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公開番号
2025089250
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2024151543
出願日
2024-09-03
発明の名称
表示装置及び表示装置の駆動方法
出願人
上海天馬微電子有限公司
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G09G
3/20 20060101AFI20250605BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】信号配線の数を減らすことができる表示装置及び表示装置の駆動方法を提供する。
【解決手段】表示装置は表示パネルと走査線駆動部46とタッチ検出部とを備える。表示パネルは走査線GLを有する。走査線駆動部46は回路グループ100Aを有する。回路グループ100Aは、多段接続された単位回路120を有し、表示パネルの表示領域V1~V8の走査線GLに走査信号を順次に出力するシフトレジスタ110V1~110V8を備える。タッチ検出部は、回路グループ100Aの停止期間にタッチを検出する。シフトレジスタ110V1~110V8は、初段の単位回路120に、選択信号SELとスタート信号STとが入力されることにより、走査信号を順次に出力する。選択信号SELのそれぞれは互いに位相が異なり、スタート信号STは初段の単位回路120に共通に入力される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の走査線を有し、表示部が複数の表示領域に分けられた表示パネルと、
前記走査線のそれぞれに走査信号を順次に出力する走査線駆動部と、
前記表示パネルへのタッチを検出するタッチ検出部と、を備え、
前記走査線駆動部は、少なくとも1つの回路グループを有し、
前記回路グループは、多段接続され、前記走査線のそれぞれに前記走査信号を出力する複数の単位回路を有し、前記単位回路のそれぞれから、前記表示領域のそれぞれの内の前記走査線のそれぞれに前記走査信号を順次に出力する複数のシフトレジスタを備え、
前記タッチ検出部は、前記少なくとも1つの回路グループが前記走査信号の出力を停止する停止期間に、前記表示パネルへのタッチを検出し、
1つの前記回路グループにおいて、
前記シフトレジスタのそれぞれは、それぞれの初段の前記単位回路に、前記走査信号を出力する前記シフトレジスタを選択する選択信号と、前記走査信号の出力を開始させるスタート信号とが入力されることにより、前記走査信号を順次に出力し、
前記初段の単位回路のそれぞれに入力される前記選択信号のそれぞれは、前記回路グループが前記走査信号を出力する走査期間と前記停止期間に応じて、互いに位相が異なり、
前記スタート信号は、前記初段の単位回路のそれぞれに、共通に入力される、
表示装置。
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【請求項2】
前記走査線駆動部は、複数の前記回路グループを有し、
前記複数の回路グループは、前記走査信号を順次に出力し、
前記初段の単位回路のそれぞれに入力される前記選択信号のそれぞれは、異なる前記回路グループの前記初段の単位回路のそれぞれに、共通に入力される、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
最終段の前記単位回路をリセットするリセット信号が、前記複数のシフトレジスタのそれぞれの、前記最終段の単位回路のそれぞれに、共通に入力される、
請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記単位回路は、
前記走査信号の出力を制御し、端子から前記走査信号を出力する第1トランジスタと、
前記第1トランジスタのゲート端子に接続しているノードに接続し、前記ノードを昇圧する第2トランジスタと、を備え、
前記初段の単位回路において、
前記選択信号は、前記第2トランジスタの第1端子に入力され、
前記スタート信号は、前記第2トランジスタのゲート端子に入力される、
請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項5】
2段目以降の前記単位回路において、
前記第2トランジスタの前記第1端子と前記ゲート端子はダイオード接続され、
前段以前の前記単位回路から出力された前記走査信号が、前記第2トランジスタの前記第1端子に入力される、
