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公開番号2025102293
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219640
出願日2023-12-26
発明の名称ラベル編集プログラム、インストーラ、および情報処理装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250701BHJP(計算;計数)
要約【課題】ラベルデータの編集が可能なラベル編集プログラムであって、ユーザが利用するラベルプリンタに好適な表示モードが選択され易くすること。
【解決手段】PC1にインストールされた編集アプリ23は、表示態様が異なる表示モードとして一般表示モードと特殊表示モードとを有し、動作させる表示モードを設定可能である。編集アプリ23の初回起動時に、PC1が有するプリンタ情報31を取得する。編集アプリ23は、そのプリンタ情報31から得られるラベルプリンタ2の用途に基づく属性に応じて、表示モードを決定し、決定された表示モードに基づいて、動作させる表示モードを設定する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、ラベルプリンタに印刷させるラベルデータの編集が可能なラベル編集プログラムであって、前記ラベル編集プログラムは、表示態様が異なる表示モードとして第1表示モードと第2表示モードとを有し、動作させる表示モードを設定可能であり、設定された前記表示モードに対応する画面を、前記情報処理装置のユーザインタフェースに表示させることが可能であり、
前記ラベル編集プログラムの初回起動の場合に、前記コンピュータに、
個々のラベルプリンタに対応するプリンタ情報であって、前記情報処理装置が有する前記プリンタ情報を取得する取得処理を実行させることが可能であり、前記プリンタ情報には、ラベルプリンタの用途に基づく属性を区別することが可能な属性情報が含まれ、前記属性には、第1属性と第2属性とのいずれか一方が示され、
前記取得処理を実行したことに応じて、前記コンピュータにさらに、
前記取得処理にて取得された前記プリンタ情報に含まれる前記属性情報によって区別される前記属性が、前記第1属性を示す場合には前記表示モードを前記第1表示モードに決定し、前記第2属性を示す場合には前記表示モードを前記第2表示モードに決定する第1決定処理と、
前記第1決定処理にて決定された前記表示モードに基づいて、動作させる前記表示モードを設定する第1設定処理と、
を実行させる、
ように構成されるラベル編集プログラム。
続きを表示(約 2,800 文字)【請求項2】
請求項1に記載するラベル編集プログラムであって、
前記属性情報は、ラベルプリンタのモデルを示す情報であり、
前記ラベル編集プログラムは、ラベルプリンタのモデルと前記表示モードとを対応付けたモデルモード情報を有しており、
前記第1決定処理では、
前記モデルモード情報に基づいて、前記取得処理にて取得された前記プリンタ情報に含まれる前記属性情報に示されるモデルに対応する前記表示モードに決定する、
ように構成されるラベル編集プログラム。
【請求項3】
請求項1に記載するラベル編集プログラムであって、
前記第1決定処理を実行したことに応じて、前記コンピュータに、
前記表示モードを選択させる選択画面を前記情報処理装置の前記ユーザインタフェースに表示させ、前記表示モードの選択を受け付け、前記第1決定処理にて決定された前記表示モードを前記選択画面での選択肢の初期値とする第1選択処理を実行させ、
前記第1設定処理では、前記第1選択処理にて選択された前記表示モードを、動作させる前記表示モードに設定する、
ように構成されるラベル編集プログラム。
【請求項4】
請求項1に記載するラベル編集プログラムであって、
前記ラベル編集プログラムの初回起動であって、前記ラベル編集プログラムのアップデート後でなければ、前記コンピュータに、
前記取得処理を実行させ、前記取得処理を実行したことに応じて、前記第1決定処理と前記第1設定処理とを実行させる一方、
前記ラベル編集プログラムの初回起動であって、前記ラベル編集プログラムのアップデート後であれば、前記コンピュータに、前記取得処理を実行させず、
前記ラベル編集プログラムのアップデート前のバージョンで設定されていた設定情報に基づいて、前記表示モードを決定する第2決定処理と、
前記第2決定処理にて決定された前記表示モードに基づいて、動作させる前記表示モードを設定する第2設定処理と、
を実行させる、
ように構成されるラベル編集プログラム。
【請求項5】
請求項4に記載するラベル編集プログラムであって、
