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公開番号
2025090171
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205244
出願日
2023-12-05
発明の名称
計算機システム及びデータ管理方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
藤央弁理士法人
主分類
G06F
16/11 20190101AFI20250610BHJP(計算;計数)
要約
【課題】効率的にデータを保存する。
【解決手段】演算装置は、1以上のアーカイブ候補の加工後データの生成元である1以上の加工前データを選択し、1以上の加工前データから、予め設定された条件を満たす第1加工前データを選択して、加工前データ領域から加工前データアーカイブ領域に移動し、上記第1加工前データを使用して生成され、予め設定された条件を満たす第1加工後データを、アーカイブすることなく加工後データ領域から削除し、上記第1加工前データを選択する条件は、上記第1加工前データが複数種類の加工後データの生成元であることを含み、上記演算装置は、アプリケーションからの上記第1加工後データへのアクセス要求に応じて、上記加工前データアーカイブ領域における上記第1加工前データを使用して上記第1加工後データを生成し、上記アプリケーションに返す。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
加工前データを格納する加工前データ領域と、
前記加工前データを加工して生成される加工後データを格納する加工後データ領域と、
前記加工前データ領域から移動された前記加工前データをアーカイブする、加工前データアーカイブ領域と、
前記加工後データ領域から移動された前記加工後データをアーカイブする、加工後データアーカイブ領域と、
1以上の演算装置と、を含み、
前記1以上の演算装置は、
1以上のアーカイブ候補の加工後データの生成元である1以上の加工前データを選択し、
前記1以上の加工前データから、予め設定された条件を満たす第1加工前データを選択して、前記加工前データ領域から前記加工前データアーカイブ領域に移動し、
前記第1加工前データを使用して生成され、予め設定された条件を満たす第1加工後データを、アーカイブすることなく前記加工後データ領域から削除し、
前記第1加工前データを選択する条件は、前記第1加工前データが複数種類の加工後データの生成元であることを含み、
前記1以上の演算装置は、アプリケーションからの前記第1加工後データへのアクセス要求に応じて、前記加工前データアーカイブ領域における前記第1加工前データを使用して前記第1加工後データを生成し、前記アプリケーションに返す、計算機システム。
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【請求項2】
請求項1に記載の計算機システムであって、
前記アーカイブ候補の加工後データそれぞれのアクセス頻度を示す予め設定された指標は、閾値未満である、計算機システム。
【請求項3】
請求項1に記載の計算機システムであって、
前記計算機システムの使用におけるコストを管理するコスト管理情報を含み、
前記1以上の演算装置は、
前記コスト管理情報を参照して、前記第1加工前データを前記加工前データアーカイブ領域で維持する、第1加工前データ維持コストを決定し、
前記コスト管理情報を参照して、前記第1加工前データを使用して生成された加工後データを前記加工後データアーカイブ領域で維持する、加工後データ維持コストを決定し、
前記第1加工前データを選択する条件は、前記第1加工前データ維持コストが、前記加工後データ維持コストより小さいことを含む、計算機システム。
【請求項4】
請求項1に記載の計算機システムであって、
前記計算機システムの使用におけるコストを管理するコスト管理情報を含み、
前記1以上の演算装置は、
前記コスト管理情報を参照して、前記第1加工前データを使用して生成された加工後データを、前記第1加工前データを使用して再生成する、再生成コストを決定し、
前記コスト管理情報を参照して、前記第1加工前データを使用して生成された加工後データを前記加工後データアーカイブ領域で維持する、加工後データ維持コストを決定し、
前記第1加工前データを選択する条件は、前記再生成コストが、前記加工後データ維持コストより小さいことを含む、計算機システム。
【請求項5】
請求項4に記載の計算機システムであって、
前記1以上の演算装置は、
前記コスト管理情報を参照して、前記第1加工前データを前記加工前データアーカイブ領域で維持する、第1加工前データ維持コストを決定し、
前記第1加工前データを選択する条件は、前記第1加工前データ維持コストと前記再生成コストとの和が、記加工後データ維持コストより小さいことを含む、計算機システム。
【請求項6】
請求項1に記載の計算機システムであって、
前記1以上の演算装置は、前記加工前データ領域の前記第1加工前データから前記第1加工後データを生成するリソース割当量の設定を参照して、前記加工前データアーカイブ領域の前記第1加工前データから前記第1加工後データを再生成する、計算機システム。
【請求項7】
請求項1に記載の計算機システムであって、
前記第1加工後データの生成に使用される加工前データは、前記第1加工前データのみである、計算機システム。
【請求項8】
請求項1に記載の計算機システムであって、
第2加工後データは、複数の加工前データを使用して生成され、
前記複数の加工前データの一部のみが前記加工前データアーカイブ領域に格納される場合、前記1以上の演算装置は、前記第2加工後データを前記加工後データ領域から前記加工後データアーカイブ領域に移動する、計算機システム。
【請求項9】
システムにおけるデータ管理方法であって、
前記システムは、
加工前データを格納する加工前データ領域と、
前記加工前データを加工して生成される加工後データを格納する加工後データ領域と、
前記加工後データ領域から移動された前記加工後データをアーカイブする、加工後データアーカイブ領域と、
前記加工前データ領域から移動された前記加工前データをアーカイブする、加工前データアーカイブ領域と、を含み、
前記方法は、前記システムが、
1以上のアーカイブ候補の加工後データの生成元である1以上の加工前データを選択し、
