TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025091821
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207300
出願日2023-12-07
発明の名称許容印刷量管理装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250612BHJP(計算;計数)
要約【課題】許容印刷量がマイナスとなった後にユーザのチャージ実行により許容印刷量が増大したとき、最終的な許容印刷量がどれだけなのを把握しやすくする。
【解決手段】プリンタ200は許容印刷枚数を上限として印刷を実行可能に構成されており、プリンタ200の許容印刷枚数は、ユーザの金銭的負担により購入される購入印刷権限が保証する所定のチャージ枚数に応じて増大し、印刷が実行された印刷量に応じて減少し、モバイル端末300は、許容印刷枚数を増大させる通常チャージ処理と、許容印刷枚数及び許容印刷枚数の不足した状態のまま印刷を実行した未購入の印刷枚数を取得するステップS5と、未購入の印刷枚数が表記された充当チャージボタン346を表示させる処理と、充当チャージボタン346が選択され、ユーザの追加の金銭的負担がされたことに応じて、未購入の印刷枚数を解消する充当可能チャージ処理及び充当必須チャージ処理と、を実行する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
印刷装置の許容印刷量を管理する許容印刷量管理装置であって、
前記印刷装置は前記許容印刷量を上限として印刷を実行可能に構成されており、前記印刷装置の前記許容印刷量は、ユーザの金銭的負担により購入される購入印刷権限が保証する所定の保証印刷量に応じて増大し、前記印刷が実行された印刷量に応じて減少し、
前記許容印刷量管理装置は制御部を備え、当該制御部は、
前記印刷装置の前記許容印刷量を増大させる許容印刷量増大処理と、
前記印刷装置での印刷実行により減少した前記許容印刷量を取得する許容印刷量取得処理と、
前記印刷装置が前記許容印刷量の不足した状態のまま印刷を実行した未購入の印刷量を取得する未購入印刷量取得処理と、
前記未購入の印刷量に応じた第1印刷量が表記された第1選択肢を表示部に表示させる第1表示処理と、
前記第1表示処理で表示された前記第1選択肢が選択され、ユーザの追加の金銭的負担がされたことに応じて、前記未購入の印刷量を解消する未購入印刷量解消処理と、
を実行するよう構成されている、許容印刷量管理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御部は、さらに、
前記第1印刷量よりも大きな第2印刷量が表記された第2選択肢を、前記第1選択肢と共に前記表示部に表示する第2表示処理を実行するよう構成され、
前記制御部は、前記第2表示処理で表示された前記第2選択肢が選択され、ユーザの追加の金銭的負担がされたことに応じて、前記第1印刷量について前記未購入印刷量解消処理を実行し、前記第2印刷量から前記第1印刷量を差し引いた第3印刷量について前記許容印刷量増大処理を実行するよう構成されている、請求項1記載の許容印刷量管理装置。
【請求項3】
前記制御部は、さらに、
前記表示部に表示された前記第2選択肢が選択された場合に、前記第1選択肢と前記第3印刷量が表記された第3選択肢がいずれも選択された状態に変換して、前記表示部に表示する第3表示処理を実行する、
よう構成されている請求項2記載の許容印刷量管理装置。
【請求項4】
前記制御部は、さらに、
第4印刷量が表記された第4選択肢を、前記第1選択肢と共に前記表示部に表示する第4表示処理を実行するよう構成され、
前記制御部は、
前記第1表示処理で表示された前記第1選択肢及び前記第4表示処理で表示された前記第4選択肢がともに選択され、ユーザの追加の金銭的負担がされたことに応じて、前記第1印刷量について前記未購入印刷量解消処理を実行し、前記第4印刷量について前記許容印刷量増大処理を実行する
よう構成されている、請求項1記載の許容印刷量管理装置。
【請求項5】
前記第1表示処理では前記第1選択肢が選択された状態で前記表示部に表示されることを特徴とする請求項4記載の許容印刷量管理装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記許容印刷量増大処理が実行される印刷量の印刷単価を、第2価格にて、
前記未購入印刷量解消処理が実行される印刷量の印刷単価を、前記第2価格よりも割高な第1価格にて、前記追加の金銭的負担を設定する
よう構成されている請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載の許容印刷量管理装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記第1選択肢を他の選択肢より上に表示する、
よう構成されている請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載の許容印刷量管理装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記第1選択肢を他の選択肢と異なる態様で表示する、
よう構成されている請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載の許容印刷量管理装置。
【請求項9】
前記制御部は、さらに、
前記第1印刷量について、前記追加の金銭的負担の実行に係わる限度条件を前記表示部に表示する限度条件表示処理を実行する、
よう構成されている請求項1記載の許容印刷量管理装置。
【請求項10】
前記制御部は
前記限度条件表示処理で表示した前記限度条件を逸脱した場合に前記印刷装置に課される機能制限の予告表示を行う、
よう構成されている請求項9記載の許容印刷量管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置による印刷の上限を表す許容印刷量を管理する許容印刷量管理装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