前記ラベル編集プログラムのアップデート前のバージョンが複数の前記表示モードを有する場合、前記設定情報には、前記ラベル編集プログラムのアップデート前のバージョンで設定されていた前記表示モードを示すモード情報が含まれており、
前記第2決定処理では、
前記ラベル編集プログラムのアップデート前のバージョンで設定されていた前記設定情報に、前記第1表示モードを示す前記モード情報が含まれている場合、前記表示モードを前記第1表示モードに決定し、前記第2表示モードを示す前記モード情報が含まれている場合、前記表示モードを前記第2表示モードに決定する、
ように構成されるラベル編集プログラム。
【請求項6】
請求項5に記載するラベル編集プログラムであって、
前記設定情報には、前記ラベル編集プログラムのアップデート前のバージョンで選択されていたラベルプリンタに対応する前記属性情報が含まれており、
前記ラベル編集プログラムのアップデート前のバージョンが前記表示モードを有しない場合、前記設定情報には、前記モード情報が含まれておらず、
前記第2決定処理では、
前記ラベル編集プログラムのアップデート前のバージョンで設定されていた前記設定情報に、前記モード情報が含まれていない場合、前記設定情報に前記第1属性を示す前記属性情報が含まれていれば、前記表示モードを前記第1表示モードに決定し、前記設定情報に前記第2属性を示す前記属性情報が含まれていれば、前記表示モードを前記第2表示モードに決定する、
ように構成されるラベル編集プログラム。
【請求項7】
請求項6に記載するラベル編集プログラムであって、
前記第2決定処理にて前記設定情報に含まれる前記属性情報に基づいて前記表示モードを決定したことに応じて、前記コンピュータに、
前記表示モードを選択させる選択画面を前記情報処理装置の前記ユーザインタフェースに表示させ、前記表示モードの選択を受け付け、前記第2決定処理にて決定された前記表示モードを前記選択画面での選択肢の初期値とする第2選択処理を実行させ、
前記第2設定処理では、
前記第2決定処理にて前記設定情報に含まれる前記属性情報に基づいて前記表示モードが決定され、前記第2選択処理を実行した場合、前記第2選択処理にて選択された前記表示モードを、動作させる前記表示モードに設定する一方、
前記第2決定処理にて前記設定情報に含まれる前記モード情報に基づいて前記表示モードが決定された場合、前記選択画面を前記情報処理装置の前記ユーザインタフェースに表示させることなく、前記第2決定処理にて決定された前記表示モードを、動作させる前記表示モードに設定する、
ように構成されるラベル編集プログラム。
【請求項8】
請求項1に記載するラベル編集プログラムであって、
前記取得処理では、
前記情報処理装置に複数の前記プリンタ情報がある場合、直近に生成されたプリンタキューに対応する前記プリンタ情報を取得する、
ように構成されるラベル編集プログラム。
【請求項9】
請求項1に記載するラベル編集プログラムであって、
前記取得処理では、
前記情報処理装置に複数の前記プリンタ情報がある場合、複数の前記プリンタ情報のうちの1つを選択させる画面を前記情報処理装置の前記ユーザインタフェースに表示させ、前記プリンタ情報の選択を受け付け、選択された前記プリンタ情報を取得する、
ように構成されるラベル編集プログラム。
【請求項10】
請求項1に記載するラベル編集プログラムであって、
前記取得処理では、
前記情報処理装置に複数の前記プリンタ情報がある場合、複数の前記プリンタ情報を全て取得し、
前記第1決定処理では、
前記取得処理にて取得された複数の前記プリンタ情報に基づいて、前記第1属性を示す前記属性情報を含む前記プリンタ情報の数が、前記第2属性を示す前記属性情報を含む前記プリンタ情報の数よりも多ければ前記第1表示モードに決定し、多くなければ前記第2表示モードに決定する、
ように構成されるラベル編集プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術分野は、ラベルプリンタに印刷させるデータの編集が可能なラベル編集プログラム、ラベル編集プログラムのインストーラ、および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、表示態様が異なる複数の表示モードを有するプログラムであって、そのプログラムのインストール時や初回起動時に、動作させる表示モードを設定する構成が知られている。