TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025091857
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207376
出願日2023-12-08
発明の名称鞍乗型車両
出願人ヤマハ発動機株式会社
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー,個人,個人
主分類B62J 6/04 20200101AFI20250612BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】テールライトユニットのコンパクト化を図りつつ、テールライト及びフラッシャの視認性が低下することを抑制する。
【解決手段】テールライトユニット3は、左右一対のテールライト22,23と、左右一対のフラッシャ24,25と、テールカバー27とを備える。左右一対のテールライト22,23とは、第1テールライト22と、第2テールライト23とを含む。左右一対のフラッシャ24,25は、第1フラッシャ24と、第2フラッシャ25とを含む。テールカバー27は、上傾斜面41と、下傾斜42とを含む。上傾斜面41は、第1テールライト22が露出する第1開口部41aと、第2テールライト23が露出する第2開口部41bとを含む。下傾斜面42は、第1フラッシャ24が露出する第3開口部42aと、第2フラッシャ25が露出する第4開口部42bとを含む。第1テールライト22の発光面は、第1フラッシャ24の発光面よりも大きい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
鞍乗型車両のテールライトユニットであって、
第1テールライトと、第2テールライトとを含む左右一対のテールライトと、
第1フラッシャと、第2フラッシャとを含む左右一対のフラッシャと、
車両側面視で車両前方かつ車両上方に向かって延びる上傾斜面と、前記車両側面視で車両前方かつ車両下方に向かって延びる下傾斜面とを含み、前記上傾斜面と前記下傾斜面との間で屈曲した形状を有し、前記左右一対のテールライト及び前記左右一対のフラッシャの後方に配置されるテールカバーと、
を備え、
前記テールカバーの前記上傾斜面は、
前記第1テールライトが露出する第1開口部と、
前記第1開口部から車幅方向に離れて配置され、前記第2テールライトが露出する第2開口部と、を含み、
前記テールカバーの前記下傾斜面は、
前記第1開口部から車両上下方向に離れて配置され前記第1フラッシャが露出する第3開口部と、
前記第3開口部から車幅方向に離れて配置され、前記第2フラッシャが露出する第4開口部と、を含み、
前記第1テールライトの発光面は、前記第1フラッシャの発光面よりも大きい、
テールライトユニット、
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記左右一対のテールライトは、左右一対の第1レンズを含み、
前記左右一対の前記フラッシャは、左右一対の第2レンズを含み、
前記左右一対の第1レンズ及び前記左右一対の第2レンズは、一体に固定されている、
請求項1に記載のテールライトユニット。
【請求項3】
車両背面視において、前記左右一対の第1レンズの車幅方向の寸法は、前記左右一対の第1レンズの車両上下方向の寸法よりも大きく、
車両背面視において、前記左右一対の第2レンズの車両上下方向の寸法は、前記左右一対の第2レンズの車幅方向の寸法よりも大きい、
請求項2に記載のテールライトユニット。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載のテールライトユニットを備える鞍乗型車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、テールライトユニット及び鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
鞍乗型車両は、車両後方に配置されるテールライトユニットを備えている。テールライトユニットは、テールライトと、左右一対のフラッシャとを含む(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-240425号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の鞍乗型車両において、例えば、テールライトを左右に独立させるような構成にした場合は、テールライトとフラッシャとの距離が近くなる。このため、テールライトの光とフラッシャの光とが互いに干渉して、テールライト及びフラッシャの視認性が低下するおそれがある。本発明の目的は、テールライトユニットのコンパクト化を図りつつ、テールライト及びフラッシャの視認性が低下することを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係るテールライトユニットは、左右一対のテールライトと、左右一対のフラッシャと、テールカバーとを備える。