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公開番号
2025086780
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-09
出願番号
2023201064
出願日
2023-11-28
発明の名称
検知装置
出願人
公益財団法人鉄道総合技術研究所
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
E21D
11/00 20060101AFI20250602BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約
【課題】不連続箇所を監視対象として、簡易な構成で、暗所や高所であっても早期に変位の進行を検知することができるようになる検知装置を提供する。
【解決手段】不連続箇所M3の変位の進行を検知させる検知装置1である。
そして、不連続箇所に跨って配置される導電性のアーム部2と、アーム部の通電状態を報知するライト3と、アーム部を含めて電気回路を形成する回路本体部4と、電源部5とを備えている。ここで、電気回路は、不連続箇所に所定値以上の変位が生じたときにアーム部と回路本体部とが離隔して切断される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
不連続箇所の変位の進行を検知させる検知装置であって、
前記不連続箇所に跨って配置される導電性の架橋部と、
前記架橋部の通電状態を報知する報知部と、
前記架橋部を含めて電気回路を形成する回路本体部と、
電源部とを備え、
前記電気回路は、前記不連続箇所に所定値以上の変位が生じたときに前記架橋部と前記回路本体部とが離隔して切断されることを特徴とする検知装置。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記架橋部は、前記回路本体部の端部領域の任意の位置に対して接触可能となるように取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の検知装置。
【請求項3】
前記架橋部は、前記不連続箇所に隣接する位置に取り付けられる固定用治具によって固定されることを特徴とする請求項2に記載の検知装置。
【請求項4】
前記不連続箇所は、トンネルの円弧板状のセグメントの境界であって、
前記架橋部は、変位の検知対象とするセグメントに固定されるとともに、トンネル周方向で隣接するセグメントに取り付けられた前記回路本体部の端部領域に対して張り出されるアーム部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の検知装置。
【請求項5】
前記報知部は、前記架橋部の通電時に点灯するライトであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の検知装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、継目やひび割れなどの不連続箇所の変位の進行を検知させる検知装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1-3に開示されているように、トンネル内空をレーザー距離計や3Dスキャナによって測定することで、トンネルの覆工コンクリートの時間経過に伴う変位を監視することが行われている。
【0003】
また、特許文献4には、トンネルの覆工に対して、はしご型に配置した導電塗料の回路の抵抗変化でひび割れ位置を検知するトンネルのひび割れ位置検知システムが開示されている。一方、特許文献5には、繊維強化プラスチックの変色により相対変位を検知するコンクリート構造物の相対移動検知方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-66168号公報
特開2023-036152号公報
特開2022-119123号公報
特開2009-031189号公報
特開2015-108240号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1-3のようにレーザー距離計や3Dスキャナにより変位を測定する方法では、計測器が大きくなって建築限界を支障する可能性があったり、時間間隔をおいて行われる計測時にしか変位の発生を把握できなかったりする。
【0006】
また、特許文献4のように連続面から不連続面の変化を検知するシステムでは、どこに変位が発生するかが分からないため、監視対象が広くなり、装置などの設置や維持管理に手間やコストがかかる。
【0007】
さらに、特許文献5のように繊維強化プラスチックの変色によって相対変位を検知する方法では、トンネルのように暗所や高所に監視対象が存在する場合に視認が困難になり、変位の発生を見逃すおそれがある。
【0008】
そこで、本発明は、不連続箇所を監視対象として、簡易な構成で、暗所や高所であっても早期に変位の進行を検知することができるようになる検知装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するために、本発明の検知装置は、不連続箇所の変位の進行を検知させる検知装置であって、前記不連続箇所に跨って配置される導電性の架橋部と、前記架橋部の通電状態を報知する報知部と、前記架橋部を含めて電気回路を形成する回路本体部と、電源部とを備え、前記電気回路は、前記不連続箇所に所定値以上の変位が生じたときに前記架橋部と前記回路本体部とが離隔して切断されることを特徴とする。
【0010】
ここで、前記架橋部は、前記回路本体部の端部領域の任意の位置に対して接触可能となるように取り付けられる構成とすることができる。また、前記架橋部は、前記不連続箇所に隣接する位置に取り付けられる固定用治具によって固定される構成とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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