例えば特許文献1には、プリンタ用ドライバソフトを情報処理装置にインストールする際に、情報処理装置にインストールされたプログラムの種類を調査し、種類が多ければ複雑な印刷設定が可能な画面を表示可能とし、種類が多くなければ、ユーザに用途を問い合わせ、その用途に合った印刷設定の画面を表示する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-220417号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ラベルプリンタに印刷させるデータの編集が可能なラベル編集プログラムでは、ラベルプリンタの用途によってユーザが利用し易いテンプレートが異なることから、表示態様が異なる複数の表示モードを用意し、ユーザが利用するラベルプリンタに合った表示モードで動作することが望ましい。この場合、動作させる表示モードを設定する必要があるが、ユーザが表示モードの選択に迷うことがある。特許文献1のようにプログラムの種類の多さによって表示モードを自動的に設定したとしても、必ずしもユーザが利用するラベルプリンタに好適な表示モードが設定されるとは限らない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題の解決を目的としてなされたラベル編集プログラムは、情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、ラベルプリンタに印刷させるラベルデータの編集が可能なラベル編集プログラムであって、前記ラベル編集プログラムは、表示態様が異なる表示モードとして第1表示モードと第2表示モードとを有し、動作させる表示モードを設定可能であり、設定された前記表示モードに対応する画面を、前記情報処理装置のユーザインタフェースに表示させることが可能であり、前記ラベル編集プログラムの初回起動の場合に、前記コンピュータに、個々のラベルプリンタに対応するプリンタ情報であって、前記情報処理装置が有する前記プリンタ情報を取得する取得処理を実行させることが可能であり、前記プリンタ情報には、ラベルプリンタの用途に基づく属性を区別することが可能な属性情報が含まれ、前記属性には、第1属性と第2属性とのいずれか一方が示され、前記取得処理を実行したことに応じて、前記コンピュータにさらに、前記取得処理にて取得された前記プリンタ情報に含まれる前記属性情報によって区別される前記属性が、前記第1属性を示す場合には前記表示モードを前記第1表示モードに決定し、前記第2属性を示す場合には前記表示モードを前記第2表示モードに決定する第1決定処理と、前記第1決定処理にて決定された前記表示モードに基づいて、動作させる前記表示モードを設定する第1設定処理と、を実行させる、ように構成されている。
【0006】
上記構成を有するラベル編集プログラムは、ラベル編集プログラムの初回起動時に、情報処理装置が有するプリンタ情報を取得する。ラベル編集プログラムは、取得したプリンタ情報から得られるラベルプリンタの用途に基づく属性に応じて、表示モードを決定する。ラベル編集プログラムは、決定された表示モードに基づいて、動作させる設定モードを設定する。これにより、ラベル編集プログラムは、ユーザが利用するラベルプリンタに好適な表示モードが設定される可能性が高まる。
【0007】
上記ラベル編集プログラムの機能を実現するためのインストーラ、情報処理装置、制御方法、および当該ラベル編集プログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体も、新規で有用である。
【発明の効果】
【0008】
本明細書に開示される技術によれば、ラベルデータの編集が可能なラベル編集プログラムであって、ユーザが利用するラベルプリンタに好適な表示モードが選択され易い技術が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の情報処理装置を概略的に示す説明図である。
データ構成の一例を説明する図である。
起動処理の手順の一例を説明するフローチャートである。
取得処理の手順の一例を説明するフローチャートである。
決定処理の手順の一例を説明するフローチャートである。
モード選択画面の表示例を説明する図である。
初期画面の表示例を説明する図である。
第2実施形態の情報処理装置により実行されるインストール処理の一例を説明するフローチャートである。
取得処理の変形例を説明するフローチャートである。
取得処理および決定処理の変形例を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本実施形態にかかる情報処理装置について、図面を参照して説明する。以下では、ラベルデータの編集が可能なラベル編集プログラムがインストールされたパーソナルコンピュータ(以下「PC」とする)を開示するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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