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公開番号
2025092422
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2024191633
出願日
2024-10-31
発明の名称
導流カバー及び導流カバーが用いられる電池化成装置
出願人
致茂電子股分有限公司
,
Chroma Ate Inc.
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
10/6556 20140101AFI20250612BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】効率的な放熱効果が得られる導流カバーの提供。
【解決手段】筐体1内において電池ユニットBを保持する支持台32とエアコンディショナー2との間に配置されるのに適する導流カバー5であって、エアコンディショナー2の一側に配置されると、エアコンディショナー2において形成される冷却空気を導入するように構成される空気導入カバー51と、空気導入カバー51に接続し、冷却空気を電池ユニットBの上端に排出するのに用いられる少なくとも1つの空気排出カバー52と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体内において電池ユニットを保持する支持台とエアコンディショナーとの間に配置されるのに適する導流カバーであって、
前記エアコンディショナーの一側に配置されると、前記エアコンディショナーにおいて形成される冷却空気を導入するように構成される空気導入カバーと、
前記空気導入カバーに接続し、前記冷却空気を前記電池ユニットの上端に排出するのに用いられる少なくとも1つの空気排出カバーと、を備える、導流カバー。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記空気排出カバーは、前記導流カバーが前記支持台と前記エアコンディショナーとの間に配置される際においては、前記電池ユニットの上方に位置すると共に、下方にある前記電池ユニットの上端に面し、且つ、前記冷却空気を前記電池ユニットの上端に排出するのに用いられる下空気出口が形成される、請求項1に記載の導流カバー。
【請求項3】
前記電池ユニットは第1の水平方向に沿って延伸し、前記下空気出口は前記第1の水平方向に沿って延伸する細長い形状に形成される、請求項2に記載の導流カバー。
【請求項4】
前記空気排出カバーには、前記空気導入カバーに連通し、且つ、前記下空気出口の上方に位置する上空気進入口が更に形成されており、前記下空気出口は前記上空気進入口より小さく形成される、請求項2に記載の導流カバー。
【請求項5】
前記冷却空気が進入するために、前記空気導入カバーには前記エアコンディショナーに連通する空気進入開口が形成される、請求項1に記載の導流カバー。
【請求項6】
前記支持台は互いに間を開けて並ぶ複数の前記電池ユニットを支持するのに用いられるものであり、
前記導流カバーは、前記空気導入カバーに接続される複数の前記空気排出カバーを備え、各前記空気排出カバーは対応する前記電池ユニットの上方において、前記冷却空気を対応する前記電池ユニットの上端に排出するのに用いられる、請求項1に記載の導流カバー。
【請求項7】
前記空気導入カバーは第1の水平方向に沿って延伸して水平に平らな形状を成し、且つ、前記空気導入カバーには前記エアコンディショナーに連通して前記冷却空気が進入するのに用いられる空気進入開口が形成されており、
前記空気導入カバーは、前記空気進入開口の反対側において、前記第1の水平方向に沿って前記空気進入開口から離れた端壁と、前記空気進入開口と前記端壁との間に介在する底壁とを有し、
前記底壁には少なくとも1つの排気口が形成され、
前記空気排出カバーは直立状で前記第1の水平方向に直交する縦方向に沿って延伸し、
前記空気排出カバーは、前記底壁に配置されており、且つ、前記排気口に連通する上空気進入口と、前記上空気進入口の下方において、前記電池ユニットの上端に面するように下に向かって開口することで、前記冷却空気を前記電池ユニットの上端に排出するのに用いられる下空気出口と、が形成される、請求項1に記載の導流カバー。
【請求項8】
前記支持台は互いに間を開けて並ぶ複数の前記電池ユニットを支持するのに用いられるものであり、
前記底壁には、前記第1の水平方向において互いに間を開けて並ぶ複数の排気口が形成されており、
前記導流カバーは、前記底壁に配置されると共に前記第1の水平方向において互いに間を開けて並ぶ複数の前記空気排出カバーを有し、各前記空気排出カバーは対応する前記電池ユニットの上方に位置し、各前記空気排出カバーの前記上空気進入口は対応する前記排気口に連通する、請求項7に記載の導流カバー。
【請求項9】
前記空気導入カバー内に配置されて対応する前記排気口を遮蔽するのに用いられるゲートをそれぞれ有する複数のゲートアセンブリを更に備え、各前記ゲートアセンブリが有する前記ゲートは操作に応じて対応する前記排気口を遮蔽する程度を変更することで、前記排気口の開き具合を制御する、請求項8に記載の導流カバー。
【請求項10】
各前記ゲートアセンブリが有する各前記ゲートがそれぞれ各前記排気口を遮蔽する程度は、前記端壁から前記空気進入開口側へと漸次小さくなるように構成されることにより、各前記排気口の開き具合は前記端壁から前記空気進入開口側へと漸次増えていくようになる、請求項9に記載の導流カバー。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は導流カバー及び導流カバーが用いられる電池化成装置、特に、冷却空気を導流カバーで導入することで放熱を行う導流カバー及び導流カバーが用いられる電池化成装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電池の製造工程においては、電池の充放電を繰り返すことによって、電池に化成反応を起こしてエネルギーを安定的に蓄積できる電池として作成するが、この過程に用いられる充放電アセンブリと電池に高熱が生じるので、放熱が必要となる。
