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公開番号
2025092401
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2024158473
出願日
2024-09-12
発明の名称
乗物内装システム
出願人
テイ・エス テック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60R
22/48 20060101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約
【課題】シートベルトの装着状態をより確実に乗員に対して通知をすることが可能な乗物内装システムを提供する。
【解決手段】乗物用内システム1は、乗物に搭載される乗物内装システムであって、内装部材2と、第一シートベルト24を有する第一シートS2と、内装部材2に設けられる振動部7と、第一シートベルト24の装着状態を検知するシートベルト検知部60と、振動部7及びシートベルト検知部60を制御する制御部50と、を備え、制御部50は、シートベルト検知部60から取得した検知情報に基づいて、振動部7を動作させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
乗物に搭載される乗物内装システムであって、
内装部材と、
第一シートベルトを有する第一シートと、
前記内装部材に設けられる振動部と、
前記第一シートベルトの装着状態を検知するシートベルト検知部と、
前記振動部及び前記シートベルト検知部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記シートベルト検知部から取得した検知情報に基づいて、前記振動部を動作させることを特徴とする乗物内装システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記シートベルト検知部は、前記第一シートに、チャイルドシートが取り付けられているか否かを検知可能であり、
前記チャイルドシートはチャイルドシート用シートベルトを備えており、
前記シートベルト検知部は、前記チャイルドシート用シートベルトの装着状態を前記検知情報として検知し、
前記制御部は、前記第一シートに前記チャイルドシートが取り付けられている場合、前記検知情報に基づいて前記チャイルドシート用シートベルトが前記チャイルドシートに正常に装着されていないと判定したとき、前記振動部を動作させることを特徴とする請求項1に記載の乗物内装システム。
【請求項3】
前記内装部材は複数設けられており、
前記振動部は、複数の前記内装部材のそれぞれに設けられていて、
前記制御部は、前記複数の前記振動部のうちいずれかを選択し、選択された前記振動部を前記検知情報に基づいて振動させることを特徴とする請求項2に記載の乗物内装システム。
【請求項4】
前記内装部材は、第二シートベルトを有する第二シートであり、
前記振動部は、前記第二シートの前記第二シートベルトに設けられていて、
前記制御部は、前記検知情報に基づいて前記第二シートベルトを振動させることを特徴とする請求項1に記載の乗物内装システム。
【請求項5】
前記第二シートは前記乗物の運転席であり、前記第一シートは前記運転席以外の席であることを特徴とする請求項4に記載の乗物内装システム。
【請求項6】
前記振動部は、前記第二シートベルトを前記第二シートに固定する固定部に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の乗物内装システム。
【請求項7】
前記振動部は、前記第二シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタに設けられていることを特徴とする請求項4に記載の乗物内装システム。
【請求項8】
前記内装部材は、第二シートベルトを有する第二シートであり、
前記振動部は、前記第二シートのシートバック又はシートクッションに設けられる第一振動部と、前記第二シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタに設けられる第二振動部と、を有し、
前記制御部は、前記検知情報に基づき前記第一シートベルトが前記チャイルドシートに正常に装着されていないと判定したとき、前記第二振動部を動作させることを特徴とする請求項2に記載の乗物内装システム。
【請求項9】
前記乗物の衝突を予知する衝突予知部を更に備え、
前記制御部は、前記衝突予知部が前記乗物の衝突を予知した場合、前記振動部を動作させることを特徴とする請求項1に記載の乗物内装システム。
【請求項10】
前記乗物が衝突したか否かを検知する衝突検知部を更に備え、
前記制御部は、前記衝突検知部が前記乗物の衝突を検知した場合、前記振動部が動作することを禁止することを特徴とする請求項1に記載の乗物内装システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物内装システムに係り、特に、シートベルトを有するシートを備える乗物内装システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シートベルトが正しく装着されているか否かを撮像部により取得した情報を基に判定する技術が開示されている。また、特許文献2には、シートベルトのチャイルドシート固定機能を使用中か否かを検出することにより、チャイルドシート搭載の有無を検知し、大人が着座している場合と、チャイルドシートが搭載されている場合とを明確に区別する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-149258号公報
特開2002-255011号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示されるように、撮像部により取得した情報を基にシートベルトが正しく装着されているか否かを判定したり、特許文献2に示されるように、チャイルドシートが搭載されているか否かを判定したりすることが行われているものの、シートベルトの装着状態の異常の通知については音声やモニタを用いた表示により行われていた。しかしながら、車外の騒音が大きい場合や乗員がモニタから視線を外している場合等、表示や音声による通知では、乗員がシートベルトの装着状態の異常に気づかないおそれがあり、シートベルトの装着状態をより確実に乗員に対して通知することが望まれていた。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、例えばシートベルトの装着状態をより確実に乗員に対して通知をすることが可能な乗物内装システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題は、本発明の乗物内装システムによれば、乗物に搭載される乗物内装システムであって、内装部材と、第一シートベルトを有する第一シートと、前記内装部材に設けられる振動部と、前記第一シートベルトの装着状態を検知するシートベルト検知部と、前記振動部及び前記シートベルト検知部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記シートベルト検知部から取得した検知情報に基づいて、前記振動部を動作させることにより解決される。
第一シートベルトの装着状態を示す検知情報に基づいて、内装部材(例えば乗物用シート)に設けられた振動部を動作させることにより、触覚を介して第一シートベルトの装着状態を通知することができる。そのため、シートベルトの装着状態をより確実に乗員に対して通知をすることが可能な乗物内装システムを提供することができる。
【0007】
上記構成において、前記シートベルト検知部は、前記第一シートに、チャイルドシートが取り付けられているか否かを検知可能であり、前記チャイルドシートはチャイルドシート用シートベルトを備えており、前記シートベルト検知部は、前記チャイルドシート用シートベルトの装着状態を前記検知情報として検知し、前記制御部は、前記第一シートに前記チャイルドシートが取り付けられている場合、前記検知情報に基づいて前記チャイルドシート用シートベルトが前記チャイルドシートに正常に装着されていないと判定したとき、前記振動部を動作させるとよい。
チャイルドシートに着座する乗員、すなわち子供がチャイルドシート用シートベルトを外しているか否かを検知し、検知情報に基づいて振動させるため、誤検知が誤動作を抑制する効果がある。また、子供からチャイルドシート用シートベルトが外れてしまった場合でも、音や光だけでなく振動により外れたことを通知できるのでより確実に装着状態を通知することができる。
【0008】
上記構成において、前記内装部材は複数設けられており、前記振動部は、複数の前記内装部材のそれぞれに設けられていて、前記制御部は、前記複数の前記振動部のうちいずれかを選択し、選択された前記振動部を前記検知情報に基づいて振動させるとよい。
制御部が、複数の振動部から、検知情報に基づいて振動させる振動部を選択することにより、乗員に対してシートベルトの装着状態に基づく振動であることを伝えやすくなる。
【0009】
上記構成において、前記内装部材は、第二シートベルトを有する第二シートであり、前記振動部は、前記第二シートの前記第二シートベルトに設けられていて、前記制御部は、前記検知情報に基づいて前記第二シートベルトを振動させるとよい。
シートベルトの振動により通知することで、振動による通知がシートベルトに関連するものであることを、乗員が直感的に分かるようになる。
【0010】
上記構成において、前記第二シートは、前記乗物の運転席であり、前記第一シートは運転席以外の席であるとよい。
運転手に対して運転席以外のシートベルトの装着状態をより確実に伝えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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