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公開番号2025103202
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220409
出願日2023-12-27
発明の名称管理プログラム、管理システム、管理装置、および管理方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250702BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザとの契約内容に基づいて消耗品を発送することに貢献する管理プログラム、管理システム、管理装置、および管理方法を提供する。
【解決手段】管理プログラムは、ユーザとの契約内容に基づいてプリンタで消費される第一消耗品のユーザへの発送を管理する管理装置を制御するコンピュータに、設定処理を実行させる。設定処理は契約内容が第一契約内容の場合、単位発送数量に第一発送数量を設定し(S23)、契約内容が第二契約内容の場合、第一発送数量よりも多い第二発送数量を単位発送数量に設定する(S27)。単位発送数量はユーザに1回あたりに発送する第一消耗品の数量である。第二契約内容は契約内容に対応した期間である対応期間にプリンタで消費される第一消耗品の数量が第一契約内容よりも多くなる契約内容である。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザとの契約内容に基づいてプリンタで消費される第一消耗品の前記ユーザへの発送を管理する管理装置を制御するコンピュータに、
前記契約内容が第一契約内容の場合、前記ユーザに1回あたりに発送する前記第一消耗品の数量である単位発送数量に第一発送数量を設定し、前記契約内容が、前記契約内容に対応した期間である対応期間に前記プリンタで消費される前記第一消耗品の数量が前記第一契約内容よりも多くなる第二契約内容の場合、前記第一発送数量よりも多い第二発送数量を前記単位発送数量に設定する設定処理を実行させることを特徴とする管理プログラム。
続きを表示(約 2,600 文字)【請求項2】
前記設定処理は、
前記契約内容が、前記対応期間が第一対応期間となる前記第一契約内容の場合、前記第一発送数量を前記単位発送数量に設定し、
前記契約内容が、前記対応期間が前記第一対応期間よりも長い第二対応期間となる前記第二契約内容の場合、前記第二発送数量を前記単位発送数量に設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の管理プログラム。
【請求項3】
前記契約内容は、前記第一消耗品が消費される場合に前記プリンタで消費される第二消耗品の数量における、前記第二消耗品にかかる料金体系についての閾値である契約数量に関する条件を含み、
前記プリンタでの前記第二消耗品の消費数量が前記契約数量に達するまでと、前記プリンタでの前記第二消耗品の消費数量が前記契約数量を超えた場合とで、前記第二消耗品にかかる料金体系が異なり、
前記設定処理は、
前記契約内容が、前記契約数量が第一契約数量となる前記第一契約内容の場合、前記第一発送数量を前記単位発送数量に設定し、
前記契約内容が、前記契約数量が前記第一契約数量よりも多い第二契約数量となる前記第二契約内容の場合、前記第二発送数量を前記単位発送数量に設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の管理プログラム。
【請求項4】
前記管理装置は、前記プリンタまたは前記ユーザの端末の少なくとも一方と通信接続し、
前記設定処理は、
前記契約内容が前記第二契約内容の場合、前記第一発送数量または前記第二発送数量のいずれかを前記単位発送数量に設定し、
前記コンピュータに、
前記契約内容が前記第二契約内容の場合に前記設定処理によって前記第一発送数量または前記第二発送数量のいずれを前記単位発送数量に設定するかの回答を、前記プリンタまたは前記ユーザの端末の少なくとも一方から取得する第一取得処理を実行させ、
前記設定処理は、
前記契約内容が前記第二契約内容の場合において、前記第一取得処理によって取得された前記回答が前記第一発送数量を前記単位発送数量に設定することを示す場合、前記第一発送数量を前記単位発送数量に設定し、