請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記回路グループは、それぞれが前記初段の単位回路のそれぞれに接続し、切り替え信号により、入力された前記選択信号を前記初段の単位回路に出力する、複数の切り替え回路を備え、
前記1つの回路グループにおいて、前記複数のシフトレジスタは複数のシフトレジスタグループを形成し、
前記切り替え回路に入力される前記選択信号のそれぞれは、異なる前記シフトレジスタグループの前記切り替え回路のそれぞれに、共通に入力され、
1つ前記シフトレジスタグループを形成している前記シフトレジスタの、前記初段の単位回路に接続している前記切り替え回路のそれぞれに入力される、前記選択信号は互いに位相が異なり、
前記切り替え信号は、前記シフトレジスタグループ毎に互いに異なるタイミングで、前記切り替え回路に入力される、
請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項7】
前記切り替え回路は、前記切り替え信号により、前記選択信号を出力するか否か切り替えるスイッチ回路である、
請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
複数の走査線を有し、表示部が複数の表示領域に分けられた表示パネルを備え、表示要素を表示する表示動作とタッチ検出が交互に行われる表示装置の駆動方法であって、
多段接続され、前記走査線のそれぞれに走査信号を出力する複数の単位回路を有し、前記複数の表示領域のそれぞれの内の前記走査線のそれぞれに前記走査信号を順次に出力する複数のシフトレジスタのうちの1つから、前記走査線のそれぞれに前記走査信号を順次に出力して、1つの前記表示領域に前記表示要素又は前記表示要素の一部を表示する、表示工程と、
前記複数のシフトレジスタが前記走査信号の出力を停止する停止期間に、前記表示パネルへのタッチを検出するタッチ検出工程と、を含み、
前記表示工程において、
前記シフトレジスタのそれぞれの初段の前記単位回路に、前記走査信号を出力する前記シフトレジスタを選択する選択信号と、前記走査信号の出力を開始させるスタート信号とを入力することにより、前記複数のシフトレジスタのうちの1つの前記シフトレジスタから、前記走査信号を順次に出力させ、
前記初段の単位回路のそれぞれに入力される前記選択信号のそれぞれは、前記複数のシフトレジスタが前記走査信号を出力する走査期間と前記停止期間に応じて、互いに位相が異なり、
前記スタート信号を、前記初段の単位回路のそれぞれに、共通に入力する、
表示装置の駆動方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置及び表示装置の駆動方法に関する。
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【背景技術】
【0002】
タッチセンサ(タッチパネル)の機能を表示パネルに組み込んだ、インセル型の表示装置が知られている。インセル型の表示装置では、タッチ検出に、表示装置の画素を駆動するための画素電極を用いる。したがって、タッチ検出時には、表示パネルの走査線の走査を一時的に停止し、走査線の走査を停止している停止期間に、タッチ検出を行う。これにより、タッチ検出において、走査線の電位変化に起因するノイズが混入することを抑制できる。
【0003】
例えば、特許文献1は、表示パネルとゲート駆動回路とタッチ駆動回路とを備える表示装置を開示している。表示パネルは、ゲート線とデータ線とタッチセンサとを含む表示領域を有し、ゲート駆動回路は、表示領域を複数の水平ブロックに分け、1フレームの内の表示期間のそれぞれで、水平ブロックのユニット毎に水平ブロックのゲート線を駆動する。タッチ駆動回路は、1フレームの内のタッチ検出期間のそれぞれで、水平ブロックのユニット毎に水平ブロックのタッチセンサを介してタッチを検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2019/0114980号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、ゲート駆動回路は、複数の駆動ステージグループと複数の保持ステージグループとを含む。駆動ステージグループは、表示期間のそれぞれで対応する水平ブロックに含まれるゲート線に走査パルスを供給し、保持ステージグループは、駆動ステージグループの間で、前段の駆動ステージグループから供給される出力信号に応じて、後段の駆動ステージグループにキャリー信号を供給する。これにより、タッチ検出期間中、すなわちゲート線の走査を停止している間、出力信号を安定して保持するゲート駆動回路を含む表示装置を実現している。