【0003】
従来では、例えば特許文献1に記載されるように、充放電アセンブリの上方もしくは側面に扇風機を設置して冷却空気を充放電アセンブリ及び充放電アセンブリの下方に配置される電池に当てることで放熱させる方法が使用されてきたが、充放電アセンブリの周辺での熱交換が行われてから電池の周辺に到達した空気の温度はすでに上昇しているので、扇風機だけでは効率的な放熱効果を得ることができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
中国実用新案登録第201174410Y号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、本発明は従来技術の少なくとも1つの欠点を改善できる、電池化成装置の放熱のための手段としての導流カバーの提供を1つの目的とする。また、本発明は、上記導流カバーが用いられる電池化成装置の提供も1つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成すべく、本発明は、筐体内において電池ユニットを保持する支持台とエアコンディショナーとの間に配置されるのに適する導流カバーであって、
前記エアコンディショナーの一側に配置されると、前記エアコンディショナーにおいて形成される冷却空気を導入するように構成される空気導入カバーと、
前記空気導入カバーに接続し、前記冷却空気を前記電池ユニットの上端に排出するのに用いられる少なくとも1つの空気排出カバーと、を備える、導流カバーを提供する。
【0007】
また、本発明は、筐体と、
前記筐体の外側に配置されるエアコンディショナーと、
前記筐体内に配置されて複数の電池ユニットを支持するのに用いられる支持台と、
前記支持台の上方に位置するように前記筐体内に配置されると共に、互いに間隔をあけるように配置され且つ対応する前記電池ユニットに電気的に接続するのに用いられる2つの充放電アセンブリをいずれも有する少なくとも1つの充放電手段と、
前記筐体内において前記エアコンディショナーと前記支持台との間に位置する導流カバーと、を備える電池化成装置であって、
前記導流カバーは空気導入カバーと複数の空気排出カバーとを有し、
前記空気導入カバーは前記エアコンディショナーの一側に配置されて前記エアコンディショナーにおいて形成される冷却空気を導入するのに用いられ、
各前記空気排出カバーは前記空気導入カバーに接続し、各前記空気排出カバーは対応する前記充放電手段の各前記充放電アセンブリの間に位置し、且つ、対応する前記電池ユニットの上方に位置し、前記冷却空気を対応する前記電池ユニットの上端に排出するのに用いられる、電池化成装置をも提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の導流カバーは、前記エアコンディショナーにおいて形成される冷却空気を前記電池ユニットの上端に排出することができるので、充放電アセンブリからの影響を受けずに電池ユニットの上端に到達させることができるため、従来技術では達成し得ない効率的な放熱効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の電池化成装置の第1の実施例が示される斜視図である。
同第1の実施例における筐体とエアコンディショナーと昇降手段と複数の充放電手段と導流カバーとの位置関係が示される一部断面図である。
同第1の実施例における筐体及びエアコンディショナーが省略されて昇降手段と各充放電手段と導流カバーとの位置関係が示される一部斜視図である。
同第1の実施例の一部分解斜視図である。
同第1の実施例における導流カバーが示される斜視図である。
同第1の実施例における導流カバーの分解斜視図である。
同第1の実施例における導流カバーの一部斜視図である。
同第1の実施例における昇降手段の支持台により支持される複数の電池ユニットがそれぞれ各充放電手段に電気的に接続し、且つ、導流カバーが冷却空気を各電池ユニットまで案内して放熱させる様子が示される一部断面図である。
本発明の電池化成装置の第2の実施例が有する導流カバーの斜視図である。
同第2の実施例の一部断面図である。
本発明の電池化成装置の第3の実施例の導流カバーの斜視図である。
同第3の実施例の一部断面図である。
本発明の電池化成装置の第4の実施例の一部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態の目的、技術手段、及び利点をより明確に説明するために、以下、本発明の実施形態の添付図面を組み合わせて、本発明の実施形態における技術手段に対して明確に説明する。説明する実施形態は、本発明の一部の実施形態であり、すべての実施形態ではないことが明らかであろう。通常、添付図面に描きまた示す本発明の実施形態の部品は各種異なる配置で布置及び設計することができる。従って、以下、添付図面中に提供した本発明の実施形態の詳細説明は、本発明の保護範囲に対していかなる制限も構成せず、単に本発明の選択された実施形態を示すのみである。また、各実施例において役割や構造に相当性を有する構成要素については、全く同じ構成を有していなくても、誤解を避けるために同一の符号が付与されている。
(【0011】以降は省略されています)
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