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公開番号2025087540
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023202274
出願日2023-11-29
発明の名称電源基板及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類H02M 3/28 20060101AFI20250603BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】基板上の活用されていないスペースを活用することで電源基板を小型化すること。
【解決手段】巻線トランス105は、入力電圧が供給される第1入力端子及び第2入力端子を有し、電源基板100の実装面に実装され、実装面とは逆の面である半田面100sは、半田付けのためのランドP1及びランドP3を有し、第1入力端子は、ランドP1に半田付けされ、第2入力端子は、ランドP3に半田付けされ、スナバ回路108は、少なくとも一部に表面実装部品を有し、電源基板100の半田面100sと直交する方向に見て、巻線トランス105とスナバ回路108とがオーバーラップし、ランドP1、P3に接続される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
1次巻線及び2次巻線を有するトランスと、
前記1次巻線に接続され、スイッチング動作を行うスイッチング素子と、
前記1次巻線に接続されたスナバ回路と、
を備え、1次側の入力電圧を変圧し2次側から出力電圧を出力する電源基板であって、
前記トランスは、前記入力電圧が供給される第1入力端子及び第2入力端子を有し、前記電源基板の第1面に実装され、
前記第1面とは逆の面である第2面は、半田付けのための第1半田部及び第2半田部を有し、
前記第1入力端子は、前記第1半田部に半田付けされ、
前記第2入力端子は、前記第2半田部に半田付けされ、
前記スナバ回路は、少なくとも一部に表面実装部品を有し、前記電源基板の前記第1面と直交する方向に見て、前記トランスと前記スナバ回路とがオーバーラップし、前記第1半田部及び前記第2半田部に接続されることを特徴とする電源基板。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記スナバ回路は、ダイオードと抵抗とコンデンサを有することを特徴とする請求項1に記載の電源基板。
【請求項3】
前記抵抗は、少なくとも2つ以上の部品で構成されることを特徴とする請求項2に記載の電源基板。
【請求項4】
前記スナバ回路は、パワークランパを有することを特徴とする請求項1に記載の電源基板。
【請求項5】
前記2次巻線から出力された電圧を整流平滑する整流平滑回路と、
前記出力電圧を検出してフィードバック制御を行う制御回路と、
を備え、
前記トランスは、前記2次巻線から電圧が出力される第1出力端子及び第2出力端子を有し、
前記第2面は、半田付けのための第3半田部及び第4半田部を有し、
前記第1出力端子は、前記第3半田部に半田付けされ、
前記第2出力端子は、前記第4半田部に半田付けされ、
前記制御回路は、少なくとも一部に表面実装部品を有し、前記電源基板の前記第1面と直交する方向に見て、前記トランスと前記制御回路とがオーバーラップし、
前記制御回路のパターンは、前記第3半田部と前記第4半田部との間を通ることを特徴とする請求項1に記載の電源基板。
【請求項6】
1次巻線及び2次巻線を有するトランスと、
前記1次巻線に接続され、スイッチング動作を行うスイッチング素子と、
前記2次巻線から出力された電圧を整流平滑する整流平滑回路と、
出力電圧を検出してフィードバック制御を行う制御回路と、
を備え、1次側の入力電圧を変圧し2次側から前記出力電圧を出力する電源基板であって、
前記トランスは、前記2次巻線から電圧が出力される第1出力端子及び第2出力端子を有し、前記電源基板の第1面に実装され、
前記第1面とは逆の面である第2面は、半田付けのための第3半田部及び第4半田部を有し、
前記第1出力端子は、前記第3半田部に半田付けされ、
前記第2出力端子は、前記第4半田部に半田付けされ、
前記制御回路は、少なくとも一部に表面実装部品を有し、前記電源基板の前記第1面と直交する方向に見て、前記トランスと前記制御回路とがオーバーラップし、
前記制御回路のパターンは、前記第3半田部と前記第4半田部との間を通ることを特徴とする電源基板。
【請求項7】
前記整流平滑回路は、平滑コンデンサを有し、
前記制御回路は、前記第3半田部と前記第4半田部との間を通るように配置されることを特徴とする請求項6に記載の電源基板。
【請求項8】
前記出力電圧が過電圧であることを検知する過電圧検知回路を備え、
