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公開番号
2025087166
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201626
出願日
2023-11-29
発明の名称
シート接着装置及び画像形成システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250603BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】シート接着装置を安価な構成で入力される交流電源電圧の系統に応じたユニバーサル仕様とすること。
【解決手段】接続部230と、シート接着用ヒータ201aを有し、接着用のトナー像を加熱溶融させて複数の記録材S同士を接着するための熱圧着ユニット201と、シート接着用ヒータ201aの温度制御を行う後処理制御部216と、を備え、複数の記録材S同士を接着して冊子を作製するシート接着装置202であって、シート接着用ヒータ201aは、100V系又は200V系の交流電圧が入力され、後処理制御部216は、交流電圧が100V系か200V系かに基づいてシート接着用ヒータ201aへの電力供給の制御を切り替える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
記録材に接着用のトナー像を含む画像形成動作を行う画像形成装置に接続可能な接続手段と、
前記接続手段を介して交流電源から電力を供給されて発熱する発熱体を有し、前記接着用のトナー像を加熱溶融させて複数の記録材同士を接着するための加熱手段と、
前記発熱体の温度制御を行う制御手段と、
を備え、複数の記録材同士を接着して冊子を作製するシート接着装置であって、
前記発熱体は、第1電圧又は前記第1電圧とは異なる第2電圧の交流電圧が入力され、
前記制御手段は、前記交流電圧が前記第1電圧か前記第2電圧かに基づいて前記発熱体への電力供給の制御を切り替えることを特徴とするシート接着装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1電圧は、100V系の交流電圧であり、
前記第2電圧は、200V系の交流電圧であることを特徴とする請求項1に記載のシート接着装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記交流電圧が前記第1電圧である場合には、前記交流電圧の半分の周期において前記発熱体に電力を供給する時間の比率を、前記交流電圧が前記第2電圧である場合の前記比率に比べて大きくするよう前記制御を切り替えることを特徴とする請求項2に記載のシート接着装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記交流電圧が前記第2電圧である場合には、前記交流電圧の半分の周期において前記発熱体に電力を供給する時間の比率を、前記交流電圧が前記第1電圧である場合に比べて小さくするよう前記制御を切り替えることを特徴とする請求項2に記載のシート接着装置。
【請求項5】
前記画像形成装置は、前記交流電圧が前記第1電圧又は前記第2電圧のどちらであるかを検知する電圧検知手段を有し、
前記制御手段は、前記画像形成装置から前記接続手段を介して前記電圧検知手段の検知結果を入力され、前記検知結果に基づいて前記制御を切り替えることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載のシート接着装置。
【請求項6】
前記画像形成装置は、前記交流電圧が入力されるインレットを備え、
前記発熱体は、前記インレット及び前記接続手段を介して前記交流電圧が供給されることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載のシート接着装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記画像形成装置の前記画像形成動作に先んじて前記発熱体への電力の供給を開始し、画像形成が完了した少なくとも2枚目の記録材が前記シート接着装置に到達したタイミングで前記発熱体が目標温度に到達しているように、前記画像形成装置に前記画像形成動作の開始を指示することを特徴とする請求項5に記載のシート接着装置。
【請求項8】
前記加熱手段は、前記発熱体の温度を検知する温度検知手段を有し、
前記制御手段は、前記電圧検知手段による検知結果と、前記温度検知手段による検知結果に基づく温度勾配と、に基づいて、前記発熱体が前記目標温度に到達するタイミングを取得し、取得したタイミングに基づいて前記画像形成装置に前記画像形成動作の開始を指示することを特徴とする請求項7に記載のシート接着装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記発熱体が前記目標温度に到達するタイミングと、前記画像形成装置が前記画像形成動作を開始してから画像形成が完了した少なくとも2枚目の記録材が前記シート接着装置に到達するまでの時間と、に基づいて、前記画像形成装置に前記画像形成動作の開始を指示することを特徴とする請求項8に記載のシート接着装置。
【請求項10】
前記画像形成装置は、前記画像形成装置及び前記シート接着装置の状態を表示する表示手段を備え、
前記制御手段は、前記発熱体の温度制御を行っている間に、前記発熱体が前記目標温度に到達するまでに前記画像形成装置が画像形成動作を待機している待機期間において、前記表示手段に前記画像形成動作が待機中であることを表示させることを特徴とする請求項7から請求項9のうちのいずれか1項に記載のシート接着装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート接着装置及び画像形成システムに関し、例えば、記録材に形成した接着用のトナー像を加熱溶融し記録材同士を加圧接着して冊子を作製するシート接着装置に関する。
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【背景技術】
【0002】
従来、用紙などの記録材(シート)に形成した接着用のトナー像を加熱溶融し複数の用紙同士を加圧接着して冊子を作製するシート接着装置において、加熱部材内に発熱体を設ける構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。一般的に、この発熱体は、交流電源電圧が入力されることにより温度制御され、接着用のトナー像の加熱溶融による接着時の熱源として用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-209858号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発熱体に交流電源電圧が入力される場合、各国の電力系統、例えば100V系地域と、200V系地域の交流電源に対応するため、100V系地域と200V系地域それぞれに対応した抵抗値を有する個別の発熱体を設けた加熱部材を製造する必要がある。このため、100V仕様と200V仕様の2種類のシート接着装置を個別に製造しなければならず、製品流通や在庫管理におけるコストアップの要因となる。そこで、安価な構成で交流電源についてユニバーサル対応可能な構成のシート接着装置及びその制御方法の確立が望まれている。
【0005】
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、シート接着装置を安価な構成で入力される交流電源電圧の系統に応じたユニバーサル仕様とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
【0007】
(1)記録材に接着用のトナー像を含む画像形成動作を行う画像形成装置に接続可能な接続手段と、前記接続手段を介して交流電源から電力を供給されて発熱する発熱体を有し、前記接着用のトナー像を加熱溶融させて複数の記録材同士を接着するための加熱手段と、前記発熱体の温度制御を行う制御手段と、を備え、複数の記録材同士を接着して冊子を作製するシート接着装置であって、前記発熱体は、第1電圧又は前記第1電圧とは異なる第2電圧の交流電圧が入力され、前記制御手段は、前記交流電圧が前記第1電圧か前記第2電圧かに基づいて前記発熱体への電力供給の制御を切り替えることを特徴とするシート接着装置。
【0008】
(2)記録材に接着用のトナー像を含む画像形成動作を行う画像形成装置に接続可能な接続手段と、前記接続手段を介して交流電源から電力を供給されて発熱する発熱体を有し、前記接着用のトナー像を加熱溶融させて複数の記録材同士を接着するための加熱手段と、前記発熱体の温度制御を行う制御手段と、を備え、複数の記録材同士を接着して冊子を作製するシート接着装置であって、前記発熱体は、第1電圧又は前記第1電圧とは異なる第2電圧の交流電圧が入力され、前記制御手段は、前記交流電圧が前記第1電圧か前記第2電圧かに基づいて前記発熱体の抵抗値を切り替えることを特徴とするシート接着装置。
【0009】
(3)前記画像形成装置と、前記(1)又は前記(2)に記載のシート接着装置と、を備えることを特徴とする画像形成システム。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、シート接着装置を安価な構成で入力される交流電源電圧の系統に応じたユニバーサル仕様とすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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