前記契約内容が前記第二契約内容の場合において、前記第一取得処理によって取得された前記回答が前記第二発送数量を前記単位発送数量に設定することを示す場合、前記第二発送数量を前記単位発送数量に設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の管理プログラム。
【請求項5】
前記契約内容は、契約料金に関する条件を含み、
前記設定処理は、
前記契約内容が、前記契約料金が第一契約料金となる前記第一契約内容の場合、前記第一発送数量を前記単位発送数量に設定し、
前記契約内容が、前記契約料金が前記第一契約料金よりも多い第二契約料金となる前記第二契約内容の場合、前記第一発送数量および前記第二発送数量のいずれかを前記単位発送数量に設定し、
前記コンピュータに、
前記第一取得処理によって取得された前記回答が、前記第二発送数量を前記単位発送数量に設定することを示す場合、前記第二契約料金を前記第二契約料金よりも少ない割引契約料金に変更する変更処理を実行させることを特徴とする請求項4に記載の管理プログラム。
【請求項6】
前記契約内容は、契約料金に関する条件を含み、
前記設定処理は、
前記契約内容が、前記契約料金が第一契約料金となる前記第一契約内容の場合、前記第一発送数量を前記単位発送数量に設定し、
前記契約内容が、前記契約料金が前記第一契約料金よりも多い第二契約料金となる前記第二契約内容の場合、前記第一発送数量および前記第二発送数量のいずれかを前記単位発送数量に設定し、
前記コンピュータに、
前記第一取得処理によって取得された前記回答が、前記第二発送数量を前記単位発送数量に設定することを示す場合、前記ユーザに特典を付与する付与処理を実行させることを特徴とする請求項4に記載の管理プログラム。
【請求項7】
前記変更処理は、
前記第二発送数量の前記第一消耗品を前記ユーザに発送するのにかかる発送料金が第一発送料金の場合、前記第二契約料金を、前記第二契約料金よりも少ない第一割引契約料金に変更し、前記発送料金が前記第一発送料金よりも低い第二発送料金の場合、前記第二契約料金を、前記第一割引契約料金よりも低い第二割引契約料金に変更することを特徴とする請求項5に記載の管理プログラム。
【請求項8】
前記付与処理は、
前記第二発送数量の前記第一消耗品を前記ユーザに発送するのにかかる発送料金が第一発送料金の場合、第一特典を前記ユーザに付与し、前記発送料金が前記第一発送料金よりも低い第二発送料金の場合、前記ユーザにとって前記第一特典よりも高い第二特典を前記ユーザに付与することを特徴とする請求項6に記載の管理プログラム。
【請求項9】
前記コンピュータに、
前記契約内容が前記第二契約内容の場合、前記対応期間に前記ユーザによって前記プリンタで消費されることが推定される前記第一消耗品の数量である推定消費数量を特定する第一特定処理を実行させ、
前記設定処理は、前記契約内容が前記第二契約内容の場合、前記第一特定処理によって特定された前記推定消費数量に基づく前記第二発送数量を、前記単位発送数量に設定する
ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の管理プログラム。
【請求項10】
前記コンピュータに、
前記契約内容が前記第二契約内容の場合、過去の特定期間に前記ユーザによって前記プリンタで消費された前記第一消耗品の数量である特定消費数量を特定する第二特定処理を実行させ、
前記設定処理は、前記契約内容が前記第二契約内容の場合において、前記過去の特定期間に対応する未来の特定期間が、所定の設定期間に含まれる場合、前記第二特定処理によって特定された前記特定消費数量に基づく前記第二発送数量を、前記単位発送数量に設定する
ことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の管理プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、管理プログラム、管理システム、管理装置、および管理方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プリンタで消費される消耗品のユーザへの発送を管理する装置が知られている。例えば特許文献1では、プリンタは消耗品としてCMYKのトナーを消費し、CMYKのそれぞれのトナーの残量をサーバに通知する。サーバは通知された残量に基づいて発送対象のトナーが存在するかを判断する。発送対象のトナーが存在する場合、サーバは発送対象のトナー以外のトナーの発送時期を予測する。予測した発送時期が発送対象のトナーの発送時期と近いトナーが存在する場合、サーバは発送対象のトナーと発送時期が近いトナーとをまとめて発送する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-48501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記システムでは、ユーザとの契約内容によって、どのように消耗品を発送するかについては開示されていない。
