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公開番号
2025093777
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023209644
出願日
2023-12-12
発明の名称
タイヤ
出願人
株式会社ブリヂストン
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
19/00 20060101AFI20250617BHJP(車両一般)
要約
【課題】通信装置が埋め込まれた位置の把握が容易であり、かつ、当該通信装置の耐久性が向上する、タイヤを提供する。
【解決手段】タイヤ1は、タイヤサイド部1dのタイヤ外表面1dsに設けられた少なくとも1つの標章21と、タイヤサイド部1dの内部に埋設された通信装置10と、を備える。少なくとも1つの標章21のうちの、少なくとも1つの標章21は、タイヤサイド部1dのタイヤ外表面1dsに設けられた凹状の標章21(21a)である。通信装置10の少なくとも一部は、凹状の標章21(21a)の真下に位置するタイヤサイド部1dの内部に埋設されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
タイヤサイド部のタイヤ外表面に設けられた少なくとも1つの標章と、前記タイヤサイド部の内部に埋設された通信装置と、を備えたタイヤであって、
前記少なくとも1つの標章のうちの、少なくとも1つの標章は、前記タイヤサイド部のタイヤ外表面に設けられた凹状の標章であり、
前記通信装置の少なくとも一部は、前記凹状の標章の真下に位置する前記タイヤサイド部の内部に埋設されている、タイヤ。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記通信装置の全体は、前記凹状の標章の真下に位置する前記タイヤサイド部の内部に埋設されている、請求項1に記載されたタイヤ。
【請求項3】
前記通信装置は、少なくとも1つのアンテナを有し、前記少なくとも1つの前記アンテナのうちの少なくとも1つの当該アンテナは、前記凹状の標章の真下に位置する前記タイヤサイド部の内部に埋設されている、請求項1に記載されたタイヤ。
【請求項4】
前記凹状の標章を形作る凹面は、少なくとも一部の当該凹面にパターン領域を備えており、前記パターン領域は、前記凹面の少なくとも一部の当該凹面から前記凹面の深さ寸法よりも小さい寸法の突起が複数設けられている、請求項1に記載されたタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のタイヤには、タイヤに埋め込まれた通信装置の把握が容易になるように、タイヤサイド部の外表面に設けられた標章を凸状に構成するとともに、当該標章の内部に通信装置を埋設したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2023/276180号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来のタイヤは、通信装置の埋め込み位置がタイヤサイド部の外表面から出っ張った位置となることで、当該タイヤサイド部への飛び石等によって損傷を受けることが考えられる。したがって、上記従来のタイヤには、通信装置の耐久性という点で改善の余地がある。
【0005】
本発明の目的は、通信装置が埋め込まれた位置の把握が容易であり、かつ、当該通信装置の耐久性が向上する、タイヤを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係るタイヤは、タイヤサイド部のタイヤ外表面に設けられた少なくとも1つの標章と、前記タイヤサイド部の内部に埋設された通信装置と、を備えたタイヤであって、前記少なくとも1つの標章のうちの、少なくとも1つの標章は、前記タイヤサイド部のタイヤ外表面に設けられた凹状の標章であり、前記通信装置の少なくとも一部は、前記凹状の標章の真下に位置する前記タイヤサイド部の内部に埋設されている。本発明に係るタイヤによれば、通信装置が埋め込まれた位置の把握が容易であり、かつ、当該通信装置の耐久性が向上する。
【0007】
(2)上記(1)のタイヤにおいて、前記通信装置の全体は、前記凹状の標章の真下に位置する前記タイヤサイド部の内部に埋設されているものとすることができる。この場合、通信装置の耐久性がより向上する。
【0008】
(3)上記(1)のタイヤにおいて、前記通信装置は、少なくとも1つのアンテナを有し、前記少なくとも1つの前記アンテナのうちの少なくとも1つの当該アンテナは、前記凹状の標章の真下に位置する前記タイヤサイド部の内部に埋設されていることが好ましい。この場合、通信装置の通信性能が向上する。
【0009】
(4)上記(1)~(3)のいずれか1つのタイヤにおいて、前記凹状の標章を形作る凹面は、少なくとも一部の当該凹面にパターン領域を備えており、前記パターン領域は、前記凹面の少なくとも一部の当該凹面から前記凹面の深さ寸法よりも小さい寸法の突出高さで突出する突起が複数設けられているものとすることができる。この場合、通信装置が配置された凹状標章の視認性が向上する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、通信装置が埋め込まれた位置の把握が容易であり、かつ、当該通信装置の耐久性が向上する、タイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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