管理サーバが、ユーザの手動操作に基づき購入された印刷権限に対応した保証印刷量を印刷装置の許容印刷量に加算し、印刷装置はその加算後の許容印刷量を上限として印刷を実行するシステムが既に知られている。このようなシステムにおいて、例えば特許文献1に記載のように、許容印刷量を上回る印刷量の印刷指示がなされ許容印刷量の不足が生じた場合であっても、ユーザの利用実績に応じて所定範囲内で例外的に印刷可能とした技術が公開されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-125561号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記技術では、前述の例外的な所定範囲内での印刷処理が完遂された時点では、印刷可能な上限値である許容印刷量はマイナスとなる。この場合、ユーザは新たな印刷権限の追加購入、いわゆるチャージを行うことで、購入した印刷権限が保証する保証印刷量が加えられて許容印刷量が増大し、印刷を続行可能となる。
【0005】
その際、前述の印刷権限の追加購入をユーザが何度も行う煩雑さを回避する等の目的で、チャージによる許容印刷量の増大が多めになされる場合がある。この場合、チャージにより増大する許容印刷量のうち一部は、前述の許容印刷量のマイナス分を埋めるのに充当されるが、残りの部分は、許容印刷量をさらに新たに0以上の正の値まで増大させるのに充当されることになる。
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、マイナス分を埋めるのに充当された部分と、新たに0以上の正の値まで増大させるのに充当された部分とが区別されず、ユーザは、チャージ後の最終的な許容印刷量がどれだけなのかを把握しにくいという問題があった。
【0007】
本発明の目的は、許容印刷量がマイナスとなった後にユーザのチャージ実行により許容印刷量が増大したとき、最終的な許容印刷量がどれだけなのを把握しやすい、許容印刷量管理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本願発明は、印刷装置の許容印刷量を管理する許容印刷量管理装置であって、前記印刷装置は前記許容印刷量を上限として印刷を実行可能に構成されており、前記印刷装置の前記許容印刷量は、ユーザの金銭的負担により購入される購入印刷権限が保証する所定の保証印刷量に応じて増大し、前記印刷が実行された印刷量に応じて減少し、前記許容印刷量管理装置は制御部を備え、当該制御部は、前記印刷装置の前記許容印刷量を増大させる許容印刷量増大処理と、前記印刷装置での印刷実行により減少した前記許容印刷量を取得する許容印刷量取得処理と、前記印刷装置が前記許容印刷量の不足した状態のまま印刷を実行した未購入の印刷量を取得する未購入印刷量取得処理と、前記未購入の印刷量に応じた第1印刷量が表記された第1選択肢を表示部に表示させる第1表示処理と、前記第1表示処理で表示された前記第1選択肢が選択され、ユーザの追加の金銭的負担がされたことに応じて、前記未購入の印刷量を解消する未購入印刷量解消処理と、を実行するよう構成されている。
【0009】
本願発明においては、許容印刷量取得処理で取得される許容印刷量が印刷装置に対して実行指示された印刷量に対し、不足する場合、ユーザが印刷量を未購入のまま、印刷実行が完遂された時点では、印刷可能な上限値である許容印刷量はマイナスとなる。上記未購入の印刷量は、未購入印刷量取得処理で取得される。
【0010】
その後、表示部において、第1選択肢を表示させる第1表示処理が行われ、上記未購入の印刷量に応じた第1印刷量が第1選択肢において表記される。ユーザにより第1選択肢が選択され、さらに追加の金銭的負担がなされると、未購入印刷量解消処理が行われることで、上記未購入の印刷量が解消される。すなわち、チャージ実行により許容印刷量を増大させ、当該第1印刷量分を埋め合わせる、言い替えれば前述のマイナス分を埋めるために、充当することができる。これにより、ユーザは、自らが行ったチャージにより許容印刷量を増大させたとき、そのうちどれだけの部分が、許容印刷量の上記マイナス分を埋めるのに充当されたのか、を知ることができる。その結果、本発明によれば、ユーザは、チャージ後の最終的な許容印刷量がどれだけなのかを把握しやすくなる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
対話装置
15日前
個人
政治のAI化
1か月前
個人
情報処理装置
15日前
個人
物品給付年金
1か月前
個人
情報処理装置
11日前
個人
記入設定プラグイン
3日前
個人
プラグインホームページ
29日前
個人
情報入力装置
15日前
キヤノン株式会社
通信装置
1か月前
個人
物価スライド機能付生命保険
15日前
個人
マイホーム非電子入札システム
15日前
株式会社BONNOU
管理装置
8日前
個人
全アルゴリズム対応型プログラム
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
シャープ株式会社
電子機器
1か月前
大同特殊鋼株式会社
輝線検出方法
1か月前
サクサ株式会社
カードの制動構造
17日前
個人
決済手数料0%のクレジットカード
18日前
株式会社ライト
情報処理装置
8日前
株式会社アジラ
データ転送システム
1か月前
ミサワホーム株式会社
宅配ロッカー
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
21日前
パテントフレア株式会社
交差型バーコード
1か月前
村田機械株式会社
割当補助システム
21日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
欠け検査装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
1か月前
オベック実業株式会社
端末用スタンド
1か月前
住友重機械工業株式会社
力覚伝達装置
10日前
Sansan株式会社
組織図生成装置
24日前
応研株式会社
業務支援システム
29日前
株式会社ユピテル
電子機器及びプログラム等
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
会計システム
1日前
株式会社大林組
施工管理システム
1か月前
株式会社WellGo
個人情報利用方法
11日前
西日本電信電話株式会社
評価装置
1か月前
続きを見る