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公開番号2025088453
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203165
出願日2023-11-30
発明の名称表示制御システムおよび表示制御方法
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類E02F 9/26 20060101AFI20250604BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】作業機械による作業を効果的に分析する。
【解決手段】表示制御システムは、時刻に対応付けられた作業機械のログ情報を取得する取得部と、前記ログ情報に基づく前記作業機械の動作を表す動作情報を前記作業機械の三次元モデルに順次適用することで前記作業機械の動作を表す動作画像を順次生成するとともに、前記作業機械の所定箇所の移動軌跡を前記動作画像に対応付けて表す移動軌跡画像を前記動作情報に基づき順次生成する画像生成部と、前記動作画像と前記移動軌跡画像とを重畳させて所定の表示部に表示させる表示制御部とを備える。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
時刻に対応付けられた作業機械のログ情報を取得する取得部と、
前記ログ情報に基づく前記作業機械の動作を表す動作情報を前記作業機械の三次元モデルに順次適用することで前記作業機械の動作を表す動作画像を順次生成するとともに、前記作業機械の所定箇所の移動軌跡を前記動作画像に対応付けて表す移動軌跡画像を前記動作情報に基づき順次生成する画像生成部と、
前記動作画像と前記移動軌跡画像とを重畳させて所定の表示部に表示させる表示制御部と
を備える表示制御システム。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記ログ情報に基づいて前記作業機械の各時刻における作業内容を推定する推定部と、
前記移動軌跡画像の生成対象とする前記作業内容を指定する指定部と、
をさらに備え、
前記画像生成部は、推定された前記作業内容が、指定された前記作業内容に対応する場合に、前記移動軌跡画像を生成する
請求項1に記載の表示制御システム。
【請求項3】
前記画像生成部は、所定時間前の前記作業機械が備える作業機の所定部位を前記動作画像に対応付けて表す部位画像を生成し、
前記表示制御部は、前記部位画像を前記動作画像に重畳させて前記表示部に表示させる
請求項2に記載の表示制御システム。
【請求項4】
前記所定箇所は、前記作業機械が備える作業具の刃先に対応する
請求項3に記載の表示制御システム。
【請求項5】
前記所定箇所は、前記作業機械が備える履帯またはタイヤの接地位置に対応する
請求項3に記載の表示制御システム。
【請求項6】
前記画像生成部は、前記ログ情報に基づいて推定された前記作業内容、前記ログ情報が含む位置情報の精度、前記ログ情報が含む前記作業機械における自動操作制御の有無を表す情報、前記ログ情報に基づく前記作業機械の作業量、前記ログ情報に基づく前記作業機械の作業負荷を表す情報の少なくとも一つに基づいて前記移動軌跡画像の態様を変化させる
請求項4に記載の表示制御システム。
【請求項7】
時刻に対応付けられた作業機械のログ情報を取得するステップと、
前記ログ情報に基づく前記作業機械の動作を表す動作情報を前記作業機械の三次元モデルに順次適用することで前記作業機械の動作を表す動作画像を順次生成するとともに、前記作業機械の所定箇所の移動軌跡を前記動作画像に対応付けて表す移動軌跡画像を前記動作情報に基づき順次生成するステップと、
前記動作画像と前記移動軌跡画像とを重畳させて所定の表示部に表示させるステップと
を含む表示制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示制御システムおよび表示制御方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、異なる2つの建設機械(以下、作業機械という)の動きを把握できるようにする再生装置が記載されている。特許文献1に記載されている再生装置は、作業機械のログ情報に含まれる作業機械の角度情報を作業機械の3D(三次元)モデルに順次適用することで作業機械の動作を再生する。この特許文献1に記載されている再生装置では、第1のログ情報に基づく3Dモデルの再生と、第2のログ情報に基づく3Dモデルの再生とが同期させて行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-183615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、作業機械による作業の分析では、例えば、掘削、掘削位置から積込位置への旋回、積込、積込位置から掘削位置への旋回といった一連の作業の流れを分析したいというニーズがある。特許文献1に記載されている再生装置によれば、このような一連の動きを3Dモデルを用いたアニメーションによって例えば繰り返し再生することで把握することができる。しかしながら、作業機械による作業をより効果的に分析するうえで改善の余地がある。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、作業機械による作業をより効果的に分析することができる表示制御システムおよび表示制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の表示制御システムは、時刻に対応付けられた作業機械のログ情報を取得する取得部と、前記ログ情報に基づく前記作業機械の動作を表す動作情報を前記作業機械の三次元モデルに順次適用することで前記作業機械の動作を表す動作画像を順次生成するとともに、前記作業機械の所定箇所の移動軌跡を前記動作画像に対応付けて表す移動軌跡画像を前記動作情報に基づき順次生成する画像生成部と、前記動作画像と前記移動軌跡画像とを重畳させて所定の表示部に表示させる表示制御部とを備える。
【0007】
本開示の表示制御方法は、時刻に対応付けられた作業機械のログ情報を取得するステップと、前記ログ情報に基づく前記作業機械の動作を表す動作情報を前記作業機械の三次元モデルに順次適用することで前記作業機械の動作を表す動作画像を順次生成するとともに、前記作業機械の所定箇所の移動軌跡を前記動作画像に対応付けて表す移動軌跡画像を前記動作情報に基づき順次生成するステップと、前記動作画像と前記移動軌跡画像とを重畳させて所定の表示部に表示させるステップと含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示の表示制御システムおよび表示制御方法によれば、作業機械による作業をより効果的に分析することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る分析支援システムの全体構成を示す図である。
第1の実施形態に係る作業機械の構造を示す図である。
第1の実施形態に係る作業機械の運転室の構成を示す図である。
第1の実施形態に係る再生システムの機能構成を示す図である。
第1の実施形態に係る再生システムの処理フローを示す図である。
第1の実施形態に係るログ情報の例を示す第1の図である。
第1の実施形態に係るログ情報の例を示す第2の図である。
第1の実施形態に係るログ情報の例を示す第3の図である。
第1の実施形態に係る作業内容の推定に用いるヒートマップを示す図である。
第1の実施形態に係る作業機械モデルの例を示す図である。
第1の実施形態に係る表示画像の例を示す図である。
第1の実施形態に係る表示画像の例を示す図である。
第1の実施形態に係る表示画像の例を示す図である。
第1の実施形態に係る表示画像の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施形態>
以下、第1の実施形態に係る表示制御システムおよび表示制御方法について、図1~図14を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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