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公開番号
2025086619
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-09
出願番号
2023200711
出願日
2023-11-28
発明の名称
航空機監視システム及び保守作業の設定方法
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06Q
10/20 20230101AFI20250602BHJP(計算;計数)
要約
【課題】適切で効率的な保守作業を設定する。
【解決手段】航空機の状態を監視して、前記航空機に要される保守作業を設定する制御部を備える航空機監視システムにおいて、前記制御部は、前記航空機の状態を監視して得られるモニタリング情報を取得するステップと、前記航空機に使用される部品の状態の情報である部品情報を取得し、前記モニタリング情報と前記部品情報とに基づいて、前記航空機に要される前記保守作業の項目を抽出して設定するステップと、を実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
航空機の状態を監視して、前記航空機に要される保守作業を設定する制御部を備える航空機監視システムにおいて、
前記制御部は、
前記航空機の状態を監視して得られるモニタリング情報を取得するステップと、
前記航空機に使用される部品の状態の情報である部品情報を取得し、前記モニタリング情報と前記部品情報とに基づいて、前記航空機に要される前記保守作業の項目を抽出して設定するステップと、を実行する航空機監視システム。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記保守作業の項目を抽出して設定するステップにおいて、
前記部品情報に基づいて、前記部品に対応付けられた異常・予兆に対して実施される前記保守作業を抽出し、
前記モニタリング情報に基づいて、前記異常・予兆が発生したか否かを判定し、
前記異常・予兆が発生したと判定した場合、前記異常・予兆に対応付けられる前記保守作業を設定する請求項1に記載の航空機監視システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記保守作業の項目を抽出して設定するステップにおいて、
前記部品情報に基づいて、前記部品に対応付けられた定期的に実施される前記保守作業を抽出し、
定期的に実施される前記保守作業の時期的要件を満たしたか否かを判定し、
前記時期的要件を満たしたと判定した場合、定期的に実施される前記保守作業を設定する請求項1に記載の航空機監視システム。
【請求項4】
前記制御部は、
前記部品が使用開始初期に前記保守作業を要する部品である場合、前記時期的要件が使用開始初期であると判定すると、前記部品に対応付けられた前記保守作業の優先度が高くなるように設定する請求項3に記載の航空機監視システム。
【請求項5】
前記制御部は、
前記部品が消耗品である場合、前記時期的要件が安定運用期であると判定すると、許容される前記部品の消耗前に、前記部品に対応付けられた前記保守作業の優先度が高くなるように設定する請求項3に記載の航空機監視システム。
【請求項6】
航空機の状態を監視して、前記航空機に要される保守作業を設定する航空機監視システムによって実行される保守作業の設定方法であって、
前記航空機監視システムが、
前記航空機の状態を監視して得られるモニタリング情報を取得するステップと、
前記航空機に使用される部品の状態の情報である部品情報を取得し、前記モニタリング情報と前記部品情報とに基づいて、前記航空機に要される前記保守作業の項目を抽出して設定するステップと、を実行する保守作業の設定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、航空機監視システム及び保守作業の設定方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、機器の状態に係る情報を取得し、取得した機器の状態から正常か否かを判定し、正常でない(異常である)場合、機器の状態に関連付けられた保全作業を出力する保全作業支援システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-145052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、保守作業の対象となる航空機は部品点数が多いことから、航空機を監視することで得られるモニタリング情報のみに基づいて保守作業の項目を選定しようとすると、選定する保守作業の項目の選択肢が多くなってしまったり、所定の保守作業において不要な整備工程を実施したりすることになる。このため、モニタリング情報のみに基づく保守作業の設定では、効率の良い航空機の保守作業を計画することが困難であった。
【0005】
そこで、本開示は、適切で効率的な保守作業を設定することができる航空機監視システム及び保守作業の設定方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の航空機監視システムは、航空機の状態を監視して、前記航空機に要される保守作業を設定する制御部を備える航空機監視システムにおいて、前記制御部は、前記航空機の状態を監視して得られるモニタリング情報を取得するステップと、前記航空機に使用される部品の状態の情報である部品情報を取得し、前記モニタリング情報と前記部品情報とに基づいて、前記航空機に要される前記保守作業の項目を抽出して設定するステップと、を実行する。
【0007】
本開示の保守作業の設定方法は、航空機の状態を監視して、前記航空機に要される保守作業を設定する航空機監視システムによって実行される保守作業の設定方法であって、前記航空機監視システムが、前記航空機の状態を監視して得られるモニタリング情報を取得するステップと、前記航空機に使用される部品の状態の情報である部品情報を取得し、前記モニタリング情報と前記部品情報とに基づいて、前記航空機に要される前記保守作業の項目を抽出して設定するステップと、を実行する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、適切で効率的な保守作業を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係るモニタリングシステムの図である。
図2は、本実施形態に係るモニタリングシステムを機能的に示した説明図である。
図3は、本実施形態に係る保守作業の設定方法に関するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本開示に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの開示が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせることも可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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