユーザによる前記システムの利用目的として特定する特定ステップと、
を備え、
前記出力手段は、前記第1の入力内容に基づく指示により推定された利用目的が、所定の条件を満たさない場合、前記外部装置に対して、ユーザによる第2の入力内容に基づき、ユーザによる前記システムの利用目的を推定させる指示を出力することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザの入力に対して自動応答を行うシステム(以下、チャットボット)が知られている。近年では、大規模言語モデルを用いた文章生成AI技術により、チャットボットの利用シーンは増加し、幅広い用途でチャットボットが使用されている。チャットボットの利用の増加と汎用化に伴い、ユーザがどのような目的でチャットボットを使用しているかを集計し分析したいという、チャットボット運営者からのニーズが増している。
【0003】
ユーザの利用目的を分析するために、ユーザの対話履歴をログとして保存する方法がある。しかし、ユーザの入力には機密情報が含まれることがあり、ログデータの管理にはコストがかかることが多い。特許文献1には、ユーザとチャットボットとが会話を円滑に継続できるように、各発話意図を表すカテゴリに対応する抽出単語が登録された意図推定データベースを参照して、ユーザの発話意図を表すカテゴリを推定する仕組みについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-123306号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の技術は、回答生成のためにユーザの発話毎にカテゴリ推定を行う必要があり、カテゴリ推定を行う回数が多くなるという課題がある。
【0006】
そこで、本発明は、対話形式でユーザの入力に対して回答するシステムの利用目的の推定を効率的に行う仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、対話形式でユーザの入力に対して回答するシステムにおける、ユーザによる入力内容を取得する第1の取得手段と、外部装置に対して、前記取得手段により取得した第1の入力内容に基づき、ユーザによる一連の対話に係る前記システムの利用目的を推定させる指示を出力する出力手段と、前記出力手段により出力した指示に基づき推定された利用目的を取得する第2の取得手段と、前記第2の取得手段により取得した利用目的が所定の条件を満たす場合、当該利用目的を前記ユーザによる前記システムの利用目的として特定する特定手段と、を備え、前記出力手段は、前記第1の入力内容に基づく指示により推定された利用目的が、所定の条件を満たさない場合、前記外部装置に対して、ユーザによる第2の入力内容に基づき、ユーザによる前記システムの利用目的を推定させる指示を出力することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、対話形式でユーザの入力に対して回答するシステムの利用目的の推定を効率的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
チャットボットのシステム構成の一例を示す図
チャットボットのハードウェア構成の一例を示すブロック図
カテゴリ一覧の一例を示す図
やり直しカテゴリ一覧の一例を示す図
会話のカテゴリを推定する処理の一例を示すフローチャート
ユーザインタフェースの一例を示す画面イメージ図
ユーザインタフェースの一例を示す画面イメージ図
カテゴリ推定処理の概念図
会話のカテゴリ推定処理の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
対話装置
29日前
個人
情報処理装置
29日前
個人
情報処理システム
1日前
個人
記入設定プラグイン
17日前
個人
検査システム
3日前
個人
情報処理装置
25日前
個人
プラグインホームページ
1か月前
個人
情報入力装置
29日前
キヤノン電子株式会社
携帯装置
2日前
個人
不動産売買システム
9日前
株式会社サタケ
籾摺・調製設備
2日前
個人
物価スライド機能付生命保険
29日前
個人
備蓄品の管理方法
1日前
個人
マイホーム非電子入札システム
29日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
2日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
2日前
サクサ株式会社
中継装置
2日前
株式会社BONNOU
管理装置
22日前
ホシデン株式会社
タッチ入力装置
9日前
キヤノン電子株式会社
名刺管理システム
3日前
株式会社東芝
電子機器
10日前
アスエネ株式会社
排水量管理方法
2日前
サクサ株式会社
カードの制動構造
1か月前
東洋電装株式会社
操作装置
2日前
株式会社ワコム
電子消去具
9日前
東洋電装株式会社
操作装置
2日前
個人
決済手数料0%のクレジットカード
1か月前
株式会社ライト
情報処理装置
22日前
個人
パターン抽出方法及び通信多重化方法
8日前
村田機械株式会社
割当補助システム
1か月前
パテントフレア株式会社
交差型バーコード
1か月前
株式会社JVCケンウッド
管理装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1か月前
株式会社CBE-A
情報処理システム
8日前
大王製紙株式会社
RFIDタグ
8日前
応研株式会社
業務支援システム
1か月前
続きを見る