前記1以上の加工前データから、予め設定された条件を満たす第1加工前データを選択して、前記加工前データ領域から前記加工前データアーカイブ領域に移動し、
前記第1加工前データを使用して生成され、予め設定された条件を満たす第1加工後データを、アーカイブすることなく前記加工後データ領域から削除し、
前記第1加工前データを選択する条件は、前記第1加工前データが複数種類の加工後データの生成元であることを含み、
前記方法は、前記システムが、アプリケーションからの前記第1加工後データへのアクセス要求に応じて、前記加工前データアーカイブ領域における前記第1加工前データを使用して前記第1加工後データを生成し、前記アプリケーションに返す、データ管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加工前データ及び加工後データの管理に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
アクセス頻度の低いデータを長期間保存する際のコスト削減方法に情報ライフサイクル管理(ILM)がある。例えば特許文献1においては、大量データプラットフォームを操作するシステム及び方法であって、データ分析プラットフォームにおいて、離散したクライアントデータを受信するステップと;前記クライアントデータをリアルタイムストレージシステムに保存するステップと、前記クライアントデータを列ベースで分散したアーカイブストレージシステムに保存するステップと、を具えるネットワークにアクセス可能な分散ストレージシステムに前記クライアントデータを保存するステップと;問い合わせインターフェースを介してデータ問い合わせ要求を受信するステップと;前記問い合わせに従って前記リアルタイムストレージシステムとアーカイブストレージシステムからの前記クライアントデータと選択的にインターフェースを取るステップと;を具えるシステム及び方法、が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2013/070873号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アプリケーションに渡す前にローデータの加工が必要であり、当該アプリケーションに加工後データを渡すことができるようにデータを保存することが必要なシステムが存在する。このシステムにおいて、効率的にデータを保存することができる技術が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
計算機システムは、加工前データを格納する加工前データ領域と、前記加工前データを加工して生成される加工後データを格納する加工後データ領域と、前記加工前データ領域から移動された前記加工前データをアーカイブする、加工前データアーカイブ領域と、前記加工後データ領域から移動された前記加工後データをアーカイブする、加工後データアーカイブ領域と、1以上の演算装置と、を含み、前記1以上の演算装置は、1以上のアーカイブ候補の加工後データの生成元である1以上の加工前データを選択し、前記1以上の加工前データから、予め設定された条件を満たす第1加工前データを選択して、前記加工前データ領域から前記加工前データアーカイブ領域に移動し、前記第1加工前データを使用して生成され、予め設定された条件を満たす第1加工後データを、アーカイブすることなく前記加工後データ領域から削除し、前記第1加工前データを選択する条件は、前記第1加工前データが複数種類の加工後データの生成元であることを含み、前記1以上の演算装置は、アプリケーションからの前記第1加工後データへのアクセス要求に応じて、前記加工前データアーカイブ領域における前記第1加工前データを使用して前記第1加工後データを生成し、前記アプリケーションに返す。
【発明の効果】
【0006】
データを効率的に保存できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施例1の全体構成
計算機のハードウェア構成例
実施例1のアクセス頻度表
実施例1のデータ系統表
実施例1のデータ変換インフラ設定表
実施例1のインフラコスト表
実施例1の管理モジュールのアーカイブ処理のフローチャート
実施例1の管理モジュールのアーカイブ処理のうちの判断処理のフローチャート
実施例1のアーカイブ候補変換後テーブルID表
実施例1のアーカイブ候補変換前テーブルID表
実施例1のアーカイブ候補データ系統表
実施例1の要求受付機がアプリケーションからの要求受付処理のフローチャート
実施例1の情報ライフサイクル管理の設定画面
実施例2の全体構成
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下においては、便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施例に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらは互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合及び原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
【0009】
本明細書のシステム又は装置は、物理的な計算機システム(一つ以上の物理的な計算機)でもよいし、クラウド基盤のような計算リソース群(複数の計算リソース)上に構築されたシステムでもよい。計算機システムあるいは計算リソース群は、1以上のインタフェース装置(例えば通信装置及び入出力装置を含む)、1以上の記憶装置(例えば、メモリ(主記憶)及び補助記憶装置を含む)、及び、1以上の演算装置を含んでよい。
【0010】
プログラムが演算装置によって実行されることで機能が実現される場合、定められた処理が、適宜に記憶装置及び/又はインタフェース装置等を用いながら行われるため、機能は1以上の演算装置の少なくとも一部とされてもよい。機能を主語として説明された処理は、1以上の演算装置を含むシステムが行う処理としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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