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公開番号
2025092623
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2025055065,2023180098
出願日
2025-03-28,2019-04-04
発明の名称
位置指示装置、コンピュータ、制御方法
出願人
株式会社ワコム
代理人
弁理士法人そらおと
主分類
G06F
3/01 20060101AFI20250612BHJP(計算;計数)
要約
【課題】筐体の先端に設けられる第1の部材に加わる第1の圧力を状況に応じて外部機器に適切に送信できるようにする。
【解決手段】
位置指示装置は、仮想現実空間における3Dオブジェクトを制御するための位置指示装置であり、筐体と、前記筐体の先端に設けられる第1の部材に加わる第1の圧力であり前記仮想現実空間における前記3Dオブジェクトを制御するために使用される第1の圧力を検出する第1のセンサと、前記第1のセンサによって検出される前記第1の圧力を前記筐体の先端を通じて送信する第1の通信部と、前記第1の通信部と異なる第2の通信部であり前記第1のセンサによって検出される前記第1の圧力を送信する第2の通信部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
仮想現実空間における3Dオブジェクトを制御するための位置指示装置であり、
筐体と、
前記筐体の先端に設けられる第1の部材に加わる第1の圧力であり前記仮想現実空間における前記3Dオブジェクトを制御するために使用される第1の圧力を検出する第1のセンサと、
前記第1のセンサによって検出される前記第1の圧力を前記筐体の先端を通じて送信する第1の通信部と、
前記第1の通信部と異なる第2の通信部であり前記第1のセンサによって検出される前記第1の圧力を送信する第2の通信部と、
を備える位置指示装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記筐体の中央近傍と前記第1の部材との間の位置に設けられる第2の部材に加わる第2の圧力であり前記仮想現実空間における前記3Dオブジェクトの制御に用いられる第2の圧力を検出する第2のセンサをさらに有し、
前記第2の通信部は、前記第2のセンサによって検出される前記第2の圧力を送信する、
請求項1に記載の位置指示装置。
【請求項3】
前記第2の圧力は、前記筐体をユーザが把持することによって前記第2の部材に加えられる圧力である、
請求項2に記載の位置指示装置。
【請求項4】
前記第1の圧力は、前記第1の部材が接触面に接触する場合に前記接触面によって前記第1の部材に加えられる圧力である、
請求項1に記載の位置指示装置。
【請求項5】
前記筐体は、ペン型の筐体である、
請求項1に記載の位置指示装置。
【請求項6】
前記第1の圧力は、前記第1の通信部から送信される前記第1の圧力を受信するセンサの上に位置する接触面に前記第1の部材が接触する場合に前記接触面によって前記第1の部材に加えられる圧力である、
請求項1に記載の位置指示装置。
【請求項7】
前記第2の通信部から送信される前記第1の圧力は前記仮想現実空間における前記3Dオブジェクトの制御に用いられる圧力である、
請求項2に記載の位置指示装置。
【請求項8】
仮想現実空間における3Dオブジェクトを制御するための位置指示装置であり、筐体と、前記筐体の先端に設けられる第1の部材に加わる第1の圧力であり前記仮想現実空間における前記3Dオブジェクトを制御するために使用される第1の圧力を検出する第1のセンサと、前記第1のセンサによって検出される前記第1の圧力を前記筐体の先端を通じて送信する第1の通信部と、前記第1の通信部と異なる第2の通信部であり前記第1のセンサによって検出される前記第1の圧力を送信する第2の通信部とを有する位置指示装置と通信可能なコンピュータであって、
前記位置指示装置の前記第2の通信部によって送信された前記第1の圧力を受信する通信部と、
前記位置指示装置の前記第2の通信部によって送信され前記通信部によって受信した前記第1の圧力に基づいて前記仮想現実空間における前記3Dオブジェクトを制御するコントローラと、
を有するコンピュータ。
【請求項9】
前記コントローラは、空間内における前記位置指示装置の位置、及び、前記位置指示装置の前記第2の通信部によって送信され前記通信部によって受信した前記第1の圧力に基づいて、前記仮想現実空間における前記3Dオブジェクトを制御する、
請求項8に記載のコンピュータ。
【請求項10】
前記通信部は、前記位置指示装置の前記第1の通信部によって送信された前記第1の圧力を平面位置センサを介して受信するよう構成される、
