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公開番号
2025089743
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204564
出願日
2023-12-04
発明の名称
エッチング方法
出願人
東京エレクトロン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
21/3065 20060101AFI20250609BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】エッチングにより形成される凹部の寸法のばらつきを低減できる技術を提供する。
【解決手段】エッチング方法は、(a)チャンバ内で基板を準備する工程、(b)第1のサイクルを繰り返す工程、(c)プラズマを用いて膜をエッチングする工程を含む。第1のサイクルは、(b1)基板上に堆積物を形成する工程、(b2)堆積物をエッチングする工程を含む。(b)と(c)を含む第2のサイクルが繰り返される。(b1)が行われる期間におけるソース高周波電力のパワーレベルは、(b2)が行われる期間におけるソース高周波電力のパワーレベルよりも高い。(b2)が行われる期間における電気バイアスのレベルは、(b1)が行われる期間における電気バイアスのレベルよりも高いか、(b1)において基板支持部に電気バイアスが供給されない。(c)における電気バイアスのレベルは、(b1)における電気バイアスのレベルよりも高い。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
(a)プラズマ処理装置のチャンバ内で基板支持部上に基板を準備する工程であり、該基板は、シリコン及び酸素を含む膜と該膜上に設けられたレジストマスクとを含む、該工程と、
(b)第1のサイクルを繰り返す工程であり、該第1のサイクルは、
(b1)前記基板上に堆積物を形成する工程であり、該堆積物は、前記チャンバ内で堆積性を有する処理ガスから生成されたプラズマから前記基板に供給される、該工程と、
(b2)前記チャンバ内で生成されたプラズマを用いて前記堆積物をエッチングする工程と、
を含む、該工程と、
(c)前記チャンバ内で生成されたプラズマを用いて前記膜をエッチングする工程と、
を含み、
前記(b)と前記(c)を含む第2のサイクルが繰り返され、
前記第1のサイクル内で前記(b1)が行われる期間においてプラズマの生成のために用いられるソース高周波電力のパワーレベルは、前記第1のサイクル内で前記(b2)が行われる期間における前記ソース高周波電力のパワーレベルよりも高く、
前記第1のサイクル内で前記(b2)が行われる期間において前記基板にイオンを引き込むために前記基板支持部に供給される電気バイアスのレベルは、前記第1のサイクル内で前記(b1)が行われる期間において前記基板支持部に供給される前記電気バイアスのレベルよりも高いか、前記(b1)において前記基板支持部に前記電気バイアスが供給されず、
前記(c)において前記基板支持部に供給される前記電気バイアスのレベルは、前記(b1)において前記基板支持部に供給される前記電気バイアスのレベルよりも高い、
エッチング方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の例示的実施形態は、エッチング方法に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、プラズマエッチング方法を開示する。第1の期間では、エッチングが主となるように第1のRFパワーが供給される。第2の期間では、堆積が主となるように、第2のRFパワーが供給される。第1の期間では、バイアス電圧が供給される。第1のRFパワー及び第2のRFパワーは、交互に供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2017/0125253号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、エッチングにより形成される凹部の寸法のばらつきを低減できる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一つの例示的実施形態において、エッチング方法は、(a)プラズマ処理装置のチャンバ内で基板支持部上に基板を準備する工程であり、該基板は、シリコン及び酸素を含む膜と該膜上に設けられたレジストマスクとを含む、該工程と、(b)第1のサイクルを繰り返す工程であり、該第1のサイクルは、(b1)前記基板上に堆積物を形成する工程であり、該堆積物は、前記チャンバ内で堆積性を有する処理ガスから生成されたプラズマから前記基板に供給される、該工程と、(b2)前記チャンバ内で生成されたプラズマを用いて前記堆積物をエッチングする工程と、を含む、該工程と、(c)前記チャンバ内で生成されたプラズマを用いて前記膜をエッチングする工程と、を含み、前記(b)と前記(c)を含む第2のサイクルが繰り返され、前記第1のサイクル内で前記(b1)が行われる期間においてプラズマの生成のために用いられるソース高周波電力のパワーレベルは、前記第1のサイクル内で前記(b2)が行われる期間における前記ソース高周波電力のパワーレベルよりも高く、前記第1のサイクル内で前記(b2)が行われる期間において前記基板にイオンを引き込むために前記基板支持部に供給される電気バイアスのレベルは、前記第1のサイクル内で前記(b1)が行われる期間において前記基板支持部に供給される前記電気バイアスのレベルよりも高いか、前記(b1)において前記基板支持部に前記電気バイアスが供給されず、前記(c)において前記基板支持部に供給される前記電気バイアスのレベルは、前記(b1)において前記基板支持部に供給される前記電気バイアスのレベルよりも高い。
【発明の効果】
【0006】
一つの例示的実施形態によれば、エッチングにより形成される凹部の寸法のばらつきを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、プラズマ処理システムの構成例を説明するための図である。
図2は、容量結合型のプラズマ処理装置の構成例を説明するための図である。
図3は、一つの例示的実施形態に係るエッチング方法の流れ図である。
図4は、一つの例示的実施形態に係るエッチング方法に関連するタイミングチャートである。
図5の(a)、図5の(b)、及び図5の(c)各々は、一つの例示的実施形態に係るエッチング方法の各工程に関連する一例の基板の部分拡大断面図である。
図6は、別の例示的実施形態に係るエッチング方法の流れ図である。
図7の(a)、図7の(b)、図7の(c)、及び図7の(d)の各々は、別の例示的実施形態に係るエッチング方法の各工程に関連する一例の基板の部分拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して種々の例示的実施形態について詳細に説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
【0009】
図1は、プラズマ処理システムの構成例を説明するための図である。一実施形態において、プラズマ処理システムは、プラズマ処理装置1及び制御部2を含む。プラズマ処理システムは、基板処理システムの一例であり、プラズマ処理装置1は、基板処理装置の一例である。プラズマ処理装置1は、プラズマ処理チャンバ10、基板支持部11及びプラズマ生成部12を含む。プラズマ処理チャンバ10は、プラズマ処理空間を有する。また、プラズマ処理チャンバ10は、少なくとも1つの処理ガスをプラズマ処理空間に供給するための少なくとも1つのガス供給口と、プラズマ処理空間からガスを排出するための少なくとも1つのガス排出口とを有する。ガス供給口は、後述するガス供給部20に接続され、ガス排出口は、後述する排気システム40に接続される。基板支持部11は、プラズマ処理空間内に配置され、基板を支持するための基板支持面を有する。
【0010】
プラズマ生成部12は、プラズマ処理空間内に供給された少なくとも1つの処理ガスからプラズマを生成するように構成される。プラズマ処理空間において形成されるプラズマは、容量結合プラズマ(CCP;Capacitively Coupled Plasma)、誘導結合プラズマ(ICP;Inductively Coupled Plasma)、ECRプラズマ(Electron-Cyclotron-resonance plasma)、ヘリコン波励起プラズマ(HWP:Helicon Wave Plasma)、又は、表面波プラズマ(SWP:Surface Wave Plasma)等であってもよい。また、AC(Alternating Current)プラズマ生成部及びDC(Direct Current)プラズマ生成部を含む、種々のタイプのプラズマ生成部が用いられてもよい。一実施形態において、ACプラズマ生成部で用いられるAC信号(AC電力)は、100kHz~10GHzの範囲内の周波数を有する。従って、AC信号は、RF(Radio Frequency)信号及びマイクロ波信号を含む。一実施形態において、RF信号は、100kHz~150MHzの範囲内の周波数を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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