左右一対のテールライトとは、第1テールライトと、第2テールライトとを含む。左右一対のフラッシャは、第1フラッシャと、第2フラッシャとを含む。テールカバーは、左右一対のテールライト及び左右一対のフラッシャの後方に配置される。テールカバーは、上傾斜面と、下傾斜とを含み、上傾斜面と下傾斜面との間で屈曲した形状を有する。上傾斜面は、車両側面視で車両前方かつ車両上方に向かって延びている。上傾斜面は、第1テールライトが露出する第1開口部と、第2テールライトが露出する第2開口部とを含む。第2開口部は、第1開口部と車幅方向に離れて配置される。下傾斜面は、車両側面視で車両前方かつ車両下方に向かって延びている。下傾斜面は、第1フラッシャが露出する第3開口部と、第2フラッシャが露出する第4開口部とを含む。第3開口部は、第1開口部から車両上下方向に離れて配置される。第4開口部は、第3開口部から車幅方向に離れて配置される。第1テールライトの発光面は、第1フラッシャの発光面よりも大きい。
【0006】
本態様に係るテールライトユニットでは、テールカバーは、上傾斜面と下傾斜面との間で屈曲した形状を有しており、左右一対のテールライトは、上傾斜面の第1開口部及び第2開口部から露出し、左右一対のフラッシャは、下傾斜面の第3開口部及び第4開口部から露出する。このため、例えば、左右一対のテールライト及び左右一対のフラッシャがそれぞれ独立した4つのユニットで構成される場合と比べて、テールライトユニットの構造の効率化を図ることができるので、テールライトユニットの設計の自由度が高まる。さらに、左右一対のテールライトと左右一対のフラッシャとを互いに近い位置に配置した場合でも、テールライトの光とフラッシャの光とが互いに干渉することを抑制できる。その結果、テールライトユニットのコンパクト化を図りつつ、左右一対のテールライト及び左右一対のフラッシャの視認性が低下することを抑制できる。
【0007】
左右一対のテールライトは、上傾斜面から露出するので、車両後方から左右一対のテールライトを見たときの左右一対のテールライトの視認性が向上する。左右一対のフラッシャは、外部からの光が当たりにくい下傾斜面から露出するので、左右一対のフラッシャの視認性が向上する。さらに、第1テールライトの発光面は、第1フラッシャの発光面よりも大きいので、陰になるような位置にフラッシャを配置しても、フラッシャの識別性を確保できる。
【0008】
左右一対のテールライトは、左右一対の第1レンズを含んでよい。左右一対のフラッシャは、左右一対の第2レンズを含んでもよい。左右一対の第1レンズ及び左右一対の第2レンズは、一体に固定されてもよい。この場合は、テールライトユニットの構造の効率化をさらに図ることができので、スペースの効率化を図ることができる。また、スペースの効率化が図れることで、光学構造のデザインの自由度が高まる。
【0009】
車両背面視において、左右一対の第1レンズの車幅方向の寸法は、左右一対の第1レンズの車両上下方向の寸法より大きくてもよい。車両背面視において、左右一対の第2レンズの車両上下方向の寸法は、左右一対の第2レンズの車幅方向の寸法より大きくてもよい。この場合は、左右一対のテールライト及び左右一対のフラッシャの視認性が向上する。
【0010】
本発明の他の態様に係る鞍乗型車両は、上述のテールライトユニットを備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
走行装置
7日前
個人
電動走行車両
7日前
個人
乗り物
1か月前
個人
電動モビリティ
3か月前
個人
閂式ハンドル錠
7日前
個人
発音装置
3か月前
個人
折り畳み自転車
6か月前
個人
自転車用傘捕捉具
8か月前
個人
体重掛けリフト台車
7か月前
個人
自由方向乗車自転車
3か月前
個人
自転車用荷物台
7か月前
個人
アタッチメント
8か月前
個人
キャンピングトライク
5か月前
個人
ステアリングの操向部材
5か月前
株式会社CPM
駐輪機
8か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
27日前
株式会社三五
リアサブフレーム
6か月前
個人
フロントフットブレーキ。
14日前
学校法人千葉工業大学
車両
6か月前
学校法人千葉工業大学
車両
6か月前
学校法人千葉工業大学
車両
6か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
個人
ホイールハブ駆動構造
24日前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
9か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
豊田合成株式会社
操舵装置
8か月前
ヤマハ発動機株式会社
車両
8か月前
株式会社カインズ
台車
6か月前
個人
自転車の駐輪場システム
2か月前
株式会社オカムラ
搬送用什器
4か月前
ヤマハ発動機株式会社
自転車
18日前
トヨタ自動車株式会社
パネル
27日前
株式会社クボタ
作業車
2か月前
コンビ株式会社
乳母車
2か月前
株式会社カインズ
台車
4か月前
続きを見る