請求項8に記載のコンピュータ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は位置指示装置及び情報処理装置に関し、特に、タッチ面内の位置及び空間内の位置の両方を指示するために用いられるペン型の位置指示装置、及び、そのような位置指示装置と接続される情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、タブレット型のコンピュータと組み合わせて使うペン型の位置指示装置(以下、「電子ペン」という。)が注目されている。この種の電子ペンには、通常、ペン先に加わる圧力(筆圧)を検出する筆圧センサが設けられる。コンピュータは、タッチ面内における電子ペンの位置を検出する際、電子ペンから筆圧値を受信する。そして、検出した位置に応じて線画を描画する際に、受信した筆圧値に応じてその線幅や透明度を制御するように構成される。こうすることで、例えば、ペン先をタッチ面に押し当てる力が強いほど太い線を描く、というように、インクを吐出する従来型のペンに似た書き味を演出することが可能になる。
【0003】
また、特許文献1にはタッチ面を必要としないペン型入力装置が開示されている。このペン型入力装置は側面に圧力センサを有しており、ユーザのグリップ力を検出可能に構成される。特許文献1の見解によれば、ペンを持って文字や図形を描画する際には、グリップ力の変化に、描こうとしている文字や図形に応じた特徴が現れる。特許文献1の技術は、この特徴を文字や図形として認識することで、タッチ面内におけるペン先の位置を検出しなくても文字や図形の入力をできるようにしようとするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-6710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、本願の発明者は、仮想現実(VR:Virtual Reality、AR:Augmented Reality、MR:Mixed Realityを含む)空間内において、上述した電子ペンを用いて仮想平面に字を書いたり絵を描いたりできるようにすることを検討している。この場合、現実のタッチ面が存在しないので、上述した筆圧センサによって筆圧値を検出することができない。筆圧値がないと筆圧値に応じた線幅や透明度の制御ができず、従来型のペンに似た書き味を演出することができなくなるため、好適に線幅や透明度の制御が行える他の方法が必要とされていた。
【0006】
したがって、本発明の目的の一つは、現実のタッチ面が存在しない場合であっても好適に線幅や透明度の制御が行える位置指示装置及び情報処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による位置指示装置は、筐体と、位置を指示する位置指示部と、前記位置指示部に加わる第1の圧力を検出する第1のセンサと、前記筐体に加わる第2の圧力を検出する第2のセンサと、前記第1のセンサによって検出された前記第1の圧力を送信する第1の通信部と、前記第2のセンサによって検出された前記第2の圧力を送信する第2の通信部と、を備える位置指示装置である。
【0008】
なお、本発明による位置指示装置は、平面位置センサの入力面における位置指示を行うための位置指示部を収納する筒状の外部筐体と、空間内における前記位置指示装置の位置を示すための空間位置情報を外部装置とのインタラクションにより検出する空間位置検出部と、前記外部筐体に対する力を検出する圧力センサと、前記空間位置検出部によって検出された前記空間位置情報、前記入力面内における前記位置指示部の位置を示すための平面位置情報、及び、前記圧力センサによって検出された力に関する圧力情報を出力可能に構成された処理部と、を備える位置指示装置であるとしてもよい。
【0009】
本発明による情報処理装置は、筐体、位置を指示する位置指示部、及び、前記筐体に加わる力を検出する圧力センサを有する位置指示装置と通信可能な情報処理装置であって、前記圧力センサによって検出された圧力を受信する通信部と、空間内における前記位置指示装置の位置及び前記通信部によって受信した圧力に基づいて、仮想現実空間における3Dオブジェクトの生成を制御するコントローラと、を有する情報処理装置である。
【0010】
なお、本発明による情報処理装置は、平面位置センサの入力面における位置指示を行う位置指示部を収納する筒状の外部筐体、及び、前記外部筐体の表面に対する力を検出する圧力センサを有する位置指示装置と接続されるコンピュータであって、前記位置指示装置から、空間内における前記位置指示装置の位置を示すための空間位置情報、前記入力面内における前記位置指示部の位置を示すための平面位置情報、及び、前記圧力センサによって検出された力に関する圧力情報を受信可能に構成され、前記空間位置情報及び前記圧力情報を受信した場合に、受信した前記空間位置情報に基づいて前記空間内における前記位置指示装置の位置を示す空間位置を検出し、検出した前記空間位置及び受信した前記圧力情報に基づいて3D描画を行い、前記平面位置情報及び前記圧力情報を受信した場合に、受信した前記平面位置情報に基づいて前記タッチ面内における前記位置指示部の位置を示す平面位置を検出し、検出した前記平面位置及び受信した前記圧力情報に基づいて2D描画を行う、コンピュータであるとしてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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