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公開番号
2025087924
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2025043336,2021038646
出願日
2025-03-18,2021-03-10
発明の名称
レンズ鏡筒
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/02 20210101AFI20250603BHJP(光学)
要約
【課題】スペース効率が良く、基板への振動の伝達を抑制可能なレンズ鏡筒を提供すること。
【解決手段】レンズ鏡筒は、電気接点を含むマウントが取り付けられた固定筒と、電気部品が実装された第1の基板と、第1の基板及び電気接点に接続された第2の基板と、固定筒と第1の基板との間に配置された弾性部材とを有し、第2の基板の少なくとも一部は、光軸方向から見たとき第1の基板と重なっており、第1の基板は、第2の基板の折り返し部からの力によって光軸方向において弾性部材に対して付勢される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電気接点を含むマウントが取り付けられた固定筒と、
電気部品が実装された第1の基板と、
前記第1の基板及び前記電気接点に接続された第2の基板と、
前記固定筒と前記第1の基板との間に配置された弾性部材とを有し、
前記第2の基板の少なくとも一部は、光軸方向から見たとき前記第1の基板と重なっており、
前記第1の基板は、前記第2の基板の折り返し部からの力によって光軸方向において前記弾性部材に対して付勢されることを特徴とするレンズ鏡筒。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記第2の基板は、前記固定筒の側の面とは反対側の面で前記第1の基板に接続されることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
【請求項3】
前記第2の基板は、前記固定筒の側の面で前記第1の基板に接続されることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
【請求項4】
前記第2の基板は、光軸方向から見たとき前記弾性部材と重なることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のレンズ鏡筒
【請求項5】
前記折り返し部の少なくとも一部は、光軸方向から見たとき前記マウントと重なることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
【請求項6】
前記折り返し部の少なくとも一部は、光軸方向から見たとき前記電気接点と重なることを特徴とする請求項5に記載のレンズ鏡筒。
【請求項7】
光軸方向から見たとき、前記弾性部材は、前記第1の基板と前記第2の基板との接続部と光軸とを結ぶ直線に対して±60度の角度範囲内に配置されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
【請求項8】
光軸方向から見たとき、前記折り返し部の中心と光軸とを結ぶ直線は、前記第1の基板と前記第2の基板との接続部と光軸とを結ぶ直線に対して±60度の角度範囲内に位置することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
【請求項9】
前記マウントを介してカメラ本体に着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載のレンズ鏡筒。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ鏡筒に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、交換レンズシステムのレンズ鏡筒内において、電気部品が実装された基板は、カメラ本体に対する取り付け部であるマウント近傍に位置決め固定されている。特許文献1には、カメラ本体内のシャッター機構が駆動する際に発生するシャッターショック振動の基板への伝達を抑制するために、弾性部材によって基板を保持するレンズ鏡筒が開示されている。特許文献2には、固定部と基板との間に設置した付勢ゴムによって、基板をマウント側に押圧して保持するレンズ鏡筒が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5053754号公報
特開2004-77919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のレンズ鏡筒では、少なくとも3つの弾性部材によって基板を保持するため、弾性部材を嵌める穴や切り欠き部が3つ必要であるが、穴や切り欠き部、及びこれらの周辺部には電気配線を設置できず、電気部品も実装できない。そのため、スペース効率が良いとは言えず、レンズ鏡筒を更に小型化することは困難である。
【0005】
また、特許文献2のレンズ鏡筒では、振動がマウントを介して基板に直接伝達されてしまう。
【0006】
本発明は、スペース効率が良く、基板への振動の伝達を抑制可能なレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としてのレンズ鏡筒は、電気接点を含むマウントが取り付けられた固定筒と、電気部品が実装された第1の基板と、第1の基板及び電気接点に接続された第2の基板と、固定筒と第1の基板との間に配置された弾性部材とを有し、第2の基板の少なくとも一部は、光軸方向から見たとき第1の基板と重なっており、第1の基板は、第2の基板の折り返し部からの力によって光軸方向において弾性部材に対して付勢されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、スペース効率が良く、基板への振動の伝達を抑制可能なレンズ鏡筒を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係るレンズ鏡筒の断面図である。
レンズ鏡筒の主要部品を示す図である。
レンズ鏡筒の主要部品の分解斜視図である。
レンズ鏡筒の主要部品の断面図である。
図4の部分拡大図である。
レンズ鏡筒の主要部品の側面図である。
電気部品実装基板を撮像面側から見た図である。
フレキシブル基板の折り返し部の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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