【0005】
本発明の目的は、ユーザとの契約内容に基づいて消耗品を発送することに貢献する管理プログラム、管理システム、管理装置、および管理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第一態様に係る管理プログラムは、ユーザとの契約内容に基づいてプリンタで消費される第一消耗品の前記ユーザへの発送を管理する管理装置を制御するコンピュータに、前記契約内容が第一契約内容の場合、前記ユーザに1回あたりに発送する前記第一消耗品の数量である単位発送数量に第一発送数量を設定し、前記契約内容が、前記契約内容に対応した期間である対応期間に前記プリンタで消費される前記第一消耗品の数量が前記第一契約内容よりも多くなる第二契約内容の場合、前記第一発送数量よりも多い第二発送数量を前記単位発送数量に設定する設定処理を実行させることを特徴とする。
【0007】
本発明の第二態様に係る管理システムは、第一消耗品を使用するプリンタと、前記プリンタまたはユーザの端末の少なくとも一方と通信接続し、前記ユーザとの契約内容に基づいて前記ユーザへの前記第一消耗品の発送を管理する管理装置とを備えた管理システムであって、前記プリンタまたは前記ユーザの端末の少なくとも一方は、第一コンピュータを備え、前記第一コンピュータは、前記契約内容を前記管理装置に送信する送信処理を行い、前記管理装置は、第二コンピュータを備え、前記第二コンピュータは、前記送信処理によって送信された前記契約内容を受信する受信処理と、前記契約内容が第一契約内容の場合、前記ユーザに1回あたりに発送する前記第一消耗品の数量である単位発送数量に第一発送数量を設定し、前記契約内容が、前記契約内容に対応した期間である対応期間に前記プリンタで消費される前記第一消耗品の数量が前記第一契約内容よりも多くなる第二契約内容の場合、前記第一発送数量よりも多い第二発送数量を前記単位発送数量に設定する設定処理とを行うことを特徴とする。
【0008】
本発明の第三態様に係る管理装置は、ユーザとの契約内容に基づいてプリンタで消費される第一消耗品の前記ユーザへの発送を管理する管理装置であって、コンピュータを備え、前記コンピュータは、前記契約内容が第一契約内容の場合、前記ユーザに1回あたりに発送する前記第一消耗品の数量である単位発送数量に第一発送数量を設定し、前記契約内容が、前記契約内容に対応した期間である対応期間に前記プリンタで消費される前記第一消耗品の数量が前記第一契約内容よりも多くなる第二契約内容の場合、前記第一発送数量よりも多い第二発送数量を前記単位発送数量に設定する設定処理を行うことを特徴とする。
【0009】
本発明の第四態様に係る管理方法は、ユーザとの契約内容に基づいてプリンタで消費される前記ユーザへの発送を管理するための管理方法であって、前記契約内容が第一契約内容の場合、前記ユーザに1回あたりに発送する前記第一消耗品の数量である単位発送数量に第一発送数量を設定し、前記契約内容が、前記契約内容に対応した期間である対応期間に前記プリンタで消費される前記第一消耗品の数量が前記第一契約内容よりも多くなる第二契約内容の場合、前記第一発送数量よりも多い第二発送数量を前記単位発送数量に設定する設定処理を備えたことを特徴とする。
【0010】
第一態様、第二態様、第三態様、または第四態様によれば、第一契約内容では第一発送数量が単位発送数量に設定され、第二契約内容では第二発送数量が単位発送数量に設定される。第二発送数量は第一発送数量よりも多いので、第一態様、第二態様、第三態様、および第四態様は、それぞれ、ユーザとの契約内容に基づいて第一消耗品を発送することに貢献する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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