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公開番号2025088535
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203299
出願日2023-11-30
発明の名称面状照明装置
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類G02F 1/13357 20060101AFI20250604BHJP(光学)
要約【課題】視野角を適切に切り替えることができる面状照明装置を提供することである。
【解決手段】実施形態の面状照明装置は、複数の光源と、リフレクタと、配光制御フィルムとを備える。リフレクタは、前記複数の光源の個々を囲む複数の反射面を有する。配光制御フィルムは、前記リフレクタの出射側において、配光の広がりを制御する。前記複数の反射面のうち第1方向において対向する2つの反射面は、傾斜角が互いに異なる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の光源と、
前記複数の光源の個々を囲む複数の反射面を有するリフレクタと、
前記リフレクタの出射側において、配光の広がりを制御する配光制御フィルムと
を備え、
前記複数の反射面のうち第1方向において対向する2つの反射面は、傾斜角が互いに異なる、
面状照明装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記配光制御フィルムの出射側において、出射面において前記第1方向に垂直な第2方向の光を集光する集光フィルムを更に備える、
請求項1に記載の面状照明装置。
【請求項3】
前記配光制御フィルムは、透明状態と散乱状態とを切り替えることにより、前記配光の広がりを制御する、
請求項1に記載の面状照明装置。
【請求項4】
前記配光制御フィルムは、通電の有無により、前記散乱状態と前記透明状態とを切り替える、
請求項3に記載の面状照明装置。
【請求項5】
前記2つの反射面は、所定の傾斜角を有する第1反射面と、前記第1反射面よりも小さい傾斜角を有する第2反射面とを含む、
請求項1に記載の面状照明装置。
【請求項6】
前記第1反射面は、光軸に略平行な傾斜角を有する、
請求項5に記載の面状照明装置。
【請求項7】
助手席用ディスプレイのバックライトとして用いられる、
請求項1に記載の面状照明装置。
【請求項8】
前記リフレクタは、助手席の方へ配光し、
前記配光制御フィルムは、車両の走行中には前記リフレクタからの出射光を散乱させずに出射し、前記車両の停車中には前記リフレクタからの出射光を散乱させて出射する、
請求項7に記載の面状照明装置。
【請求項9】
前記2つの反射面のうち傾斜角が小さい方の反射面は、助手席側に配置される、
請求項7に記載の面状照明装置。
【請求項10】
複数の光源と、
前記複数の光源の出射側において、所定の方向の光を出射する第1配光制御光学素子と、
前記第1配光制御光学素子の出射側において、配光の広がりを制御する第2配光制御光学素子と、
前記第2配光制御光学素子の出射側において、所定の方向の光を集光する集光フィルムと
を備える面状照明装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、面状照明装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車載用ディスプレイの一つとして、主に助手席の搭乗者に対して情報を提示する助手席用ディスプレイが知られている。助手席用ディスプレイでは、車両の走行中には運転者には閲覧できないように表示され、停車中には運転者にも閲覧できるように表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-117649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように表示形態を切り替えるため、助手席用ディスプレイでは、視野角を適切に切り替えることが求められている。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、視野角を適切に切り替えることができる面状照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る面状照明装置は、複数の光源と、前記複数の光源の個々を囲む複数の反射面を有するリフレクタと、前記リフレクタの出射側において、配光の広がりを制御する配光制御フィルムとを備え、前記複数の反射面のうち第1方向において対向する2つの反射面は、傾斜角が互いに異なる。
【0007】
本発明の一態様に係る面状照明装置は、視野角を適切に切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施形態に係る面状照明装置の利用例を説明するための図である。
図2は、第1の実施形態に係る面状照明装置の構成例を示す図である。
図3は、リフレクタの斜視図である。
図4は、リフレクタの平面図および断面図である。
図5は、液晶調光フィルムの機能を説明するための図である。
図6は、各モードにおける液晶調光フィルム、輝度向上フィルム、および輝度向上フィルムそれぞれの出射光の配光分布を示す図である。
図7は、第2の実施形態に係る面状照明装置の構成例を示す図である。
図8は、比較例に係る面状照明装置の構成例を示す図である。
図9は、各モードにおける面状照明装置1および面状照明装置1’それぞれの出射光の配光分布を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態に係る面状照明装置について図面を参照して説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、1つの実施形態や変形例に記載された内容は、原則として他の実施形態や変形例にも同様に適用される。
【0010】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る面状照明装置1の利用例を説明するための図である。図1では、面状照明装置1が、助手席用ディスプレイ(助手席用モニタ)の直下型バックライトとして利用される場合を説明する。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、視野角を適切に切り替えることが求められる場合には、本実施形態に係る面状照明装置1の構成が適用可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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