前記過電圧検知回路は、少なくとも一部に表面実装部品を有し、前記電源基板の前記第1面と直交する方向に見て、前記トランスと前記過電圧検知回路とがオーバーラップし、
前記過電圧検知回路のパターンは、前記第3半田部と前記第4半田部との間を通ることを特徴とする請求項7に記載の電源基板。
【請求項9】
前記制御回路と前記平滑コンデンサとで形成される電源ライン及びGNDラインの回路ループを第1回路ループとしたとき、
前記過電圧検知回路は、前記過電圧検知回路と前記平滑コンデンサとで形成される電源ライン及びGNDラインの第2回路ループが前記第1回路ループよりも大きくなるように配置されることを特徴とする請求項8に記載の電源基板。
【請求項10】
前記電源基板は、片面基板であることを特徴とする請求項1から請求項9のうちのいずれか1項に記載の電源基板。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電源基板及びこれを備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、交流電圧から直流電圧を生成する電源基板を備えている。画像形成装置は、ユーザーの利便性向上のため、小型化が求められており、画像形成装置に備えられる電源基板も小型化を図っていくことが求められている。電源基板の小型化を図るには、基板上の活用されていないスペースを効率的に活用し、基板面積を縮小することが必要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-226214号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電源基板には、1次側の電圧を2次側の電圧に変圧する巻線トランスが実装されており、巻線トランスは電源基板を構成する電気部品の中で比較的サイズの大きい部品である。巻線トランスが実装される基板面の裏側には、電気部品を配置することができるスペースがあり、このスペースを活用することは電源基板の小型化につながる。
【0005】
本発明は、基板上の活用されていないスペースを活用することで電源基板を小型化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
【0007】
(1)1次巻線及び2次巻線を有するトランスと、前記1次巻線に接続され、スイッチング動作を行うスイッチング素子と、前記1次巻線に接続されたスナバ回路と、を備え、1次側の入力電圧を変圧し2次側から出力電圧を出力する電源基板であって、前記トランスは、前記入力電圧が供給される第1入力端子及び第2入力端子を有し、前記電源基板の第1面に実装され、前記第1面とは逆の面である第2面は、半田付けのための第1半田部及び第2半田部を有し、前記第1入力端子は、前記第1半田部に半田付けされ、前記第2入力端子は、前記第2半田部に半田付けされ、前記スナバ回路は、少なくとも一部に表面実装部品を有し、前記電源基板の前記第1面と直交する方向に見て、前記トランスと前記スナバ回路とがオーバーラップし、前記第1半田部及び前記第2半田部に接続されることを特徴とする電源基板。
【0008】
(2)1次巻線及び2次巻線を有するトランスと、前記1次巻線に接続され、スイッチング動作を行うスイッチング素子と、前記2次巻線から出力された電圧を整流平滑する整流平滑回路と、出力電圧を検出してフィードバック制御を行う制御回路と、を備え、1次側の入力電圧を変圧し2次側から前記出力電圧を出力する電源基板であって、前記トランスは、前記2次巻線から電圧が出力される第1出力端子及び第2出力端子を有し、前記電源基板の第1面に実装され、前記第1面とは逆の面である第2面は、半田付けのための第3半田部及び第4半田部を有し、前記第1出力端子は、前記第3半田部に半田付けされ、前記第2出力端子は、前記第4半田部に半田付けされ、前記制御回路は、少なくとも一部に表面実装部品を有し、前記電源基板の前記第1面と直交する方向に見て、前記トランスと前記制御回路とがオーバーラップし、前記制御回路のパターンは、前記第3半田部と前記第4半田部との間を通ることを特徴とする電源基板。
【0009】
(3)記録材に画像形成を行う画像形成装置であって、前記(1)又は前記(2)に記載の電源基板を、前記画像形成装置の電源として用いたことを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、基板上の活用されていないスペースを活用することで電源基板を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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