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公開番号2025088434
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203133
出願日2023-11-30
発明の名称再生システムおよび再生方法
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類E02F 9/26 20060101AFI20250604BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】作業機械の動きを把握しやすく再生する。
【解決手段】再生システムは、時刻に対応付けられた作業機械のログ情報を取得する取得部と、前記ログ情報に基づく前記作業機械の動作を表す動作情報を前記作業機械の三次元モデルに順次適用することで前記作業機械の動作を表す動作画像を生成する画像生成部と、前記動作画像を所定の表示部に表示させる表示制御部とを備え、前記三次元モデルは、前記作業機械の運転室内に設けられた操作部を表す操作部モデルを含み、前記画像生成部は、前記三次元モデルを前記運転室内で前記操作部に対向する視点に設定して前記動作画像を生成する。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項１】
時刻に対応付けられた作業機械のログ情報を取得する取得部と、
前記ログ情報に基づく前記作業機械の動作を表す動作情報を前記作業機械の三次元モデルに順次適用することで前記作業機械の動作を表す動作画像を生成する画像生成部と、
前記動作画像を所定の表示部に表示させる表示制御部と
を備え、
前記三次元モデルは、前記作業機械の運転室内に設けられた操作部を表す操作部モデルを含み、
前記画像生成部は、前記三次元モデルを前記運転室内で前記操作部に対向する視点に設定して前記動作画像を生成する
再生システム。
続きを表示（約 770 文字）【請求項２】
前記動作画像は、前記操作部を表す画像を含む
請求項１に記載の再生システム。
【請求項３】
前記ログ情報に基づいて前記作業機械の時刻毎の作業内容を推定する推定部をさらに備え、
前記表示制御部は、推定された前記作業内容の時系列を表す作業内容画像を、前記表示部にさらに表示する
請求項２に記載の再生システム。
【請求項４】
前記表示制御部は、前記ログ情報が含む前記操作部の操作量に対応する値の時系列を表す操作量画像を、前記表示部にさらに表示する
請求項３に記載の再生システム。
【請求項５】
前記表示制御部は、前記ログ情報が含む瞬時燃費の時系列を表す瞬時燃費画像を、前記表示部にさらに表示する
請求項４に記載の再生システム。
【請求項６】
前記画像生成部は、前記作業機械のロール角に基づいて前記三次元モデルを投影させる投影面を回転させ、前記作業機械のピッチ角に基づいて前記投影面の高さを変化させる
請求項５に記載の再生システム。
【請求項７】
時刻に対応付けられた作業機械のログ情報を取得するステップと、
前記ログ情報に基づく前記作業機械の動作を表す動作情報を前記作業機械の三次元モデルに順次適用することで前記作業機械の動作を表す動作画像を生成するステップと、
前記動作画像を所定の表示部に表示させるステップと
を含み、
前記三次元モデルは、前記作業機械の運転室内に設けられた操作部を表す操作部モデルを含み、
前記動作画像を生成する際に、前記三次元モデルを前記運転室内で前記操作部に対向する視点に設定して前記動作画像を生成する
再生方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、再生システムおよび再生方法に関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、異なる２つの建設機械（以下、作業機械という）の動きを把握できるようにする再生装置が記載されている。特許文献１に記載されている再生装置は、作業機械のログ情報に含まれる作業機械の角度情報を作業機械の３Ｄ（三次元）モデルに順次適用することで作業機械の動作を再生する。この特許文献１に記載されている再生装置では、第１のログ情報に基づく３Ｄモデルの再生と、第２のログ情報に基づく３Ｄモデルの再生とが同期させて行われる。また、特許文献１に記載されている再生装置では、操作量の変化を直交する上下方向と左右方向の動き等で表す２次元の操作パネルモデルを用いて、作業機械の操作者による各種操作レバー、走行レバーに対する入力操作がアニメーション再生される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１８３６１５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上述したように、特許文献１に記載されている再生装置では、２次元の操作パネルモデルを用いて操作レバーと走行レバーに対する入力操作がアニメーション再生される。しかしながら、作業機械の動きを把握しやすく再生するうえで改善の余地がある。
【０００５】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、作業機械の動きを把握しやすく再生することができる再生システムおよび再生方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の再生システムは、時刻に対応付けられた作業機械のログ情報を取得する取得部と、前記ログ情報に基づく前記作業機械の動作を表す動作情報を前記作業機械の三次元モデルに順次適用することで前記作業機械の動作を表す動作画像を生成する画像生成部と、前記動作画像を所定の表示部に表示させる表示制御部とを備え、前記三次元モデルは、前記作業機械の運転室内に設けられた操作部を表す操作部モデルを含み、前記画像生成部は、前記三次元モデルを前記運転室内で前記操作部に対向する視点に設定して前記動作画像を生成する。
【０００７】
本開示の再生方法は、時刻に対応付けられた作業機械のログ情報を取得するステップと、前記ログ情報に基づく前記作業機械の動作を表す動作情報を前記作業機械の三次元モデルに順次適用することで前記作業機械の動作を表す動作画像を生成するステップと、前記動作画像を所定の表示部に表示させるステップとを含み、前記三次元モデルは、前記作業機械の運転室内に設けられた操作部を表す操作部モデルを含み、前記動作画像を生成する際に、前記三次元モデルを、前記運転室内で前記操作部に対向する視点に設定して前記動作画像を生成する。
【発明の効果】
【０００８】
本開示の再生システムおよび再生方法によれば、作業機械の動きを把握しやすく再生することができることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
第１の実施形態に係る分析支援システムの全体構成を示す図である。
第１の実施形態に係る作業機械の構造を示す図である。
第１の実施形態に係る作業機械の運転室の構成を示す図である。
第１の実施形態に係る再生システムの機能構成を示す図である。
第１の実施形態に係る再生システムの処理フローを示す図である。
第１の実施形態に係るログ情報の例を示す第１の図である。
第１の実施形態に係るログ情報の例を示す第２の図である。
第１の実施形態に係るログ情報の例を示す第３の図である。
第１の実施形態に係る作業内容の推定に用いるヒートマップを示す図である。
第１の実施形態に係る作業機械モデルの例を示す図である。
第１の実施形態に係る操作部３Ｄモデルと投影面との関係の例を示す図である。
第１の実施形態に係る表示部の表示面と投影面との関係の例を示す図である。
第１の実施形態に係る表示部の表示面と投影面との関係の例を示す図である。
第１の実施形態に係る表示画像の例を示す図である。
第１の実施形態に係る表示画像の例を示す図である。
第１の実施形態に係る表示画像の例を示す図である。
第１の実施形態に係る表示画像の例を示す図である。
第１の実施形態に係る表示画像の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
＜第１の実施形態＞
以下、第１の実施形態に係る表示制御装置および表示制御方法について、図１～図１８を参照しながら詳細に説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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