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公開番号2025086825
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023201136
出願日2023-11-28
発明の名称通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04W 72/512 20230101AFI20250602BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 本発明はパケットナンバーやリプレイカウンタが通常のデータ向けであるか低遅延データ向けであるかを示すための効果的な手段を定めることを目的とする。
【解決手段】 通信装置は、IEEE802.11規格に準拠するヘッダとペイロードを有するMACフレームを生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された前記MACフレームを送信する送信手段と、を有し、前記生成されたMACフレームの前記ペイロードに含まれるデータが、低遅延の通信が要求されるデータであるか否かを示す情報を、前記MACフレームの前記ヘッダに含めることを特徴とする。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
通信装置であって、
IEEE802.11規格に準拠するヘッダとペイロードを有するMACフレームを生成する生成手段と、
前記生成手段によって生成された前記MACフレームを送信する送信手段と、を有し、
前記生成されたMACフレームの前記ペイロードに含まれるデータが、低遅延の通信が要求されるデータであるか否かを示す情報を、前記MACフレームの前記ヘッダに含めることを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ヘッダはMACヘッダであり、前記MACヘッダのFrame Controlフィールドに、前記データが低遅延の通信が要求されるデータであるか否かを示す情報を含めることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記Frame ControlフィールドのTypeサブフィールドとSubtypeサブフィールドに、前記データが低遅延の通信が要求されるデータであるか否かを示す情報を含めることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記ヘッダはCCMPヘッダであり、前記CCMPヘッダに含まれる1つのフィールドに、前記データが低遅延の通信が要求されるデータであるか否かを示す情報を含めることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
前記CCMPヘッダはMACヘッダの後ろに位置することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
【請求項6】
前記ヘッダはMACヘッダであり、前記MACヘッダのHT Controlフィールドに、前記データが低遅延の通信が要求されるデータであるか否かを示す情報を含めることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項7】
前記HT ControlフィールドのControl IDにおいて、IEEE802.11be規格より後の規格に関する値が設定された場合、Control Informationサブフィールドに、前記データが低遅延の通信が要求されるデータであるか否かを示す情報を含めることを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
【請求項8】
前記MACフレームは、低遅延の通信が要求されるデータの処理に用いるパケットナンバーの情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項9】
通信装置であって、
IEEE802.11規格に準拠したヘッダとペイロードを有するMACフレームを受信する受信手段と、
前記受信した前記MACフレームの前記ヘッダの情報を基に前記受信したデータが低遅延の通信が要求されるデータであるか否かを判定する判定手段と、
を有する、
ことを特徴とする通信装置。
【請求項10】
前記受信手段により前記受信したデータが、前記判定手段により低遅延の通信が要求されるデータであると判定した場合、
前記受信したデータを、低遅延の通信が要求されないデータより先に処理を行うことを特徴とする請求項9に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信を行う通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
無線LAN(Local Area Network)に関する通信規格として、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11シリーズ規格が知られている。IEEE802.11シリーズ規格には、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be等の規格が含まれる。IEEE802.11be規格やその後継規格では、複数のアクセスポイント装置(以下、単にAPとも呼ぶ)を協調動作することで通信の効率やスループットを高めること、遅延を低減することが検討されている。
【0003】
また、特許文献1には、低遅延が要求されるデータの通信に利用できる期間を設け、当該期間において低遅延が要求されるデータの送信を行うR-TWT(Restricted Target Wake Time)という技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2022/0070772号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述したR-TWTという技術では定常的に発生するデータをスケジュールされた期間で送信する場合のレイテンシを削減することができる。
【0006】
一方、低遅延が要求されるデータが前述のスケジュールされた期間外において発生する場合もある。これらのデータを低遅延で送信するためにはR-TWTとは異なる技術を用いて優先的な送信を実現する必要がある。
【0007】
そして、11beの後継規格として検討されている11bn、またはUltra High Reliability(UHR)規格では、低遅延が要求されるデータを、低遅延が要求されない通常のデータに割り込む処理を行うプリエンプションの技術について議論されている。プリエンプション技術の一つとして、低遅延が要求されるデータを送信する際に、専用のパケットナンバーやリプレイカウンタを用いることで、低遅延が要求されるデータを通常のデータより先に処理することが考えられる。
【0008】
前述の通り、低遅延が要求されるデータにおいてパケットナンバーやリプレイカウンタを通常のデータとは区別して専用のものを持つことで、データを速やかに処理することが可能となる。しかしそのパケットナンバーやリプレイカウンタが、通常のデータ向けのものであるか、低遅延が要求されるデータ向けのものであるかを識別する手段が存在しなかった。
【0009】
上記課題を鑑み、本発明はパケットナンバーやリプレイカウンタが通常のデータ向けであるか低遅延データ向けであるかを示すための効果的な手段を定めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本発明の通信装置は、IEEE802.11規格に準拠するヘッダとペイロードを有するMACフレームを生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された前記MACフレームを送信する送信手段と、を有し、前記生成されたMACフレームの前記ペイロードに含まれるデータが、低遅延の通信が要求されるデータであるか否かを示す情報を、前記MACフレームの前記ヘッダに含めることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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