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公開番号2025088283
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023202890
出願日2023-11-30
発明の名称電池システム
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60K 11/02 20060101AFI20250604BHJP(車両一般)
要約【課題】電池を冷却する流体がケースの内部に漏れるのを抑制することができるとともに接続体の破損を抑制することができる電池システムを得る。
【解決手段】電池システムは、車両に搭載される。電池システムは、ケースと、電池と、冷却体と、冷却装置と、接続体と、を備える。ケースは、下面と、上面と、下面と上面とに亘った亘面と、を有する。電池は、ケースの内部に収容されている。冷却体は、ケースに収容され、電池を冷却する流体が内部を流れる。冷却装置は、熱交換器を有する。熱交換器は、ケースの外部において上下方向と交差する方向に前記亘面と並べられ流体を冷却する。接続体は、亘面の熱交換器側の部分におけるケースの外部に設けられ、冷却装置と冷却体とを接続し、内部に流体が流れる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
車両に搭載される電池システムであって、
下面と、上面と、前記下面と前記上面とに亘った亘面、を有したケースと、
前記ケースの内部に収容された電池と、
前記ケースに収容され、前記電池を冷却する流体が内部を流れる冷却体と、
前記ケースの外部において前記車両の上下方向と交差する方向に前記亘面と並べられ前記流体を冷却する熱交換器、を有した冷却装置と、
前記亘面の前記熱交換器側の部分における前記ケースの外部に設けられ、前記冷却装置と前記冷却体とを接続し、内部に前記流体が流れる接続体と、
を備えた電池システム。
続きを表示（約 76 文字）【請求項２】
前記亘面には、凹部が設けられ、
前記接続体は、前記凹部の内部に位置した、
請求項１に記載の電池システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、電池システムに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、車両に搭載される電池システムがある。例えば、ケースと、ケースに収容された複数の電池と、ケースに収容され、電池を冷却する冷却水が内部を流れる複数の冷却体と、冷却装置と、を備え、冷却装置に、循環路を介して冷却体と接続された熱交換器が設けられた構成のものが知られている（例えば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
国際公開第２０１７／０３３４１２号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
この種の電池システムでは、例えば、ケースの内部に、電池を冷却する冷却水等の流体が漏れるのを抑制することが求められる。また、この種の電池システムでは、冷却体と冷却装置とを接続する接続体の破損を抑制することが求められる。
【０００５】
そこで、本発明は、電池を冷却する流体がケースの内部に漏れるのを抑制することができるとともに接続体の破損を抑制することができる電池システムを得ることを課題の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明に係る電池システムは、車両に搭載される電池システムであって、下面と、上面と、前記下面と前記上面とに亘った亘面、を有したケースと、前記ケースの内部に収容された電池と、前記ケースに収容され、前記電池を冷却する流体が内部を流れる冷却体と、前記ケースの外部において前記車両の上下方向と交差する方向に前記亘面と並べられ前記流体を冷却する熱交換器、を有した冷却装置と、前記亘面の前記熱交換器側の部分における前記ケースの外部に設けられ、前記冷却装置と前記冷却体とを接続し、内部に前記流体が流れる接続体と、を備える。
【０００７】
このような構成によれば、接続体がケースの亘面の熱交換器側の部分におけるケースの外部に設けられているので、電池を冷却する流体がケースの内部に漏れるのを抑制することができるとともに接続体の破損を抑制することができる。
【０００８】
前記電池システムでは、例えば、前記亘面には、凹部が設けられ、前記接続体は、前記凹部の内部に位置している。
【０００９】
このような構成によれば、接続体が凹部の内部に位置しているので、接続体の破損をより一層抑制することができる。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、電池を冷却する流体がケースの内部に漏れるのを抑制することができるとともに接続体の破損を抑制することができる電池システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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