【0006】
特許文献1のゲート駆動回路では、駆動ステージグループと保持ステージグループとを動作させるために、多くの信号が必要となる。例えば、表示領域を8つの水平ブロックに分けた場合、20個の信号(4つのゲートスタート信号と8つのゲートシフトクロックと4つの走査保持クロックと4つのステージリセットクロック)が必要となる(特許文献1の明細書の段落0067)。したがって、ゲート駆動回路の信号配線の数が多くなり、ゲート駆動回路を表示パネルの額縁部に形成すると、表示パネルの外形の大きさが大きくなる。また、ゲート駆動回路をドライバICに組み込むと、ドライバICの大きさが大きくなる。
【0007】
さらに、特許文献1のゲート駆動回路の駆動ステージグループでは、ゲート端子にスタート信号が入力されるトランジスタの、入力端子に、常に高い電圧が印加されている。したがて、ゲート端子にスタート信号が入力されるトランジスタにしきい値電圧シフトが生じる虞がある。
【0008】
本開示は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、信号配線の数を減らすことができる表示装置及び表示装置の駆動方法を、提供することを目的とする。また、走査線駆動部におけるトランジスタのしきい値電圧シフトを抑制した表示装置及び表示装置の駆動方法を、提供することを他の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の第1の観点に表示装置は、
複数の走査線を有し、表示部が複数の表示領域に分けられた表示パネルと、
前記走査線のそれぞれに走査信号を順次に出力する走査線駆動部と、
前記表示パネルへのタッチを検出するタッチ検出部と、を備え、
前記走査線駆動部は、少なくとも1つの回路グループを有し、
前記回路グループは、多段接続され、前記走査線のそれぞれに前記走査信号を出力する複数の単位回路を有し、前記単位回路のそれぞれから、前記表示領域のそれぞれの内の前記走査線のそれぞれに前記走査信号を順次に出力する複数のシフトレジスタを備え、
前記タッチ検出部は、前記少なくとも1つの回路グループが前記走査信号の出力を停止する停止期間に、前記表示パネルへのタッチを検出し、
1つの前記回路グループにおいて、
前記シフトレジスタのそれぞれは、それぞれの初段の前記単位回路に、前記走査信号を出力する前記シフトレジスタを選択する選択信号と、前記走査信号の出力を開始させるスタート信号とが入力されることにより、前記走査信号を順次に出力し、
前記初段の単位回路のそれぞれに入力される前記選択信号のそれぞれは、前記回路グループが前記走査信号を出力する走査期間と前記停止期間に応じて、互いに位相が異なり、
前記スタート信号は、前記初段の単位回路のそれぞれに、共通に入力される。
【0010】
本開示の第2の観点に係る表示装置の駆動方法は、
複数の走査線を有し、表示部が複数の表示領域に分けられた表示パネルを備え、表示要素を表示する表示動作とタッチ検出が交互に行われる表示装置の駆動方法であって、
多段接続され、前記走査線のそれぞれに走査信号を出力する複数の単位回路を有し、前記複数の表示領域のそれぞれの内の前記走査線のそれぞれに前記走査信号を順次に出力する複数のシフトレジスタのうちの1つから、前記走査線のそれぞれに前記走査信号を順次に出力して、1つの前記表示領域に前記表示要素又は前記表示要素の一部を表示する、表示工程と、
前記複数のシフトレジスタが前記走査信号の出力を停止する停止期間に、前記表示パネルへのタッチを検出するタッチ検出工程と、を含み、
前記表示工程において、
前記シフトレジスタのそれぞれの初段の前記単位回路に、前記走査信号を出力する前記シフトレジスタを選択する選択信号と、前記走査信号の出力を開始させるスタート信号とを入力することにより、前記複数のシフトレジスタのうちの1つの前記シフトレジスタから、前記走査信号を順次に出力させ、
前記初段の単位回路のそれぞれに入力される前記選択信号のそれぞれは、前記複数のシフトレジスタが前記走査信号を出力する走査期間と前記停止期間に応じて、互いに位相が異なり、
前記スタート信号を、前記初段の単位回路のそれぞれに、共通に入力する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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